私たち塾講師は生徒一人ひとりと向き合って、志望校合格に向けて最善を尽くします。
受験勉強中は、ときに困難に直面したり、気持ちが沈んでしまうこともあると思います。
それを乗り越えて自分の可能性に挑戦していくことが入試の大きな意義です。
生徒たちにとっては人生で初めて訪れる試練です。それを全力でサポートしたいと考えています。

今回は高校合格発表後に、ある教室の室長が生徒向けに書いた手紙を紹介します。

中3生の皆さん

あなたたちには、本当に感謝の気持ちしかありません。
最後まで精一杯がんばってくれたこと、自分の限界に挑戦してくれたことは、先生たちの誇りです。
本当にありがとうございました。

私は皆さんの「これからの10年」を見据えて指導してきたつもりです。
入試はただの勉強ではありません。それは思考力、判断力、表現力、想像力、忍耐力など、あらゆる力を養うための方法です。経験した人にしか得られないものがたくさんあると思います。
皆さんは入試を通して、本当に頼もしいほど成長しました。皆さんはすでに、困難に打ち勝つ力を身につけ、そして自分を最大限に高める方法を知っています。だからこれから先、どんなことが待ち受けていようとも、きっと乗り越えて行けるはずです。

これからの10年―
かつてないスピードで、世界はめまぐるしく変わっていきます。
それぞれの想いを胸に、「自分らしく」「力強く」前に進んで行ってください。
皆さんの高校での活躍を心から願っています。