上手に活用しよう。学費補助金。
今回のブログでは、これから高校に進学する皆さんのため、現在話題となっている「2020年私立高校授業料実質無償化」について紹介します。
【全国で適用される支援金制度について】
2010年から始まった国の「高等学校等就学支援金制度」については皆さんも耳にしたことがあるかと思います。国公私立問わず高等学校等に通う、一定の所得要件を満たす世帯に対して、授業料のための支援金を支給をする制度です。2020年4月の制度改正により、高等学校等就学支援金の支給上限額39万6,000円となり、対象となる世帯にとっては私立高校の授業料も実質無償となりました。
詳しくは、下記のURLをご覧ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1342674.htm
【自治体ごとの支援金制度について】
私立高校によっては授業料が高等学校等就学支援金の支給上限額を上回る場合があります。また、入学金など授業料以外の学費が負担となる場合もあります。そこで、各都道府県では、国の高等学校等就学支援金に上乗せする形で独自の支援制度を設けています。
詳しくは、下記のURLをご覧ください。
①神奈川県 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3e/jyosei/gakuhisien/gakuhihojyo.html
②東京都 https://www.shigaku-tokyo.or.jp/pa_jugyoryo.html
③千葉県 https://www.pref.chiba.lg.jp/gakuji/shiritsutou/gakuhi-josei/index.html
④埼玉県 https://www.pref.saitama.lg.jp/a0204/fubofutan2.html
高校生を対象とした国や自治体の学費補助制度は近年ますます充実してきています。
これまでは学費の面で私立高校への進学を断念していた受験生にも志望校の選択の幅が広がってきています。
こうしたことを踏まえつつ、是非、納得のいく受験をしていってください。