コラム
成績の見方③ ~模擬試験~
小中学部
公開日:2021年02月19日
塾で実施している模擬試験は、偏差値で現状の学力を把握していくものです。それと同時に自分の苦手を把握し、次回のテストに活かしていくためのものです。
(1) 模試と学校の定期テストの違い
中1になって初めて模試を受けた生徒は口々に「難しかった」といいます。範囲も広く、難度の高い応用問題が多数出題されるため、平均点は低くなります。平均が50点くらいの模試も珍しくありません。
中学校の定期テストと比べても塾の模試は難しいです。よって、定期テストで90点、80点を取る生徒が模試で60点しか取れなかった、というようなことは起こります。点数だけを見て判断はできません。そこで「偏差値」を見ます。
(2) 偏差値のめやす
偏差値を見るときに臨海の入試情報誌をご覧になる方も多いかと思いますが、そこに記載されている高校の偏差値目安と、塾での模試の偏差値の見方は若干異なります。偏差値は簡単に言うと「平均との差」で決まるため、その模試を受験している生徒の層によってつき方が変わります。
(1) 模試と学校の定期テストの違い
中1になって初めて模試を受けた生徒は口々に「難しかった」といいます。範囲も広く、難度の高い応用問題が多数出題されるため、平均点は低くなります。平均が50点くらいの模試も珍しくありません。
試験範囲 | 受験者層 | 応用問題の比率 | 難易度 | |
塾の模擬試験 | 広い | 臨海などの塾に通う生徒 | 多い | ★★★★★ |
中学校の定期テスト | 狭い | 中学校の生徒 | 模試に比べ少ない | ★★★☆☆ |
中学校の定期テストと比べても塾の模試は難しいです。よって、定期テストで90点、80点を取る生徒が模試で60点しか取れなかった、というようなことは起こります。点数だけを見て判断はできません。そこで「偏差値」を見ます。
(2) 偏差値のめやす
偏差値を見るときに臨海の入試情報誌をご覧になる方も多いかと思いますが、そこに記載されている高校の偏差値目安と、塾での模試の偏差値の見方は若干異なります。偏差値は簡単に言うと「平均との差」で決まるため、その模試を受験している生徒の層によってつき方が変わります。
模試の種類 | 受験者層 | 偏差値のつき方 |
入試情報誌の偏差値 | 塾に通っていない生徒も含む | 平均の基準が下がり、偏差値が高くつきやすい |
臨海で実施する模試 | 塾に通っている生徒のみ | 平均の基準が上がり、偏差値が低くつきやすい |
よって、中学校のテストでは平均(=偏差値50)を取ることができても、塾の模試で平均(=偏差値50)をとることはなかなか難しいのです。逆に言えば、偏差値50が取れなくても「真ん中より下か...」と落ち込む必要はありません。塾の模試の偏差値は以下を目安にご覧ください。
臨海では過去の膨大なデータを元に進路指導をしていきます。
ご不明な点がありましたら室長までお尋ねください!
塾内模試の偏差値 | コメント |
偏差値60以上 | 現状、トップレベルの学力だと言えます! |
偏差値55~60 | 基礎はできています。応用力をつけてトップ校に挑戦! |
偏差値50前後 | 受験者の平均です。模試で偏差値50を取るのはなかなか難しいものです。 |
偏差値40~45 | ここが中学校での平均点くらいです。 |
偏差値40以下 | ここから頑張りましょう。 |
臨海では過去の膨大なデータを元に進路指導をしていきます。
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