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2019年(令和1年)10月号_神奈川県公立高校入試版

公開日:2019年10月01日

【神奈川県公立高校入試のQ&A】

「ペンギン入試レポート10月号(神奈川県公立高校入試版)」では、神奈川県公立高校入試について、県教育委員会から発表されているQ&Aを取りまとめました。ぜひ、ご確認いただき、お役立てください。

臨海セミナーでは、今後も受験生の入試に関する意識を高めるよう、迅速で正確な入試情報提供に努めてまいります。また、定期テスト対策・入試対策を入念におこない、合格をつかむために欠かせない確実な得点力を身につけられるよう、懸命に学習指導にあたってまいります。志望校合格という15歳の大きな夢の実現に向けて、講師一同、通常授業・進路指導・入試対策を含め、精いっぱいの指導をさせていただきます。

入試に関するご質問・ご相談がございましたら、臨海セミナーの各教室まで遠慮なくお問い合わせください。

Q1:2020年度入学者選抜の日程を教えてください。

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Q2:県公立高等学校の募集定員を教えてください。

2020年度入学者選抜の募集定員については、例年10月頃に県教育委員会より発表となります。発表され次第、ペンギン入試レポートにてお知らせいたします。

Q3:神奈川県の公立高等学校の全日制の課程に志願するにはどのような条件があるのですか?

平成17年4月1日以前に出生し、令和2年3月31日までに中学校を卒業または卒業見込みの人(これに準ずると認められた人を含みます。)で、志願者とその保護者が神奈川県内に住んでいる場合(令和2年4月1日までに神奈川県内に志願者とその保護者が転居見込み等で神奈川県教育委員会教育長の承認を受けた場合を含む。)に志願できます。

Q4: 神奈川県内に住んでいれば、どの公立高等学校へも志願できるのですか?

県立の高等学校と横須賀市立の高等学校には学区はなく、県内のどこからでも志願できます。横浜市立および川崎市立の高等学校については、原則としてそれぞれの市内を学区とします。

ただし、横浜市立の高等学校においては、横浜商業高等学校(別科を含む全学科)、戸塚高等学校単位制普通科音楽コース(全日制)、横浜サイエンスフロンティア高等学校および戸塚高等学校(定時制)は学区がありません。また、川崎市立の高等学校においては、全日制・定時制とも専門学科の高等学校は学区がありません。

なお、学区がある高等学校においても、学区外から入学できる人数の制限はありますが、学区外からの志願も可能です。

Q5:「共通選抜」とは、どのような選抜ですか?

すべての公立高等学校のすべての課程で実施し、学力検査(原則、全日制では5教科、定時制では3教科)および面接を「共通の検査」として実施します。また、各校の特色に応じて、総合的な能力や特性をみる検査として「特色検査」を実施する高等学校があります。

実施したすべての検査の結果と調査書の評定を資料とし、各校の特性や受験者の個性を生かせるよう、各校がそれぞれの取り扱い比率を設定し、算出した数値により選考します。

なお、クリエイティブスクールと通信制の課程では学力検査は実施せず、クリエイティブスクールでは面接および特色検査(自己表現検査)を、通信制の課程では面接または作文を実施し、調査書とあわせて総合的に選考します。

また、全日制と夜間以外の定時制の課程では募集定員のすべてを募集し、夜間の定時制と通信制の課程では募集定員の80%を募集します。

Q6:「定通分割選抜」とは、どのような選抜ですか?

 「定通分割選抜」は、共通選抜の後に夜間の定時制と通信制の課程で実施する選抜です。定時制の課程は、共通選抜と同様、学力検査(3教科(英国数))および面接を実施し、特色検査を実施する場合もあります。実施したすべての検査の結果と調査書の評定を資料とし、各校が設定した比率により算出した数値を用いて選考します。通信制の課程は、面接または作文を実施し、調査書とあわせて総合的に選考します。

なお、募集人員は募集定員から共通選抜の募集人員を差し引いた人員ですが、共通選抜の募集人員を満たしていない場合は、その人員も加えて募集します。

また、定通分割選抜および定通分割選抜の二次募集において、定時制と通信制の課程を同時に志願することはできません。

Q7:「調査書」とは、どのようなものですか?

中学校が作成する書類で、学習の記録と中学校での活動等の記録が記載されています。学習の記録の欄に記載されている2、3年生の評定については、選考の際に資料として使用します。諸活動の記録や所見欄等に記載されている内容については、面接の際の参考資料とします。

Q8:「選考基準」とは、どのようなものですか?

各高等学校が各校の特色を踏まえ、実施する検査、選考の際のそれぞれの資料の扱い方および面接等の評価の観点を示したものです。

2020年度入試の各高等学校の選考基準は、ペンギン入試レポート6月臨時号にてお知らせしました。


Q9:調査書と学力検査の重点化とは、どのようなことですか?

例えば「中学校での英語の評定を2倍」、「学力検査の英語の得点を1.5倍」などのように、特定の教科の中学校の評定や学力検査の得点に対して、2倍までの範囲で重みをおくことです。

調査書の評定は、各教科の[(第2学年の評定)+(第3学年の評定)×2]の数値を3教科まで重点化でき、学力検査の結果は2教科まで重点化することができます。

※重点化の内容に関しても、Q8でご紹介した「選考基準」に掲載されています。

Q10:学力検査はすべての学校で同じ問題ですか?

全日制の課程と定時制の課程では異なる問題で実施します。全日制では、5教科ともすべての学校が同じ問題で実施します。定時制では、実施する3教科(英国数)についてすべての学校が同じ問題で実施します。

Q11:学力検査の出題の範囲や内容はどうなっていますか?

出題の範囲は、中学校学習指導要領に定める各教科の内容です。「基礎的・基本的な知識及び技能」と、それらを活用して課題解決を図っていくための「思考力、判断力、表現力その他の能力」を中心に把握します。

Q12:学力検査の各教科の満点や検査時間はどうなっていますか?

共通選抜は、全日制・定時制とも、各教科の満点は100点、検査時間は50分です。なお、定通分割選抜では、各教科の満点は50点、検査時間は30分です。

Q13:「特色検査」とは、どのような検査ですか?

高等学校が共通の検査以外に各校の特色に応じて実施することができる検査で、学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみる検査です。その結果は選考資料の一部として活用されます。

Q14:「特色検査」には、どのような検査がありますか?

特色検査は、実技検査と自己表現検査とあり、次のような内容となります。

実技検査

実技検査与えられた題材のデッサン、口頭による英問英答、スポーツ種目の技能検査、楽器の演奏など、それぞれの高等学校の特色に応じた内容となります。

自己表現検査

与えられたテーマに基づくスピーチによる発表、指定したテーマについてのグループ討論、中学校までの学習を教科横断的に活用して設問に対する答えや考えの記述など、それぞれの高等学校で設定した内容となります。

Q15:「特色検査」の自己表現検査を共通問題と共通選択問題で実施する学校はどこですか?

学力向上進学重点校4校(県立横浜翠嵐高等学校、県立柏陽高等学校、県立湘南高等学校および県立厚木高等学校)および学力向上進学重点校エントリー校13校(県立川和高等学校、県立希望ケ丘高等学校、県立横浜平沼高等学校、県立光陵高等学校、県立横浜緑ヶ丘高等学校、県立多摩高等学校、県立横須賀高等学校、県立鎌倉高等学校、県立茅ヶ崎北陵高等学校、県立平塚江南高等学校、県立小田原高等学校、県立大和高等学校および県立相模原高等学校)のあわせて17校で実施される自己表現検査は、共通問題と共通選択問題を用いて実施します。

Q16:追検査とは、どのような検査ですか?

追検査とは、インフルエンザの罹患等、やむを得ない事情により一般募集(共通選抜)、特別募集(インクルーシブ教育実践推進校特別募集を除く)および中途退学者募集における学力検査を受験できなかった志願者並びに連携募集(県立光陵高等学校は除く)およびインクルーシブ教育実践推進校特別募集における面接を受験できなかった志願者の中で、追検査を希望する者を対象として実施する検査です。

Q17:面接や特色検査の追検査は実施するのですか?

連携募集(県立光陵高等学校は除く)およびインクルーシブ教育実践推進校特別募集における面接のみ実施します。

Q18:第2希望まで志願できるのは、どのようなときですか?

農業、工業、商業および水産に関する学科を置く高等学校の専門学科を志願するとき、同じ高等学校に設置された同じ課程の別の学科(コース)を第2希望として志願できます。(ただし、同じ『○○に関する学科』の中の学科に限ります)

また、横浜市立戸塚高等学校において、同じ学科の別のコースを第2希望として志願できます。横浜市立横浜商業高等学校の別科も同様に第2希望の志願ができます。

県立横浜明朋高等学校と県立相模向陽館高等学校、横浜市立横浜総合高等学校、川崎市立川崎高等学校の定時制の課程では、同じ学科の別の部を第2希望として志願できます。県立相模向陽館高等学校の在県外国人等特別募集においても、同じ学科の別の部を第2希望として志願できます。県立横浜国際高等学校において、国際科(国際バカロレアコースを除く)および国際科国際バカロレアコースのそれぞれについて他のコース等を第2希望として志願できます。

Q19:県立横浜国際高等学校の募集は、どのような募集ですか?

すべての公立高等学校のすべての課程で実施し、学力検査(原則、全日制では5教科、定時制では3教科)および面接を「共通の検査」として実施します。また、各校の特色に応じて、総合的な能力や特性をみる検査として「特色検査」を実施する高等学校があります。

実施したすべての検査の結果と調査書の評定を資料とし、各校の特性や受験者の個性を生かせるよう、各校がそれぞれの取り扱い比率を設定し、算出した数値により選考します。

なお、クリエイティブスクールと通信制の課程では学力検査は実施せず、クリエイティブスクールでは面接および特色検査(自己表現検査)を、通信制の課程では面接または作文を実施し、調査書とあわせて総合的に選考します。

また、全日制と夜間以外の定時制の課程では募集定員のすべてを募集し、夜間の定時制と通信制の課程では募集定員の80%を募集します。

Q20:「国際科」および「国際科国際バカロレアコース」を志願する際に、もう一方を第2希望とすることはできますか?

「国際科」および「国際科国際バカロレアコース」のどちらかを第1希望または第2希望として志願することができます。

Q21:「国際科国際バカロレアコース」の検査は、「国際科」の検査と違いがありますか?

一般募集において「国際科国際バカロレアコース」を第1希望とする受験者は、「国際科」と共通する学力検査、面接および特色検査(実技検査)に加え、「特色検査(自己表現検査)」を受けます。また、海外帰国生徒特別募集において「国際科国際バカロレアコース」を第1希望とする受験者は、「国際科」と共通する学力検査(英国数)、作文、面接に加え、「特色検査(実技検査および自己表現検査)」を受けます。
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