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2019年(令和元年)5月号_埼玉県公立高校入試版

公開日:2019年05月01日

【埼玉県公立高校入試制度を知ろう】

「ペンギン入試レポート5月号(埼玉県公立高校入試版)」では、2020年度公立高校入試の日程、および入試制度をまとめました。早い時期から入試の仕組みを知り、意識を高めることができるかどうかで結果は大きく変わります。ぜひ、ご一読いただきお役立てください。

高校入試で合格を勝ち取ることができるよう、臨海セミナー職員一同できる限りの指導をさせていただきます。入試に関するご相談などがございましたら、ご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。

1. 埼玉公立高校の2020年度入試 スケジュール

penrepo_s_201905_table1.png

※急病等やむを得ない事情により、学力検査を受験できなかった志願者を対象として実施する。

2. 公立入試制度について

埼玉県公立高校は、2段階選抜を採用しています。第1次選抜では募集人員の60~80%を、第2次選抜で残りの20~40%を選抜します。高校によっては第3次選抜を行います。

①選抜資料の扱いについて

埼玉県公立高校入学者選抜では、選抜は加算方式で行われます。学力検査の得点・調査書の得点、そして一部の学校では実技または面接の得点を使います。
学力検査の結果は、各教科100点満点の5教科500点満点となり、専門学科などでは傾斜配点を行う高校もあります。調査書の結果は、いわゆる内申となる学習の記録の得点、特別活動等の得点を各高校が定める基準に従って算出・合計したものです。また、専門学科では実技検査や面接を行う場合があります。
各高校で傾斜配点を行うかどうか、調査書の点数化の基準、実技検査・面接の有無に関しても、選考基準であらかじめ発表されます。発表は例年、選抜の詳細については7月、募集人員については10月発表となっております。発表があり次第、「ペンギン入試レポート」を配信いたしますのでご期待ください。

②選抜方法

埼玉県公立高校入学者選抜は、学力検査の得点・調査書の得点・実技または面接の得点に、各高校で定めた定数をかけて求められる得点の合計点が高い順に合格を出します。
第1次選抜では、「学力検査の得点」:「調査書の得点」の比率が4:6~6:4の範囲内になるように、第2次選抜では3:7~7:3の範囲内になるように各高校が設定します。
2019年度入試で実施されたある高校(県立A高校)の選抜基準をもとに、詳しく選抜のしくみを見ていきましょう。

penrepo_s_201905_table2.png

例 Aくん 調査書の評定は 中1 27/45、中2 27/45、中3 36/45

○調査書

学習の記録の得点:27×1+27×1+36×3=162点
特別活動の記録の得点:30点
その他の項目の得点:3点

○学力検査 340点

例 Bくん 調査書の評定は 中1 27/45、中2 36/45、中3 27/45

○調査書

学習の記録の得点:27×1+36×1+27×3=144点
特別活動の記録の得点:30点
その他の項目の得点:3点

○学力検査 370点

例 Cくん 調査書の評定は 中1 36/45、中2 36/45、中3 36/45

○調査書

学習の記録の得点:36×1+36×1+36×3=180点
特別活動の記録の得点:30点
その他の項目の得点:3点

○学力検査 400点

第1次選抜

第1次選抜上位75%ラインの得点が680点とすると...
Aくん (162+30+3)×1.5+340=632.5点 → 不合格
Bくん (144+30+3)×1.5+370=635.5点 → 不合格
Cくん (180+30+3)×1.5+400=719.5点 → 合格

AくんとBくんは、第1次選抜不合格のため、第2次選抜にまわることになります。

第2次選抜

第2次選抜上位25%ラインの得点が730点とすると...
Aくん (162+30+3)×2+340=730点 → 合格
Bくん (144+30+3)×2+370=724点 → 不合格

調査書の学習の記録の得点は1年や2年の評定に対して、3年の評定を2倍や3倍にするなどして重視する傾向にあります。

上記の例では、3年の評定を3倍しているため、AくんとBくんは3年間の評点の合計が同じですが、3年で高い評定を取っているAくんの方が高い得点が選抜に採用されています 。また、調査書の得点と学力検査の得点のどちらを重視する高校を受験するかによっても結果は大きく変わってきます。上記の県立高校AではBくんが第2次選抜で不合格となっていますが、学力検査の得点はAくんよりも高いため、学力検査の得点を調査書の得点より重視する高校を受験した場合、合格の可能性は高くなります。
学習の記録の得点の学年比だけでなく、第1次選考や第2次選考における学力検査に対する調査書の配点から、自分に有利な学校をよく見定めることが求められます。旧学区のトップ校は軒並み学力検査の結果を重視しており、内申の 評定がとれていなくとも合格するケースが多く見られます。

3. 志願先変更について

志願先変更の機会は1回のみです 。

志願先変更期間内に1回に限り志願先を変更することができます。同じ高校の学科間の変更や第2志望の学科だけを変更する場合についても、志願先変更と同様に志願先変更期間内に1回に限り変更することができます。ただし、先に志願していた高校から志願先変更証明書を交付された後(変更で必要な手続きが終了した後)は、その志願先変更を取り消すことはできません。予定していた変更先高校で手続きを行ってください。

4. 第2志望制について

複数の学科やコースなどがある学校では第2志望が認められている場合があります。

原則として第2志望の判定は第2次選抜で行われます。理数科第1志望・普通科を第2志望とすると、第1次選抜は理数科のみで判定し、不合格の場合は、第2次選抜で 理数科と普通科の両方で判定を行います。
理数科・普通科ともに第2次選抜の定員内であれば理数科合格となりますが、理数科は定員外・普通科が定員内の場合は、普通科合格となります。
第2志望があると、第2次選抜で受験者数が増えるため、実際の倍率は見かけより高くなります。
なお、第2志望制を採択している学校であってもすべての学科において相互に第2志望を認めているとは限りません。例えば2019年度入試の県立越生高校では美術科を第1志望・普通科を第2志望とすることは認められていましたが、その逆は認められていませんでした。
第2志望制の有無に関しては、例年県教委発表の各高校の選抜基準に記載されます 。

5. 学校選択問題について

2017年度入試から、高校の判断により、数学と英語において例外的に問題の一部に応用的な問題を含む学力検査(学校選択問題)が採択可能となりました。
数学と英語のどちらか一方のみ「学校選択問題」を選ぶこともできます。2019年度入試で学校選択問題を採択した高校は下記の表のとおりです。

2019年度「学校選択問題」を実施した高校

浦和(全日制) 浦和第一女子 (全日制) 浦和西 大宮 春日部 春日部女子(全日制) 川口北 川越 川越女子 川越南 熊谷 (全日制 熊谷女子) 熊谷女子 熊谷西 越ヶ谷 (全日制 越谷北) 越谷北 所沢 (全日制) 所沢北 不動岡 和光国際 蕨 さいたま市立浦和

6. 私立併願校について

同レベルの学力の受験生が集まる入試は、わずかな得点ミスにより合格が厳しくなる場合があります。また、入試当日の体調等によって、内申に余裕がある生徒でも実力が出し切れないこともあります。したがって、公立高校が第一志望であったとしても、必ず私立高校を併願で受験するようにしてください。先に私立高校を受験することで入試当日の緊張感に慣れることができますし、先に私立 高校に合格することで気持ちに余裕を持って公立高校入試に臨むことができます。

併願の私立高校は公立高校が不合格となった際に進学することになる高校です。毎年、公立高校合格発表後に併願した私立高校への進学を取り止め、別の私立高校を受験したいという生徒がいます。そのようなことがないよう、必ず事前に学校説明会などに参加し、校風や教育方針等を見極めたうえで、3年間通いたいと思える高校を受験校とするようにしてください。

また、経済的な事情から私立高校への進学が難しく、公立高校のみを受験するというご家庭があります。入学金や学費等に関しては、国や県からの補助金(返還不要)を利用することで進学が可能な場合も少なくありません。経済的な事情により私立高校の受験を迷われている場合には、ご遠慮なくお通いの教室にご相談ください。

7. さいごに

2020年度入試に向けて、埼玉県教育委員会より7月頃に選抜基準、学校選択問題を実施する高校が発表される予定です。
発表があり次第、「ペンギン入試レポート」にてお知らせいたします。
入試で合格をつかむためには、まず調査書の内申点をとれるように中学校の定期テストできっちり点数をとり、宿題や課題などの提出もしっかりと行い 、前向きな姿勢で中学校の授業に取り組む必要があります。臨海セミナーでは常にその重要性について伝えながら学習指導にあたっております。
入試で合格を勝ち 取ることができるよう、志望校合格に向けて、懸命に指導にあたらせていただきます。
十分な情報と入試に出題される内容を的確におさえた授業、なおかつ生徒のやる気を引き出す授業を展開し、生徒の志望校合格という一つの夢の実現を目指してまいります。
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