【令和３年度入試はこう実施された！！】

「ペンギン入試レポート４月号（埼玉県公立高校入試版）」では、令和３年度公立高校入試の結果、および令和４年度公立入試の日程をまとめて掲載しました。早い時期から入試への意識を高めることができるかどうかで結果は大きく変わります。ぜひ、ご一読いただきお役立てください。

高校入試で合格を勝ち取ることができるように、臨海セミナー職員一同、できる限りの応援をさせていただく所存です。入試に関するご相談などがございましたらご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。

１、令和３年３月卒業生進路希望調査結果について

埼玉県教育委員会は、例年県内の中学校卒業予定者の１２月の時点での進路希望状況を調査し、ＨＰで発表しています。令和３年３月卒業予定者の県内公立高校志望者の割合は６５.４％、国私立高校志願者は１８.６％と依然として公立高校進学志向が高いものの、国私立高校志願者も年々増加傾向にあることがうかがえます。

進路希望調査結果　　（単位　％）

２、令和３年度募集について

（１）募集人員
令和３年３月の国公私立中学校卒業予定者数が、昨年に比べ１,４４９名減少したため、公立高校全日制の課程では全体として８４０名の募集人員減となりました。全日制の学校で募集人員に変更があったのは下記の学校です。

■募集人員を減らした学校・学科（※すべて４０名減）

（２）受験状況
令和３年度、全日制の課程では１３９校が入学者選抜を実施しました。入学許可予定者数３６,０４０名に対し、願書締切時の志願者数が３９,４７５名、志願倍率は１.１０倍、志願変更締切後の志願確定者数は３９,３０５名、志願変更前と比べ１７０名減少し、志願確定倍率は１.０９倍でした。学力検査受験者数は３９,１２２名で受験倍率は１.０９倍、入学許可候補者数は３４,６８０名で、実質倍率は１.１３倍となりました。

令和３年度入学者選抜実施状況（全日制の課程）

入学許可予定者数は、募集人員から転勤等に伴う転編入学者の募集人員を除いたものである。

３、学力検査について

令和３年度入試では、新型コロナウイルス感染症の影響により中学校で長期の臨時休業が実施されたことから、中学校学習指導要領の単元の一部が出題範囲から除外されました。出題範囲から除外された内容は下記のとおりです。

４、学校選択問題について

平成２９年度入試から、高校の判断により、数学と英語において例外的に問題の一部に応用的な問題を含む学力検査（学校選択問題）が採択可能となりました。令和３年度入試で学校選択問題を採択した高校は下記のとおりです。

５、令和４年度入試日程

令和４年度入学者選抜は下記の日程で実施されることが確定しています。早くから入試日程を把握することで、入試までの学習計画を立てることができ、学習へのモチベーションも高まります。受験生の皆様はぜひ、ご確認ください。

※急病等やむを得ない事情により、学力検査を受験できなかった志願者に配慮し追検査を実施。

６、令和４年度入試に向けて

入試で合格をつかむためには、まず調査書の内申点をとれるように、学校の定期テストできっちり点数をとり、日々の宿題や提出物などもしっかりとおこなう等、前向きな姿勢で学校の授業に取り組む必要があります。臨海セミナーでは常にその重要性について受験生の皆様にお伝えしながら学習指導にあたっております。

志望校合格という１５歳の一つの大きな夢の実現に向けて、常に正確かつ豊富な入試情報をもとにした進路指導、出題傾向をおさえた授業、受験生のやる気を引き出す授業をおこなってまいります。今後とも、臨海セミナーの学習指導・進路指導にご期待ください。