2019
2019年(令和元年)4月号_東京都立高校入試版
公開日:2019年04月01日
【2019年度入試はこう実施された!】
「ペンギン入試レポート4月号(東京都立高校入試版)」では、2019年度東京都立高校入学者選抜結果についてお知らせします。志望校選びの参考にしてください。「志望校合格」という15歳の大きな夢の実現に向けて、臨海セミナー職員一同、「情熱なき講師は去れ わかるまで教える それが臨海」という方針のもと、精一杯の学習指導・進路指導にあたらせていただきます。
入試に関するご質問やご相談がございましたら、ご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。
1. 志望校調査結果について
東京都教育委員会は例年1月、前年の12月に実施した公立中学校3年生の志望校調査結果を公表しています。2019年度入試の志望校調査結果を見ると、都立全日制志望者の割合は66.91%、私立高校・国立高校・他県公立高校志願者は24.10%と依然として都立高校進学志向が高いものの、国立・私立高校の人気も高まりつつあることがうかがえます。過去5年間の志望校調査結果(単位 %)
※四捨五入の処理により、合計が必ずしも100にならない場合があります。
2. 都立高校推薦入試総括
志望時卒業予定者数に対する東京都立高校推薦入試の応募率は、2019年度入試では30.7%と昨年度を1.9%下回り、過去5年間で最低でした。過去5年間の推薦応募状況
卒業予定者数に占める推薦進学率は11.7%でした。
過去5年間の推薦進学状況
3. 第一次募集・分割前期募集総括
①募集人員2019年3月の都内公立中学校卒業予定者数が、昨年に比べ334名減少したため、全日制の課程では全体として240名の募集人員減となりました。学校別にみると、以下の8校で各1学級の募集人員減、3校で各1学級の募集人員増を行いました。
■募集人員を減らした学校
向丘〔普通〕、日本橋〔普通〕、東〔普通〕、青山〔普通〕、江戸川〔普通〕、東村山西〔普通〕、狛江〔普通〕久留米西〔普通〕
■募集人員を増やした学校
竹早〔普通〕、広尾〔普通〕、東大和〔普通〕
②受験状況
2019年度の第一次募集・分割前期募集の募集人員は全日制の課程では31,619名、昨年度より129名増となりました。最終応募者数は45,216名で応募倍率は1.44倍(昨年度1.50倍)、受験者数は42,719名で受験倍率は1.36倍(同1.43倍)となりました。また、不受験人員は2,331名でした。
全日制第一次募集・分割前期募集受験状況(単位:名)
4. 評定状況の調査結果
東京都教育委員会は、都内公立中学校624校の2018年度第3学年12月の評定状況について調査をおこないました。結果は下記の通りとなります。現在の絶対評価が導入される以前は、相対評価が東京都でも採り入れられていました。相対評価では、「5」の割合は7%、「4」の割合は24%、「3」の割合は38%、「2」の割合は24%、「1」の割合は7%と完全に割合が決められていました。相対評価が採り入れられていた頃と比較すると、下記の表からも分かる通り、「5」が12.1%、「4」が25.0%、「3」が48.2%、「2」が11.6%、「1」が3.0%と、「5」と「4」と「3」の割合が大きくなり、「1」と「2」の割合が小さくなっています。
各中学別の評定割合も公表されましたが、中学校間で評定状況に差がかなり生じていることは否めません。極端な事例としては、「2」と「1」の評定が全くない教科がある中学校が1校あります。しかし、このような格差があるものの、内申点が東京都立高校の選抜に使用されることは間違いないことですので、臨海セミナーでは定期テスト対策を徹底的に行い、内申点も重視した指導をしております。
〔単位:%〕 ( )内は昨年度の割合
※四捨五入の処理により、合計が必ずしも100.0%にならない場合があります。
臨海セミナーでは、毎年人気が高い都立高校入試で合格を勝ち取ることができるよう、全力で学習指導・進路指導にあたらせていただきます。常にどこよりも早く正確な情報を皆様に提供させていただくとともに、入試傾向を的確におさえた授業、やる気を引き出す熱意あふれる授業を行い、志望校合格に向けて最大限努めてまいります。入試に関するご質問・ご相談がございましたら、ご遠慮なく、お通いの教室までご連絡ください。