【令和３年度入試はこう実施された！】

「ペンギン入試レポート４月号（東京都立高校入試版）」では、令和３年度東京都立高校入学者選抜結果についてお知らせします。志望校選びの参考にしてください。

「志望校合格」という１５歳の大きな夢の実現に向けて、臨海セミナー職員一同、「情熱なき講師は去れ　わかるまで教える　それが臨海」という方針のもと、精一杯の学習指導・進路指導にあたらせていただきます。

入試に関するご質問やご相談がございましたら、ご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。

１、志望校調査結果について

東京都教育委員会は例年１月、前年の１２月に実施した公立中学校３年生の志望校調査結果を公表しています。令和３年度入試の志望校調査結果を見ると、都立全日制志望者の割合は64.44％、私立高校・国立高校・他県公立高校志願者は25.83％と依然として都立高校進学志向が高いものの、国立・私立高校志願者も年々増加傾向にあることがうかがえます。

過去５年間の志望校調査結果　　（単位　％）

※四捨五入の処理により、合計が必ずしも１００にならない場合があります。

２、都立高校推薦入試総括

志望時卒業予定者数に対する東京都立高校推薦入試の応募率は、令和３年度入試では33.3％と昨年度を2.8％上回りました。

過去５年間の推薦応募状況

卒業予定者数に占める推薦進学率は11.9％でした。

過去５年間の推薦進学状況

３、第一次募集・分割前期募集総括

①募集人員
令和３年３月の都内公立中学校卒業予定者数が、昨年に比べ２,３４２名減少したため、全日制の課程では全体として１,２２０名の募集人員減となりました。

■学校の新設
・赤羽北桜〔保育・栄養科〕　＋２学級
・赤羽北桜〔調理科〕　＋１学級
・赤羽北桜〔介護福祉科〕　＋１学級

■募集停止の学校・学科
・富士〔普通科〕
・武蔵〔普通科〕

■募集人員を減らした学校・学科（※すべて１学級削減）
　※〔　　〕内は学科・コース、校名のみは普通科

②受験状況
令和３年度の第一次募集・分割前期募集の募集人員は全日制の課程では２９,５０９名、昨年度より９９２名減となりました。最終応募者数は３９,７８５名で応募倍率は１.３５倍（昨年度１.４０倍）、受験者数は３７,５０１名で受験倍率は１.２８倍（同１.３２倍）となりました。また、不受験人員は２,１８０名でした。

全日制第一次募集・分割前期募集受験状況　　（単位：名）

４、評定状況の調査結果

東京都教育委員会は、都内公立中学校６２３校の令和２年１２月の第３学年評定状況について調査をおこないました。結果は以下の通りとなります。

現在の絶対評価が導入される以前は、相対評価が東京都でも採り入れられており、相対評価では、「５」の割合は７％、「４」の割合は２４％、「３」の割合は３８％、「２」の割合は２４％、「１」の割合は７％と完全に割合が決められていました。相対評価が採り入れられていた頃と比較すると、以下の表からもわかる通り、「５」が１３.５％、「４」が２５.５％、「３」が４６.６％、「２」が１１.２％、「１」が３.２％と、「５」と「４」と「３」の割合が大きくなり、「１」と「２」の割合が小さくなっています。

各中学別の評定割合も公表されましたが、中学校間で評定状況に差がかなり生じていることは否めません。極端な事例としては、全教科にわたり、「１」の評定が付いていない中学校が３校、「２」と「１」の評定が全くない教科がある中学校が４校あります。しかし、このような格差があるものの、内申点が東京都立高校の選抜に使用されることは間違いありませんので、臨海セミナーでは定期テスト対策を徹底的に行い、内申点も重視した指導をしております。

　　〔単位：％〕　(　　)内は昨年度の割合
※四捨五入の処理により、合計が必ずしも１００.０％にならない場合があります。

臨海セミナーでは、都立高校入試で合格を勝ち取ることができるよう、全力で学習指導・進路指導にあたらせていただきます。常にどこよりも早く正確な情報を皆様に提供させていただくとともに、入試傾向を的確におさえた授業、やる気を引き出す熱意あふれる授業を行い、志望校合格に向けて最大限努めてまいります。入試に関するご質問・ご相談がございましたら、ご遠慮なく、お通いの教室までご連絡ください。