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2021年(令和3年)12月号_東京都立高校入試版

公開日:2021年12月01日

東京都立高校入試のQ&A

「ペンギン入試レポート12月号(東京都立高校入試版)」では、東京都立高校入試について、東京都教育委員会から発表されているQ&Aを取りまとめました。ぜひ、ご確認いただき、お役立てください。

臨海セミナーでは、今後も受験生の入試に関する意識を高められるよう、迅速で正確な入試情報提供に努めてまいります。また、定期テスト対策・入試対策を入念におこない、合格をつかむために欠かせない確実な得点力を身につけられるよう、懸命に学習指導にあたってまいります。志望校合格という15歳の大きな夢の実現に向けて、講師一同、通常授業・宿題・小テスト・進路指導・入試対策を含め、精いっぱいの指導をさせていただきます。

入試に関するご質問・ご相談がございましたら、ご遠慮なく、臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。

Q1:推薦入試で必ず実施される、個人面接について教えてください。

A1:個人面接では、出願の動機・理由、興味・関心、高校生活に対する意欲、適性、規範意識・生活態度や自己PRカードの記載内容、中学校における様々な活動の状況及び将来の進路希望などを確かめたり、質問の内容を的確に把握し適切に応答する能力や表現力などを評価したりします。また、これまでの経験を今後の高校生活に生かすことができる力があるかなどを確認します。

Q2:文化・スポーツ等特別推薦とはどのような推薦入試ですか。

A2: 皆さんが今までつちかってきた運動の技量や芸術的な完成など優れた能力を評価するとともに、各高校の個性化や特色化を推進するための入試です。文化・スポーツ等特別推薦を実施する高校は、自校の教育活動等の特色に合わせて募集する種目や募集人数、検査内容を定めます。選考の際は、個人面接または集団面接、実技検査、小論文または作文などの各点数をもとに、各高校で定めた各種目の基準に達している受験生の中から、合格者を決定します。令和4年度入試で文化・スポーツ等特別推薦を実施する高校の詳細については、東京都教育委員会発表の「令和4年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目について」をご覧ください。なお、この特別推薦と同時に、同一校の一般推薦にも出願することができます。

※令和4年度入試では新型コロナウイルス感染症対策により、基準に「大会の成績」や「資格・検定試験の成績」などは含めません。

Q3:推薦入試で合格できなかった都立高校を、学力検査に基づく入試で再度受験できますか。

A3:受験できます。ただし、推薦入試と同じ学校を受験しても有利になるということはありません。また、他の都立高校に出願し、受験することもできます。

なお、都立高校ではいずれかの入試(推薦、第一次募集・分割前期募集、分割後期募集・第二次募集)の合格者は、それ以降に行われる入試には出願できません。

Q4:国際高校に設置されている国際バカロレアコースには、どのような人が応募できますか。また、どのような検査を実施するのですか。

A4:中学校を卒業する見込みの方、中学校を卒業した方、海外帰国生徒及び在京外国人生徒で、国際高校の国際バカロレアコースを第一志望とする生徒が応募できます。推薦入試と同じ日に検査を実施するので、他の高校の推薦入試(国際高校を含む)に出願することはできません。

英語運用能力検査、数学活用能力検査、小論文及び個人面接の検査を実施します。

なお、英語運用能力検査以外の検査では、出願時に、検査ごとに使用する言語を日本語または英語から選ぶことができます。どちらを選んでも、有利・不利はありません。

Q5:学力検査問題を自校で作成する高校について教えてください。

A5: 全日制高校のうち以下の10校では、第一次募集・分割前期募集において、学力検査問題を自校で作成します。これらの学校については、自校で作成した問題(国語、数学、英語)と都立高校共通問題(社会、理科)で学力検査を実施します。

学校名:
日比谷、戸山、青山、西、八王子東、立川、国立、新宿、墨田川、国分寺
作成方法:
国語、数学、英語の学力検査問題をそれぞれの高校(自校)で作成

なお、国際高校については、英語の学力検査問題のみを自校で作成しています。また、一部の定時制高校でも、自校で作成した問題により入試を行っています。

Q6:入学願書はどのように入手するのですか。 

A6:「推薦に基づく入試用の入学願書」及び「学力検査に基づく入試(第一次募集・分割前期募集及び分割後期募集・第二次募集)用の入学願書」について、都内公立中学校に在学している方には、在学する中学校で配布します。それ以外の方には、東京都教育相談センタ―(郵送対応可)、各都立高校、都庁内にある都立高校入試相談コーナーで配布します。入学願書の配布時期は、12月上旬からとなります。

なお、以下に記載がある高校を受験する場合は、各校独自の入学願書となりますので、各高校に問い合わせてください。

次の昼夜間定時制高校 一橋高校、浅草高校、新宿山吹高校、荻窪高校
※八王子拓真高校及び砂川高校は都立高校共通の入学願書を使用しますが、記入の仕方については直接各学校に問い合わせてください。
チャレンジスクール 六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、小台橋高校
通信制課程の高校 一橋高校、新宿山吹高校、砂川高校
海外帰国生徒対象の高校 ※ 三田高校、竹早高校、日野台高校、国際高校
引揚生徒対象の高校 ※ 深川高校、光丘高校、富士森高校
在京外国人生徒対象の高校 ※ 竹台高校、田柄高校、南葛飾高校、府中西高校、飛鳥高校、六郷工科高校、杉並総合高校、国際高校
国際バカロレアコース ※ 国際高校

※「推薦に基づく入試」及び「学力検査に基づく入試(第一次募集・分割前期募集及び分割後期募集・第二次募集)」を受ける場合には都立高校共通の入学願書を使用します。

Q7:入学願書を提出した後、志望校の変更はできますか。

A7:推薦入試では、志望校を変更することは一切できません。学力検査に基づく入試では、全日制の都立高校で志望校の変更(取下げ及び再提出)ができます。また、定時制の都立高校のうち、六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、小台橋高校、一橋高校、浅草高校、荻窪高校、八王子拓真高校及び砂川高校の各昼夜間定時制高校においては志望校の変更ができます。なお、その他の定時制高校の第一次募集では志望校の変更はできません。ただし、定時制高校の第二次募集では志望校の変更ができます。詳しくは、東京都教育委員会発表の「令和4年度東京都立高等学校募集案内」で確認してください。

Q8:郵送による出願が必要な募集において、入学願書の郵送が出願受付期間に間に合わない場合はどうすればよいですか。

A8:推薦入試、全日制・定時制の第一次募集・分割前期募集においては、入学願書を郵送により提出することとしています。

やむを得ない事情があり、入学願書が出願受付期間内に指定された郵送先に到着しない見込みの場合には、中学校の先生を通じて志願する都立高校に連絡をしてください(都内の中学校に在学していない場合は、中学校を経由する必要はありません)。

Q9:インターネットを活用した出願を実施する高校があると聞きました。どのような出願方法なのですか。

A9:インターネットを活用した出願は、願書に記入する代わりに、専用のウェブサイト上で志願者情報等を入力する出願方法です。入学考査料の支払いも、金融機関へ支払いに行く必要はなく、クレジットカード等で行えるようになる予定です。

令和4年度入試でインターネット出願を実施する都立高校は以下の20校です。詳細は東京都教育委員会発表の「令和4年度東京都立高校等学校入学者選抜におけるインターネットを活用した出願について」でご確認ください。

三田、豊島(全日制)、小松川、五日市(全日制・定時制)、小山台(全日制・定時制)、練馬、松が谷、工芸(全日制)、駒場、足立(全日制・定時制)、立川(全日制・定時制)、第五商業(全日制)、目黒、足立西、福生(全日制)、晴海総合、雪谷、江戸川(全日制・定時制)、清瀬、若葉総合

Q10:インフルエンザ等の学校感染症や新型コロナウイルス感染症にかかり、検査を受験できなかった場合には、何か救済措置がありますか。

A10:インフルエンザ等の学校感染症や新型コロナウイルス感染症に罹患した場合、新型コロナウイルス感染症への感染が疑われ、受験日現在、濃厚接触者として健康観察や外出自粛を要請されている場合(※)またはPCR検査の結果を待っている場合は、受験することができません。

(※)濃厚接触者として健康観察や外出自粛を要請されている者でも、保健所が紹介した医療機関において、医師の診断により行われるPCR検査の結果、陰性であることなどの条件を満たす場合は、別室での受験ができます。

学力検査に基づく選抜(第一次募集)を受験することができなかった場合には、申請により、後日行われる「インフルエンザ等学校感染症罹患者当に対する追検査」を受験することができます。ただし、分割募集を実施する都立高校では、追検査を実施しません。分割前期募集を受験できなかった場合でも、分割後期募集を受験できるためです。

追検査の受験を希望する場合は、中学校長を経由して、「インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する措置申請書」を第一次募集において出願した都立高校へ提出する必要があります(都内の中学校に在学していない場合は、中学校長を経由する必要はありません)。

なお、追検査は第一次募集で受験できなかった高校のみ受験することができます。出願先を変更して受験することはできません。

また、インフルエンザ等の学校感染症や新コロナウイルス感染症に罹患する等して、追検査等を受験できなかった場合、追々検査を受験することができます。

Q11:学力検査の実施日直前にけがをしたり病気になったりした場合は、どのような手続きをとればよいのでしょうか。

A11:まず、体調面で受験することが可能か、医師や先生、保護者の方に相談してください。

受験ができるようであり、特別な措置が必要な場合は、在学する中学校を通して出願した高校に相談し、「事故や病気等による学力検査等実施上の措置申請書」等により、必要な手続きを行ってください(都内の中学校に在学していない場合は、措置申請のための手続き等について、直接、出願した高校に相談してください)。

Q12:男女別定員制の緩和とはどのような選抜方法ですか。

A12:全日制普通科で男女別に募集人員を定めている都立高校で、第一次募集・分割前期募集において、男女別募集人員の各9割に相当する人員までを男女別の総合成績の順により合格者として決定し、残りの1割に相当する人員を男女合同の総合成績の順により合格者として決定する選抜方法です。

東京都教育委員会では現在、男女別定員を定めている都立高等学校の男女合同定員による入学者選抜への移行を進めており、令和4年度入試では普通科全校で10%の男女別定員制の緩和を実施します。男女合同定員による選抜の実施時期については、令和4年度入試の結果の分析等を踏まえ、検討する予定です。

Q13:中学校を卒業後、都外へ引っ越すことが決まっていますが、全日制の都立高校に応募できますか。

A13:応募することはできません。

全日制の都立高校への応募は、都内に保護者と同居し、入学後も引き続き都内から通学することが確実であることが条件です。

中学校を卒業後、都外へ引っ越すことが決まっていて公立高校の受験を希望する場合は、引っ越し先の道府県の公立高校に応募することになります。

なお、定時制の都立高校へは、志願者が都内に住所または勤務先があれば応募することができます。

Q14:定時制または通信制の都立高校に応募するには、どのような条件がありますか。

A14:定時制に応募するには、まず、中学校を既に卒業したか卒業する見込みであることが必要です。その上で、都内に住所もしくは勤務先を有し、入学後も引き続き都内に住所もしくは勤務先を有することが確実な方、又は入学日までに都内に住所もしくは勤務先を有することが確実で、入学後も引き続き都内に住所もしくは勤務先を有することが確実な方が応募資格を有します。

通信制の応募資格は、上記に該当し、かつ、当該都立高校が実施する面接指導(スクーリング)に対応(出席)可能な方となります。

Q15:中学校での欠席が多い場合、欠席の事情を都立高校に説明できると聞きましたが、どのような方法がありますか。

A15: 伝えたい欠席の事情を「自己申告書」の用紙に記入し、出願時に志願する高校へ提出することで、事情を説明することができます。「自己申告書」の用紙は、都立高校等の窓口で配布します。中学校からの配布を希望する場合は、中学校の先生に相談してください。

自己申告書は、志願者及び保護者が記入し、厳封して、入学願書等の出願書類とともに志願する都立高校に提出することになります。

Q16:自己PRカードとはどのようなものですか。

A16: 自己PRカードは、志望理由や皆さんが中学校で取り組んできた学習や様々な活動から得たことなど、志望校に最も伝えたいことを記入して提出するものです。自己PRカードを点数化することはありませんが、面接を行う場合の面接資料や入試の合格判定資料の一部として活用したり、学校生活に対する意欲等を確認したりする資料になります。

面接を実施する高校を志願する場合は、この自己PRカードを出願時に志願する高校へ提出します。面接を実施しない高校を志願する場合は、入学手続後に入学する高校へ提出し、入学後の個人面接等で使用します。

Q17:合格発表後、学力検査等の得点を知りたい場合や、学力検査における自分自身の答案を見たい場合は、どのようにすればよいですか。

A17: 入試における透明性の確保を目的として、「本人得点の開示」及び「学力検査における答案の開示」の制度があります。開示請求の受付は、3月から(合格者は5月から)8月までの期間となります。開示請求書を受験した高校に提出し、本人確認ができるもの(受検票や身分証明書など)を提示することにより、学力検査等の得点が記載された表や学力検査における答案の写しを受け取ることができます(保護者が開示請求する場合は、受検票と保護者の本人確認ができるものの両方の提示が必要です)。また、令和3年度入試から、窓口での申請に加えて、電子申請も行えるようになりました。

手続きの方法などについては、東京都教育委員会発表の「令和4年度東京都立高等学校募集案内」で確認してください。

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