教室長の永松です。

生徒が笑顔になるように日々教室を運営しております。
とはいえ、生徒たちのこれからの人生を考えたとき、楽しいことや嬉しいことばかりを経験していく訳ではありません。辛いことや苦しいこともきっと起こります。
逃げ出したくなるような出来事にぶつかることもあると思います。
自分の人生を振り返ってみても、ぱっと思い浮かぶのは楽しいことや嬉しいこともありますが、「あのときは辛かったな、あのときは苦しかったな」という記憶の方が多いのが正直なところです。
人間が生きていく上で「辛いことや、苦しいこと、逃げ出したくなるようなこととどう向き合うか」
ということは避けては通れない重要な要素なのですね。

それでは子供たちにとっての「辛いこと、苦しいこと、逃げ出したいこと」
とはなんでしょうか。恐らくその一番分かりやすい例が「勉強」なのではないでしょうか。
勉強から逃げる生徒は将来辛いことから逃げる人間になってしまいます。
宿題をやらない生徒は将来自分の苦手なことには手をつけない人間になってしまいます。
そうならない為に、私たち大人が何をすべきか、どう接するべきか、ということを日々考えています。
　
遊びに部活に習い事に、自分の好きなことに全力を尽くす。素晴らしいことです。
でも生徒たちの将来を考えたとき、本当に大切なことは自分の苦手なこと、やりたくないことに
どう取り組むか、どう立ち向かうか、そこに全力が尽くせるか、です。

「あの時、臨海に通ったから、勉強から逃げなかったから、苦手な科目ととことん向き合ったから」

　何年か後、生徒自身が振り返ったとき、あそこがきっかけだったなと、そう思える教室にしたいです。