【2019年度入試はこう実施された！！】

臨海セミナーでは、高校入試に関する十分な受験情報・学校情報を提供させていただくため、「ペンギン入試レポート」を毎月発行しております。早い時期から入試への意識を高めることができるかどうかで結果は大きく変わります。ぜひ、ご一読いただきお役立てください。

高校入試で合格を勝ち取ることができるように、臨海セミナー職員一同、できる限りの応援をさせていただく所存です。入試に関するご相談などがございましたらご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。

1. 2019年3月卒業生進路希望調査結果について

埼玉県教育委員会は、例年県内の中学校卒業予定者の12月の時点での進路希望状況を調査し、ＨＰで発表しています。2019年3月卒業予定者の県内公立高校志望者の割合は69.3％で、国私立高校の16.2％と比べ非常に高いことが分かります。近年の経済状況の影響もあり、公立高校への人気が高いことがうかがえます。

表1 進路希望調査結果（単位 ％）

2. 2019年度募集について

（1）募集人員

2019年3月の国公私立中学校卒業予定者数が、昨年に比べ1,050名減少したため、公立高校全日制の課程では全体として680名の募集人員減となりました。全日制の学校で募集人員に変更があったのは下記の学校です。

■学科転換による募集人員の変更を行う学校・学科

■募集人員を増やした学校・学科（1校40名増）

・鷲宮〔普通〕（+40名）

■募集人員を減らした学校・学科（18校720名減）
・上尾南〔普通〕（-40名）
・大宮東〔普通〕（-40名）
・川口青陵〔普通〕（-40名）
・川越〔普通〕（-40名）
・川越女子〔普通〕（-40名）
・川越初雁〔普通〕（-40名）
・熊谷商業〔情報処理〕（-40名）
・越谷総合技術〔電子機械〕（-40名）
・越谷南〔普通〕（-40名）
・幸手桜〔総合〕（-40名）
・狭山清陵〔普通〕（-40名）
・新座総合技術〔総合ビジネス〕（-40名）
・蓮田松韻〔普通〕（-40名）
・皆野〔商業〕（-40名）
・寄居城北〔総合〕（-40名）
・蕨〔普通〕（-40名）
・市立浦和〔普通〕（-40名）
・市立大宮北〔普通〕（-40名）

（2）受験状況

2019年度、全日制の課程では139校が入学者選抜を実施しました。入学許可予定者数37,640名に対し、願書締切時の志願者数が43,646名、志願倍率は1.16倍となりました。志願変更締切後の志願確定者数は43,586名、志願変更前と比べ60名減少し、志願確定倍率は1.16倍となりました。学力検査受験者数は43,503名で受験倍率は1.16倍になります。また、事前取消・当日欠席者数は合計83名で、志願確定者数に対する割合は0.19％となりました。入学許可候補者数は37,133名で、実質倍率は1.17倍となりました。

表2 2019年度入学者選抜実施状況（全日制の課程）

3. 学校選択問題について

2017年度入試から、高校の判断により、数学と英語において例外的に問題の一部に応用的な問題を含む学力検査（学校選択問題）が採択可能となりました。2019年度入試で学校選択問題を採択した高校は表3のとおりです。

表3 「学校選択問題」を実施した高校

4. 2020年度入試日程

2020年度入学者選抜は下記の日程で実施されることが確定しています。早くから入試日程を把握することで、入試までの学習計画を立てることができ、学習へのモチベーションも高まります。受験生の皆様はぜひ、ご確認ください。

表4 2020年度入試日程

※急病等やむを得ない事情により、学力検査を受験できなかった志願者に配慮し追検査が新たに実施されます。

5. 2020年度入試に向けて

入試で合格をつかむためには、まず調査書の内申点をとれるように、学校の定期テストできっちり点数をとり、日々の宿題や提出物などもしっかりとおこなう等、前向きな姿勢で学校の授業に取り組む必要があります。臨海セミナーでは常にその重要性について受験生の皆様にお伝えしながら学習指導にあたっております。

志望校合格という15歳の一つの大きな夢の実現に向けて、常に正確かつ豊富な入試情報をもとにした進路指導、出題傾向をおさえた授業、受験生のやる気を引き出す授業をおこなってまいります。今後とも、臨海セミナーの学習指導・進路指導にご期待ください。