2019
2019年(令和元年)6月号_千葉県公立高校入試版
公開日:2019年06月01日
【2019年度入学者選抜 学力検査結果発表】
千葉県教育委員会は、2019年度公立高校入学者選抜での学力検査の結果を公表しました。臨海セミナーでは2019年度入試問題の分析をおこない、2020年度入試以降でより高得点をとれるように各教室で指導にあたっています。また、千葉県公立高校で合格をつかむために欠かせない実力を身につけられるよう、定期テスト対策・入試対策を入念におこない、懸命に学習指導にあたってまいります。入試に関するご質問・ご相談等ございましたら、臨海セミナー各教室まで遠慮なくご連絡ください。平成31年度千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果
1.2019年度入試教科別受験生平均点
資料3ページには、2019年度入試での受験生の教科別平均点と標準偏のを2018年度入試との比較表が掲載されています。 2018年度の前期選抜及び後期選抜の5教科合計の平均点をみると、前期選抜は前年度より低く・後期選抜は前年度より高くなったことがわかります。教科別にみていくと、前期選抜で平均点が上昇したのは社会と理科のみですが、後期選抜では数学を除く全教科で平均点の上昇がみられました。次に標準偏差から、受験生の間での得点のばらつき具合をみてみましょう。標準偏差とは集団の中での値の分布状況を示すもので、学力検査の場合、次の式から求められます。
標準偏差が大きいということは、その学力検査を受けた受験生の集団の得点に大きなばらつきがあることを表しています。反対に標準偏差が小さいということは、受験生集団の得点が平均点の周りにかなり集中しており、得点の格差が少ないことを表しています。2019年度入試の結果をみると、前期選抜・後期選抜ともに国語で最も標準偏差が小さく、平均点付近に比較的多くの受験生が集まっており、得点が高い受験生と低い受験生の格差が少ないことが分かります。一方、英語は昨年同様、前期選抜・後期選抜ともに最も標準偏差が大きく、受験生の間で得点に大きな差があることがうかがえます。
2.2019年度入試教科別問題ごとの正答率
資料4~13ページと16~25ページには、教科別問題ごとの正答率が掲載されています。各教科での出題内容や受験生全体の正答率を把握することは、自分の得意分野・不得意分野を知るうえで一つの目安となります。今後の勉強にお役立てください。3.2020年度入試に向けて
入試で合格をつかむためには、まず調査書の内申点をとれるように、学校の定期テストできっちり点数をとり、日々の宿題や提出物などもしっかりとおこなう等、前向きな姿勢で学校の授業に取り組む必要があります。臨海セミナーでは常にその重要性について受験生の皆様にお伝えしながら学習指導にあたっております。志望校合格という15歳の一つの大きな夢の実現に向けて、常に正確かつ豊富な入試情報をもとにした進路指導、出題傾向をおさえた授業、受験生のやる気を引き出す授業をおこなってまいります。今後とも、臨海セミナーの学習指導・進路指導にご期待ください。