2021
【令和3年度入学者選抜 学力検査結果発表】
公開日:2021年08月07日
千葉県教育委員会は、令和3年度公立高校入学者選抜での学力検査の結果を公表しました。臨海セミナーでは令和3年度入試問題の分析をおこない、令和4年度入試以降でより高得点をとれるように各教室で指導にあたっています。また、千葉県公立高校で合格をつかむために欠かせない実力を身につけられるよう、定期テスト対策・入試対策を入念におこない、懸命に学習指導にあたってまいります。入試に関するご質問・ご相談等ございましたら、臨海セミナー各教室まで遠慮なくご連絡ください。
標準偏差が大きいということは、その学力検査を受けた受験生の集団の得点に大きなばらつきがあることを表しています。反対に標準偏差が小さいということは、受験生集団の得点が平均点の周りにかなり集中しており、得点の格差が少ないことを表しています。令和3年度入試の結果をみると、国語で最も標準偏差が小さく、平均点付近に比較的多くの受験生が集まっており、英語で最も標準偏差が大きく、受験生の間で得点に大きな差があることがうかがえます。この傾向は、入試制度変更前の前期選抜・後期選抜での得点のばらつき状況と大きく変わりありません。
①令和3年度入試 教科別平均点
表1は、令和3年度入試での受験生の教科別平均点と標準偏差を令和2年度入試との比較で記載したものです(表1( )内が標準偏差)。令和3年度の本検査の5教科合計の平均点をみると、令和2年度の前期選抜より24.6点高く、令和2年度の後期選抜より1.0点低くなったことがわかります。 次に標準偏差から、受験生の間での得点のばらつき具合をみてみましょう。標準偏差とは集団の中での値の分布状況を示すもので、学力検査の場合、次の式から求められます。標準偏差が大きいということは、その学力検査を受けた受験生の集団の得点に大きなばらつきがあることを表しています。反対に標準偏差が小さいということは、受験生集団の得点が平均点の周りにかなり集中しており、得点の格差が少ないことを表しています。令和3年度入試の結果をみると、国語で最も標準偏差が小さく、平均点付近に比較的多くの受験生が集まっており、英語で最も標準偏差が大きく、受験生の間で得点に大きな差があることがうかがえます。この傾向は、入試制度変更前の前期選抜・後期選抜での得点のばらつき状況と大きく変わりありません。