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合格の秘訣は
「『量』をこなすこと」
合格した高校     慶應義塾高校
入塾時期       小学5年生の春
合格年度       2022年春
部活動        男子合唱部(クラブで野球)
将来の夢       弁護士

Q.臨海セミナーに入塾したきっかけはなんですか。

中学生活を良い形でスタートしたいと思ったのがきっかけです。小学5年生のころ、学年が上がるにつれて、勉強が少しずつ難しくなってきて、このままでは成績が下がっていくのではと不安に思うようになりました。そうなる前に、各科目の基礎をしっかりと固めようと思い、塾を探し始めました。そんなときに母親から臨海セミナーを勧められて、ここに入塾を決めました。

Q.実際に通い始めてどんな印象を受けましたか。

授業スピードが早く、クラスメイトはテストで高い点数を取る人たちが多くて、レベルが高いと感じました。自分が緊張しやすい性格なこともあって、はじめは授業中ずっと緊張していたことを覚えています。でも、休み時間になると、友達と仲良く話しますし、先生は明るくて、面白いことも言ってくれるので、次第に緊張もほぐれて、だんだんと居心地の良い場所になっていきました。

Q.先生からのアドバイスで印象に残っているものを教えてください。

臨海セミナーの先生からは、いくつも的確なアドバイスをいただきました。特に印象的だったのが、国語の先生からは「定期的に問題を解くようにしなさい」、数学の先生からは「公式や解き方のパターンを覚えなさい」と言われたことです。アドバイスをいただくまでのテストでは、良い点を取れることもあれば悪い点の時もあったりと点数の波が大きかったのですが、安定して良い点を取れるようになりました。

また受験前には、自分が緊張しやすいことを知って、「第一志望の高校を受ける前に、複数校受験した方が良いよ」とアドバイスももらいました。実際、受験の時はすごく緊張しました。でも、アドバイスの通り、事前に3校ほど受験していたので、第一志望校の受験の時には、緊張にも慣れ100%のパフォーマンスを発揮できたと思います。

Q.受験勉強で心掛けていたことを教えてください。

心掛けていたのは、問題の「量」をたくさん解くことです。特に英語は長文が解けず、苦手科目だったのですが、過去問をひたすら解いて、感覚をつかむようにしていました。 受験勉強中は、頑張ってもなかなか成績が伸びず、苦しい時期もありました。そんな時、臨海セミナーの先生から「報われるまでするのが努力だよ」と言葉をいただきました。その言葉を掛けてもらったことで、苦しくても合格のために頑張り続けることができ、より集中して多くの問題に取り組むことができました。

Q.慶應義塾高校を志望した理由を教えてください。

小学生のころから野球を続けてきて、慶應義塾高校の「選手自らが考える野球」に憧れていたからです。志望校を決めたのは、中学1年生の夏ごろ。志望校を決めてからは、野球だけでなく勉強にも重きを置くようになり、成績が伸びていきました。

でも、中学3年生になり、周りも受験勉強に本格的に取り組み始めたころ、自分は成績が思うように伸びず、やる気もどんどんなくなっていきました。そんな時、テレビ中継で慶應義塾高校の選手が頑張っている姿を見て、自分も頑張らなければと改めて思いました。それからは、やる気を取り戻し成績もどんどん上がっていきました。志望校に受かりたい気持ちがやっぱり受験勉強の1番のモチベーションでした。

Q.受験生の皆さんに応援メッセージをお願いします。

合格のためには、問題の「量」をこなすことが大切だと思います。「量」をこなすためには頑張って勉強をしないといけません。でも夜更かしをするなど、頑張り方を間違えると、次の日に勉強に集中できず、勉強をする意味が薄くなってしまいます。だから、規則的な生活も心掛けて欲しいと思っています。志望校合格のために頑張ってください。

担当の先生から見た柳瀬さん

長谷川先生より

「目標に向けて一生懸命に努力する」ことを特に「行動で」示していました。実施した入試過去問の本数はクラストップ、自習室も毎日利用してひたむきに努力を続けていました。決して困難がなかったわけではありません。その時はクラスメイトや講師に相談して解決を図ったり、「絶対に志望校に合格する!」という気持ちを再確認したり、悩みながら何度も乗り越えていきました。その姿勢や経験は、高校に入学した後も活きることを確信しています。合格、本当におめでとう!

取材を終えて

緊張しながらも、しっかりとインタビューに答えてくれた柳瀬さん。受け答えの様子や「量」をこなすことが大事と言いながらも規則正しい生活の大切さを伝える姿から、誠実さが感じられました。柳瀬さんの将来の夢は、弁護士。全盲でありながら弁護士となった竹下義樹さんのドラマを見て、その姿に感銘を受けたそうです。司法試験に強い慶應義塾大学の法学部へ進学し、弁護士になる姿を想い描いていました。将来、柳瀬さんの誠実さで、困っている多くの人を救って欲しいと思います。