空気が一瞬で切り替わるESCのメリハリがある授業
僕の姉が臨海セミナーに通っていたことがきっかけです。僕は小学５年生のときに入塾したのですが、当時は勉強を教わるというよりも臨海セミナーに遊びに行くという感覚でした。それぐらい楽しみながら勉強ができる場所だったのです。
中学に進学して勉強が本格化しても、ESCに行ってからも、楽しみながら勉強ができるという点は同じでした。臨海セミナーの先生は問題を順序立てて、時にはイラストを交えながら解説してくれるのですごく分かりやすかったです。
先生たちが楽しませてくれるので授業のたびに笑っていましたが、集中するときは一瞬で空気が変わります。メリハリがしっかりしていました。他にも、先生方は問題に関する雑学や豆知識を話してくれます。その時間は少しリラックスできるのですが、その雑学が次の問題を解くためのポイントになっていたりして、また一気に勉強モードに切り替わる、本当に凄い先生たちです。それから、受験が近づいてくると休み時間も勉強している人が多いです。志望校が同じ人が勉強しているのを見ると「自分も頑張らなきゃ」と良い刺激になりましたし、自然と受験へのスイッチも入っていきました。
「考える力」が身に付いた点です。ESCの授業は先生が生徒に「どうやったら解けると思うか」と質問してくれます。解き方や思ったことを、自分の言葉で説明しないといけないので、考え方だけでなく文章力や説明力が自然と身に付いていきました。学校の授業方法と違うため最初は戸惑いましたが、考え方や学習の楽しさに気付けてからは学習がより楽しくなりました。
臨海セミナーで学んだ受験本番にいきる勉強方法
克服のために重視したのは問題を解く過程です。僕は数学が苦手だったのですが、頭では理解していると思った問題でも、実際に解いてから解説を読むようにしました。すると意外と過程が抜けていたり、理解ができていなかったりして、自分の弱点が分かるようになっていきました。臨海セミナーの先生にも「大分理解が深まっているから、自信を持っていいよ」と言われてうれしかったし、さらに頑張るようになりました。
時間を意識するようになりましたね。ESCではタイマーを使って時間内に問題を解く授業が多く、それを普段の勉強でも真似するようにしました。例えば暗記は10分、演習は50分で解こうなど、時間を決めて勉強していると、限られた時間のなかで一気に集中できる癖がつきました。試験本番は制限時間内にどれだけ集中できるかが重要なので、この方法で勉強していて本当に良かったと思います。
中学3年生に進級したとき、学校の先生が「いろいろな人の助けがあって、君たちは受験ができるんだよ」と話されていました。そのときは実感がありませんでしたが、受験が近づくにつれて学校や家族、臨海セミナーの先生たちの気遣いが身に染みて分かってきました。僕が努力の限界まで頑張れたのは周囲の協力のおかげ。だからこそ感謝の気持ちを忘れないことが大切だと思うようになりました。
受験期は辛いこともあると思いますが、この経験は絶対に今後の人生においてプラスになると思います。支えてくれている周囲への感謝を忘れず、最後まで頑張ってください。
保護者からのコメント
一番は、先生方が素晴らしかったです。本人の成績だけではなく、性格や状況をよく見て、それに応じた声かけをして下さり、大きな信頼に繋がりました。
勉強面では、日曜特訓や早慶数学特訓など、目指すところへ特化された授業や、お正月特訓など気を抜いてしまいそうになる時の強化授業がありがたかったです。