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コラム
地磁気
くろひつじ
公開日:2019年05月28日
皆さん、こんにちは。くろひつじです。
一昨年、「チバニアン」という言葉が話題になり、その年の中学入試問題で取り扱う中学校もありました。
現在再び注目を集めていますが、「チバニアン」とは何なのか、改めて確認する所から始めたいと思います。
チバニアンとは?
千葉県市原市にある千葉セクションという地層の調査により、78万年前に起きていたとされる、地球史上最新の地磁気逆転が77万年前に起きていたことが分かりました。
これにより、地質時代名の「中期更新世(78万年前~12万年前)」が、「チバニアン(77万年前~12万年前)」になる予定というものでした。
ここに出てきている「地磁気」とは、以下のようなものです。
地磁気とは?
地球には磁場があるため、方位磁石のN極が北を向きます。この、地球が持つ磁場のことを地磁気といいます。
昔には、地磁気が逆だった時もあるということですね。しかも、過去360万年の間に、11回程度逆転を繰り返しているそうです。
そしてこの地磁気という言葉、あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、我々の生活と深く関わっています。
例えばですが、太陽からは太陽風という高温のプラズマが吹き出していて、秒速数百キロメートルの速さで宇宙を流れています。
ですが、地球は地磁気があるおかげで、太陽風から守られています。
地磁気については、調べると興味深いことがたくさん分かります。
お時間のあるときに是非、色々調べてみてください。
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