授業料・実績・面倒見で全国No.1の地域貢献を目指します。
2023年(令和5年)4月号_大阪府私立高校入試版
令和5年度入試はこう実施された!!
「ペンギン入試レポート4月号(大阪府私立高校入試版)」では、令和5年度大阪府私立高校入試の結果についてお知らせします。ぜひ、ご一読いただきお役立てください。
高校入試で合格を勝ち取ることができるように、臨海セミナー職員一同、できる限りの応援をさせていただきます。入試に関するご相談などがございましたら、臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。
1、令和5年度私立高校入試の実施状況
(1)入試日程
令和5年度の大阪府及び近隣府県の私立高校入試は下記の日程で実施されました。大阪・京都・兵庫の私立高校では例年、ほとんどの高校で毎年2月に日程を統一して入試を行っています。
令和5年度近隣府県私立高校入試開始日
1月28日(土) | 和歌山 |
---|---|
2月2日(木)・3日(金) | 滋賀 |
2月6日(月) | 奈良 |
2月10日(金) | 大阪・京都・兵庫 |
(2)1次入試実施状況
令和5年2月7日、大阪私立中学校高等学校連合会より、令和5年2月3日正午時点での府内私立高校応募状況が発表されました。発表によると、府内私立高校93校が外部募集を実施し、募集人員23,707名に対し、志願者は64,468名、平均倍率は2.72倍でした。志願者のうち、専願は18,470名、併願は45,998名でした。
令和5年度1次入試応募状況
出願者に占める専願者の割合(=専願率)は28.6%と7年ぶりに減少しました。専願だけで募集人員に達した学校は16校ありました。
大阪府内私立高校専願率の推移 (※令和2年度以降は1次出願時算出、以前は追加募集分を含めて算出)
※専願率は平成3年度には37.7%だったが、バブル崩壊期以降下降。大阪府の私立高校授業料無償化制度の施行以降、上昇傾向にあったが、令和5年度は7年ぶりに減少した。
出願時の競争率上位校
募集人員に対する専願出願者の割合上位校
※専願率が80%を超える同志社香里は対象外としています。
コース別出願状況
※出願時、コース別集計があった範囲での掲載
(3)1.5次入試実施状況
令和5年度では全日制の課程69校で1.5次入試が実施されました。実施校は下記のとおりです。
(4)2次入試実施状況
令和5年度入試では下記の学校で2次入試が実施されました。いずれの学校も専願のみ若干名の募集となりました。
2、令和5年度私立高校入試の変更点
令和5年度大阪府私立高校入試での主な変更点は下記のとおりです。令和5年度入試においても、新型コロナウイルス感染症の影響により、入試の直前で変更が入った学校もありました。その点をご理解いただき、参考としてください。
学科の改編等を行った学校
募集人員の変更を行った学校
3、令和6年度入試に向けて
臨海セミナーでは、公立高校が第一志望の場合であっても、必ず併願の私立高校を受験するよう指導しています。近い学力層の受験生が集まる公立高校入試では、少しの得点ミスにより合格が厳しくなる場合があります。また、入試当日の体調等によって、内申に余裕がある生徒でも実力が出し切れないこともあります。先に私立高校を受験することで入試当日の緊張感に慣れることができますし、公立高校入試前に私立高校の合格を得ておくことで気持ちに余裕を持って公立高校入試を迎えることができます。
まれに、公立高校合格発表後に「併願した私立高校に納得できないので、その高校への進学を取り止め、別の私立高校を受験したい」という生徒がいますが、この時期に募集を行っている私立高校はかなり限られることになります。自分にあった高校に進学するため、私立高校が専願の生徒も併願の生徒も、必ず事前に学校説明会などに参加し、校風や教育方針等を見極めたうえで、3年間通いたいと思える高校を受験校とするようにしてください。
小学生、中学生、高校生それぞれに無料体験がございます。