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2024年(令和6年)4月号_千葉県私立高校入試版
令和6年度入試はこう実施された!!
「ペンギン入試レポート4月号(千葉県私立高校入試版)」では、令和6年度千葉県・東京都私立高校入試の結果についてお知らせします。ぜひ、ご一読いただきお役立てください。
高校入試で合格を勝ち取ることができるように、臨海セミナー職員一同、できる限りの応援をさせていただきます。入試に関するご相談などがございましたら、臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。
1、令和6年度私立高校入試の実施状況
<千葉県>
令和6年度では全日制の課程53校で私立高校入試が行われました。募集人員は全体で12,713名(併設校からの内部進学予定者を除く)、昨年度-16名となりました。うち前期入試での募集は12,470名(昨年度-46名)、後期入試での募集は243名(昨年度+30名)となりました。
(1)前期入試
千葉県私立高校の前期入試は1月17日から始まります。開始初日1月17日または2日目の1月18日に実施する学校が多く、入試日が重なる場合が目立っています。そのため、併願受験者のために入試日を複数設定する学校が増えています。令和6年度の前期入試で入試を複数回設定した学校は下記のとおりです。
■令和6年度前期入試で入試を複数回設定した学校
(2)後期入試
令和3年度から千葉県公立高校入試が一本化されたことに伴い、私立高校後期入試の開始日がこれまでの2月5日から2月15日に変更となりました。また、後期入試を実施しない学校が増えています。
令和6年度入試で後期入試を実施したのは15校で、ほとんどの学校が初日の2月15日に後期入試を実施しています。
■令和6年度後期入試実施状況
令和6年度入試での前期入試と後期入試の募集比率は下記のとおりです。
■令和6年度前期入試と後期入試の募集比率
<東京都>
東京の私立高校では、推薦入試は1月22日、一般入試は2月10日から実施されます。令和6年度の私立高校入試(全日制の課程)では、181校が生徒募集を実施しました。募集人員は36,821名(昨年度-150名)となりました。
●推薦入試
推薦入試を実施するほとんどの学校が1月22日に試験を行いました。推薦入試には、単願推薦と併願推薦の2種類があります。単願推薦は第1志望者対象の入試で、併願推薦は他の公立・私立高校との併願が可能です。併願推薦は東京と神奈川の生徒は受験できません。単願推薦は、ほとんどの学校で事前の入学相談が行われ、内申等の基準を満たしていれば、不合格となる可能性はそれほどありません。
一方で、内申等の基準はあくまでも出願に必要な資格であり、出願資格を満たす受験生の中でさらに選抜が行われる学校もあります。令和6年度の推薦入試で基準が出願資格となった学校は下記の通りです。
令和6年度推薦入試で基準が出願資格となった学校
※上記以外では国立音楽大学附属の推薦入試のうち、演奏・創作型演奏Ⅱと総合音楽型は入学相談を実施したが、演奏・創作型演奏Ⅰは面接と専攻実技・選択実技で選抜。
尚、東京都の私立高校で推薦入試を行わなかった学校は下記の通りです。
令和6年度推薦入試を実施しなかった学校
●一般入試
多くの学校が複数の入試日程を設定しているものの、入試日は初日の2月10日に集中しており、ほとんどの学校で2月13日までに入試を終了しました。一般入試でも、推薦同様、ほとんどの学校で入学相談が行われ、内申等の基準を満たしていれば大きく心配のある入試ではありません。
ただし、一部の学校では基準を満たしている場合に入試得点に加点するという制度を採用しており、加点を利用しても合格点にとどかない場合には不合格となってしまう可能性があるため、注意が必要です。令和6年度入試で内申基準により入試得点に加点を行った学校は下記の通りです。
令和6年度一般入試の併願で基準により入試得点に加点を行った学校
2、令和6年度私立高校入試の変更点
令和6年度私立高校入試での主な変更点は下記のとおりです。
<千葉県>
■入試日の変更を行った学校
■募集人員・形態の変更を行った学校
■校名変更・学科の改編を行った学校
<東京都>
学科の改編等を行った学校
入試日の変更を行った学校