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2023年(令和5年)4月号_大阪府公立高校入試版
令和5年度入試はこう実施された!
「ペンギン入試レポート4月号(大阪府公立高校入試版)」では、令和5年度大阪府公立高校入学者選抜の状況についてお知らせします。
高校入試で合格を勝ち取ることができるように、臨海セミナー職員一同、精一杯の学習指導・進路指導にあたらせていただきます。入試に関するご質問やご相談がございましたら、ご遠慮なく臨海セミナーの各教室までお問い合わせください。
1、令和5年度入試における府内統一ルールについて
大阪府教育委員会では、公平な入試を実施するため、各中学校がつける調査書の評定について、大阪府全体の状況に照らして適正であるかどうかを確認するために、チャレンジテストを活用した府内統一ルールを定めています。令和5年度入試では、中学3年の目標に準拠した評価の基準として「府全体の『評定平均』」を下記のとおり定めました。
【チャレンジテスト実施5教科の評定平均について】
府全体の「評定平均」=3.54
※府全体の「評定平均」
=5×0.24+4×0.27+3×0.33+2×0.11+1×0.05
(参考)中学2年生時の府全体の「評定分布」(実績)
【チャレンジテスト実施教科以外の4教科の評定平均について】
府全体の「評定平均」=3.61
※府全体の「評定平均」
=5×0.22+4×0.32+3×0.35+2×0.07+1×0.04
(参考)中学2年生時の府全体の「評定分布」(実績)
2、自己申告書のテーマについて
大阪府公立高校入試では、受験生全員が出願時に自己申告書を提出します。自己申告書は、一般選抜(通信制の課程を除く)と実技検査を実施する場合の特別選抜においてはボーダーゾーン内の選抜資料として、面接を実施する場合の特別選抜においては、面接での参考資料となります。自己申告書のテーマは、例年10月中旬以降に大阪府教育委員会より発表されます。令和5年度入試のテーマは下記の通りでした。
【令和5年度入試のテーマ】
「あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください。」
3、令和5年度入試の変更点について
(1)募集人員の変更
大阪府公立高校入試の募集人員は、府教育委員会より例年11月に発表されます。令和5年度入試では、昼間の高等学校(全日制の課程及び多部制単位制Ⅰ・Ⅱ部並びに昼夜間単位制)で340名の募集人員を削減しました。募集人員に変更があったのは次の学校です。
(2)選抜方法等の変更
■学力検査問題の種類の変更
■倍率のタイプの変更
■アドミッションポリシーを変更した学校
4、令和5年度入試志願状況
大阪府教育委員会は、願書受付締切時点での各校の志願者数と志願倍率を発表しています。令和5年度入試の特別選抜、一般選抜での志願倍率上位校は次の表のとおりです。ただし、同一の選抜において複数学科等で入学者選抜を実施する高校においては、第1志望で不合格となっても、第2志望で合格となる場合があるため、第1志望と第2志望を合わせた学校全体の志願者数を求め、その人数を募集人員で割った値を志願倍率としています。最終的な学校・学科ごとの合格者数や実質倍率については、例年7月下旬以降に大阪府教育委員会より発表となる予定です。発表され次第、ペンギン入試レポートにてお知らせします。
特別選抜:願書受付締切時点での志願倍率上位校(全日制の課程)
一般選抜:願書受付締切時点での志願倍率上位校(全日制の課程)
5、令和6年度入試に向けて
入試で合格をつかむためには、まず調査書の内申点をとれるように、学校の定期テストできっちり点数をとり、日々の宿題や提出物などもしっかりとおこなう等、前向きな姿勢で学校の授業に取り組む必要があります。臨海セミナーでは常にその重要性について受験生の皆様にお伝えしながら学習指導にあたっております。
志望校合格という15歳の一つの大きな夢の実現に向けて、常に正確かつ豊富な入試情報をもとにした進路指導、出題傾向をおさえた授業、やる気を引き出す授業を行ってまいります。今後とも、臨海セミナーの学習指導・進路指導にご期待ください。