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合格の秘訣は
「モチベーションをキープしたこと」
合格した大学     早稲田大学 教育学部
入塾時期       小学5年生の冬
部活動        吹奏楽部
将来の夢       大学で見つけたい

Q.いつから臨海セミナーに通っていますか。

小学5年の冬から通っています。友達が臨海セミナーに通っているのをみて、私も受験のために通い始めないといけないなと思ったのがきっかけでした。

Q.高校受験の時と大学受験の時とで臨海セミナーの印象は違いますか。

高校受験の時は、受け身でいても、先生方からいろいろとアドバイスしてくれました。大学受験では、先生が勉強の計画を立ててくれる塾もあるようなのですが、自分で主体的に決めていく形に変わりましたね。自分でも、受け身になり過ぎないように意識して、分からないことはすぐに質問をするようにしました。そうして先生との会話を重ねていくうちに、どんどん話しやすくなり、志望校のことや細かな相談も気軽にできるようになりました。

Q.志望校はいつごろ決めましたか。

国公立は高校1年の夏ごろ、私立は3年の春ごろに受験する大学を決めました。進学先の早稲田大学教育学部を受験したのは、臨海セミナーの先生からのアドバイスがきっかけです。教育学部というと、教員の道しかないと思っていましたが、それ以外の就職先もあることを教えてもらい、受験を決めました。また、今年は受験の制度が変わった年です。分からないことも多くあったので先生によく相談していました。例えば、英検の試験を受けた方が良いのか、どこの受験に使えるのか。きめ細やかなアドバイスをいただけて参考になりました。

志望校を決めたころ、ちょうど自粛期間と重なり、自然と勉強に集中するようになりました。目標が明確になったことも自分の中では大きいです。入学後の姿がイメージできるようになったので、勉強のモチベーションも高まりました。一方、苦手科目の勉強を続けているとモチベーションが下がりがちです。そこで得意科目、苦手科目、得意科目の順で、苦手科目をサンドして勉強するように工夫しました。友達とアプリを介して勉強時間を競っていたこともモチベーションを保つことにつながっていたと思います。

Q.長い期間、臨海セミナーに通い続けることができた理由はなんですか。

臨海セミナーでは、同じ授業が週に2回あります。そのおかげで、習い事や部活動で忙しくても、自分の予定に合わせて受講することができました。私にとっては対面授業がありがたかったです。映像授業だと、正直寝ていても先生からは分からない()。対面授業の方が、問題を当てられることもあり、良い意味で緊張感を持ちながら授業を受け続けることができました。

Q.印象的な授業や先生との思い出はありますか。

「早慶上智英語」という講座は印象に残っています。毎回、授業中にテストがあるんですが、その結果が次回の授業の席順になるんです。成績の良い人から順番に、前の列から座っていくので、自分の成績が目に見えて分かり、勉強のモチベーションにつながっていました。一番前列の席に座ったときは、やっぱりうれしかったです。また、友達と3人で自習室が使える13時から22時まで勉強していたとき、頑張っているね、と先生に声を掛けてもらったのはうれしくて印象に残っています。

Q.進学先で楽しみにしていることは何ですか。

大学には、いろんな地域から来たさまざまな価値観を持った人がいるので、その人たちと友達になるのが楽しみです。また、私はこれまで地元から出たことがあまりなかったので、進学先のある東京に行くことで、自分の中の世界がさらに広がっていくことを楽しみにしています。

Q.受験生の皆さんに応援メッセージをお願いします。

高校3年間はとても短いです。だから学校の行事や部活動も全力で楽しんで欲しいと思います。また、受験勉強は一人でやるものではないです。一人で抱え込み過ぎず、友達、両親、学校や塾の先生と協力し合って頑張ってください。

担当講師から見た小高さん

中西先生より

小高さんの学習状況を一言で表すのであれば、「安定感と継続」という言葉に尽きると思います。特に高3夏以降の毎週のテストゼミは、その難易度の高さ故、周りの人たちがなかなか安定した得点を出せない中、小高さんはほぼ毎回7割以上の点数を安定して出し続けていました。また、やむなく授業を欠席した場合もわざわざ片道1時間半以上かけて他校舎へ出向き、振替授業を黙々と受けていました。こうした姿勢を最後まで貫いたことが志望校合格に結びついたのではないかと思います。

取材を終えて

小高さんは、週1回ある習い事のフラダンスと、週4~6回ある部活動の吹奏楽と、勉強以外の予定もびっしりとのことで驚きました。こうした状況でも小学生から、中学、高校とずっと臨海セミナーに通い続けられたのは、最後までやり遂げる責任感の強さからでしょう。その責任感の強さを周りもきっと頼りにしていたからことでしょう。部活動ではパートリーダーも任されていたとのことも納得です。

大学では、幅広くさまざまな分野を学びたいという小高さん。お話を伺っていて教員の道も向いているように感じましたが、大学で見分を広げながら、進みたいと思う道を見つけて欲しいと思いました。