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合格者インタビュー(2022大学受験④)
「分析」
入塾時期 小学6年生
合格年度 2022年春
部活動 なし
将来の夢 科学者・研究者
小学6年生の時から通っています。臨海セミナーに通っていた友達から誘われたのがきっかけでした。小学生のころは勉強もできなかったですし、授業を体験してみると楽しかったので、通うことに決めました。
高校受験の時は、公式や解き方を授業を通して覚えることが中心でした。大学受験になると、テスト形式の授業が増え、自分から考えることが重視されていたように感じます。はじめは受験勉強で求められることの違いに苦労しました。だから、まずは大学受験の勉強に慣れるために、たくさん量をこなすことを心掛けていましたね。量をこなす中で、志望する大学はどういった問題が多いのか、どういった解き方をすることが多いのか、どういう考えが求められているのかを「分析」していました。科目ごとの配点も確認して、合格のために必要なことを考えて取り組んだことで、合格に結び付いたのだと思っています。
和気あいあいとしている印象です。生徒同士が仲良く話をしているのはもちろん、先生との会話も多かったように思います。先生は、授業終わりに質問に行くと丁寧に答えてくれますし、友達と雑談しているとそこに混ざってくることもありました。勉強のことだけでなく、それ以外の会話もできたことで、心の距離が縮まったように思います。だから、「勉強しろよ」と言われるとやる気が出ましたし、アドバイスも素直に聞くことができたんだと思います。
よく言われていたのは「勉強をパターン化して、続けること」です。パターン化というは、どうしたら勉強に集中できるのか、やる気が出るのかを見つけて習慣化することを指します。僕の場合は、臨海セミナーの自習室に行くこと、家から塾に行くまでに音楽を聞くことでした。
苦手科目の英語については、時間を掛ければ成績が伸びる教科だからと「見直し、復習は徹底した方が良い」と言われました。そのアドバイスのおかげで、苦手科目の成績も伸ばすことができたと思います。
受験に役立ったのは、自習室とプリント、「テストゼミ」です。自習室は、文字が見やすいライトが使われていたり、席の横には「英単語を覚えるポイント」など、受験に役立つ張り紙がされていたりと、勉強しやすい環境でした。プリントは、先生に勉強の相談をすると、おすすめの問題や過去問をもらえたんです。自分に足りないところを補うことができ、受験勉強にとても役立ちました。
「テストゼミ」はテスト形式の授業です。僕は数Ⅲのテストゼミを受講していました。テスト形式なので、緊張感がありますし、時間内に解かなければならないので、受験本番の良い練習になりました。テストゼミの終わりには一人ひとりテストの点数を発表するんですが、常に高い点数の人や回を重ねて点数が上がってくる人を見つけると、その人に負けないようにと、刺激を受けていました。
合格のために、勉強は大切なことです。どんなにセンスがあっても、勉強しないと受かりません。だから積極的に勉強に取り組んでください。勉強を長く続けるためには、モチベーションの維持も大切です。僕の場合は、合格した姿を想像して、気持ちを高めていました。実際に大学に行ってみたり、YouTubeに上がっている志望校の動画を見たりすると、合格後の姿が想像しやすいと思います。志望校合格に向けて、勉強を頑張ってください。
担当の先生から見た齊藤さん
取材を終えて
見事第一志望の慶應義塾大学薬学部に合格した齊藤さん。過去問から大学の考え方まで研究していたというのには驚きました。将来の夢は、科学者・研究者だそう。薬を開発して、目の前の1人だけでなく、多くの人の役に立ちたいとその想いを話してくれました。昨今、思い描くような高校生活が送れない中、自分のことではなく周りの困っている人たちのことを考えられることは、高校生ながらとても立派だと思います。ぜひ将来の夢を叶えられますように、応援しています。