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合格の秘訣は
「先取りして、継続的に取り組むこと」
合格した大学     東京大学 理科一類
入塾時期       中学3年生の6月ごろ
部活動        卓球部
将来の夢       専攻する分野の知識を生かした職業

Q.いつから臨海セミナーに通っていますか。

中学3年の6月ごろから通い始めました。周りの人が受験のために次々と塾に通い始めていたことがきっかけです。自分に合った塾を探すために、臨海セミナーの無料体験授業に参加してみたところ、質問を当てられる緊張感がありながら、気さくな先生が多くいたので、自分に合っていると思い通い始めました。

Q.志望校はいつごろ決めましたか。

ぼんやりと東京大学に行けたらと思っていましたが、明確に意識したのは高校1年生のころです。関根先生に、僕が通っている横浜翠嵐高校から東京大学に進学した人がいることを教えてもらい、より行きたい気持ちが高まりました。
東大進学に向けて、「東大プロジェクト」を受講したことは、合格のためにとても大きかったです。東大受験に則した授業であるのはもちろん、毎月のように行われるテストの結果が、各科目ごとに貼り出されていたので、周りのレベルが高いことが目に見えて分かり、とても刺激になりました。自分が良い成績を取ったときには、先生も褒めてくれたのでうれしかったですね。

Q.高校1年生から東大志望ということですが、どのように3年間勉強していましたか。

1年生から2年生にかけては、とにかく全速力で進もうと思い、勉強に取り組んでいました。このころ、周りの人たちは受験勉強にまだ本気で取り組んでいない時期だと思います。だから他の人が勉強をしないときに、先取りして進めることで、差がつくのでは、と考えました。
2年生の終わりから3年生にかけて力を入れて取り組んだのは、過去問や予想問題です。ただ自習では、なかなか試験時間を意識しづらかったので、臨海セミナーの授業で、本番と同じ時間配分で演習に取り組めたことは、受験に大きく役立ったと思います。

Q.受験勉強で意識していたことを教えてください。

やっぱり、先取りして勉強することですね。早くから勉強に取り組むことは、能力がなくてもできることです。その取り組み開始までの時間の差が3年生で大きな差になったと感じます。そのおかげか、3年生の模試では学年1位を取ることができました。
僕も含めて、勉強の時間が余ったという受験生はいないはずです。だからこそ早くから勉強に取り組むべきだと思います。時間が足りなかったために勉強できなかった分野があると、それだけで不安ですし、やった分だけ自信につながるものだと思います。

Q.受験当日は自信を持って試験に臨めましたか。

そうですね。不安な気持ちもありましたが、模試でしっかり結果を残しているから大丈夫だろうと言い聞かせて試験に臨みました。あと、友達や先生からは励ましの言葉をかけてもらいました。その言葉があったから、より自信を持てたと思います。やっぱり周りの人の支えは大事だと実感できました。

Q.進学先で楽しみにしていることは何ですか。

中学、高校は、受験を目的とした勉強が主だったと思います。大学では、自分の知的好奇心に添った、自由な勉強ができると思うので楽しみにしています。また、優秀な学友に囲まれて勉強する中で、将来進む道も明確にしていきたいと思っています。

Q.受験生の皆さんに応援メッセージをお願いします。

受験は努力が目に見えて報われる最大のチャンスだと思います。ここで努力して得た成功体験は、これからの人生の自信になるはずです。そのために、まずは早くから取り組むことをおすすめします。

担当の先生から見た市川さん

土田先生より

高3東大英語は毎週テストゼミ形式なのですが、市川くんは、友人たちと毎週スコアを競い合って「腕」を磨いていました。
欠かさず授業に参加して、制限時間内に解き終える時間感覚を身につけ、授業も集中して聴いていました。
静かに熱い生徒でした。高1,2の早い段階で学習を進めていたために、高3からスムーズに演習に入れたことが勝因のひとつとなったのだと思います。

取材を終えて

しっかりとした言葉で、自分の考えをお話してくれた市川さん。そこには東大合格という成功体験を得たからこその自信が感じられました。

「先取りして、早くから勉強に取り組むことは能力がなくてもできる」と、自分は平凡であったと謙遜されている様子でしたが、平凡な人はそこに気付くことができません。気付くことができたのは市川さんに、確かな先見の明があったからでしょう。このインタビューを通じて、多くの方に「先取りして取り組む」ことの重要性に気付いていただけたらと思いました。