「合格に必要なものは？」と聞かれたら、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。学力や内申点はもちろん重要ですが、どういう気持ちで受験に臨むかも非常に大切です。勉強だけでなく、部活や友人関係など、中学生は忙しいもの。時には疲れてしまい勉強に対する集中力が落ちてしまうこともありますが、そんなときこそ油断は禁物です。ただ課題をこなすだけでなく、「なぜこの答えになるんだろう」「どうして間違えたんだろう」という疑問を大切にして、能動的に学習を進めましょう。自分で解決できないことは、どんどん質問するべきです。「このくらいでいいや」と妥協せずに高い意識を持つことが、合格への近道になります。
受験生の保護者様からは、「受験を迎える子どもにどう接するべきか」という相談をよく頂きます。卒業生に話を聞いてみると、反応は様々ですが、言われて嫌だったこととしてまず出てくるのが「勉強しなさい」という言葉です。逆に、嬉しかったことを聞いてみると、「勉強のことは自分に任せてくれた」という意見がありました。また、「夜食を作ってくれた」「送迎の車で愚痴を聞いてくれた」というエピソードもありました。してくれて当たり前、というものではありませんから、生徒の皆さんは保護者様への感謝の気持ちを忘れないでくださいね。