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東大理Ⅲ合格者インタビュー

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東大理Ⅲ合格者インタビュー

東大PJ講師と東大理3合格者インタビュー

東大ゼミ生から東大理Ⅲへ見事合格した長岡くんと田前くんがインタビューに答えてくれました。
勉強の進め方・反省点やアドバイス、東大プロジェクトの感想まで非常に貴重なお話を聞くことができました。

インタビューに協力してくれた彼らのプロフィール

長岡義晃くん(福岡県) 久留米大学附設出身。大学ではパンク系ロックバンドとアメフトに所属。

田前麻生くん(大阪府) 大阪星光学院出身。大学ではテニスサークルに所属。

東大理Ⅲを目指そうと思ったきっかけは?

田前:僕は小学生から中学生ぐらいの間で、なんとなく漠然と医者にはなりたいなと思っていて。どうせだったら研究、臨床において最も充実している東大に行きたいなと。本当に行きたいと思ったのは高校からです。

長岡:田前くんの話と全くもって一緒です。漠然と決めた時期もそうだし、よし東大医学部行くぞ!と決めたのも一緒で。志望理由を決めたのも、東大にも行きたいし医者にもなりたいし、じゃあ東大医学部行こう!みたいな。学校の成績から行けるんじゃないかな、という感じでじゃあ目指そう!となりました。

東大プロジェクトってどんなところ?

土田:長岡くんは福岡県だよね?田前くんは大阪だもんね。どういうきっかけで東大プロジェクトを知ったの?

田前:僕は友達が臨海を知っていて、YouTubeから見たらしいんですけど、添削のサービスが良いと聞いて。

長岡:まず1番は返却が早い。記憶に残っているうちに返ってくる。模試とかだと1ヶ月後とかしか返ってこないんですよね。1ヶ月だったら良い方で、地方によっては1ヶ月半かかったりするんで、こんな問題解けたっけな?みたいな。解けたとしても、そのときの感じや、俺どこで詰まったんだっけ?とか微妙なニュアンスまでは全然覚えてないんで。結局解き直しってなると、またイチからで面倒くさくて放置しちゃうこととかありました。
その点東大PJは記憶が鮮明なうちに添削答案が返ってくるので、あ!ここで詰まっていて、添削に書かれていること見て、こうすれば出来るのかとか、あのもどかしい感じを覚えてる。そこが良かったですね。

土田:田前くんは、ここが良かったみたいなところあった?

田前:入試直前まで対応してくれるところが良かったなと思いました。国語の添削で、入試前日の夜8時か9時ぐらいに提出したんですけど、添削してくれますか?って聞いてもOKしてくれて。

土田:田前くんはね、試験前日にホテルにFAXしたの覚えてる。

田前:ありましたね。

土田:ホテルの人に電話して「今からFAXするので宿泊客の田前さんによろしくお願いします」とか言って。

田前:僕もびっくりしました。びっくりしたのと、届いたのをサーッと見直して、翌日安心して。

勉強の「質」と「量」

長岡:失敗から色々学んでいきました。結構抽象的な話なんですけど、満遍なくとりあえず与えられたことをやるだけ、みたいなものがあって。とりあえず「へー、ふーん」みたいな感じで授業を聞いて、宿題出されたからとりあえずやっておこうか、ぐらいの感じでしかやってなかったから、結局何も全然身についてないというか。本当に解いたことのある問題しか解けないよ、みたいな状態で。
「これじゃなんかまずいな。どこかで変えなきゃな」と思って、自分の頭で考えることを大事にしました。それは口で言うのは簡単なんですけど、いざ具体的な一つひとつの問題に対してやるんだったらすごく時間もかかるし、実際難しいことだし、それをずっと究極まで詰めていったという感じです。量より質重視というか。それでも最初はあまりうまくいかなくて。逆に今度はクオリティーばっかり拘るようになっちゃって。それを続けていったら今度は、クオリティーも量もどっちもあった方がいいに決まってると思って、我武者羅にクオリティー求めることをやめて、みたいなことを意識していったかな。結局気づいたら具体的な行動が意識改革に伴ってついてきたという感じで。

土田:深いね。しっかりした考えを持ってて。

田前:僕は高校時代、学校の授業を重視してました。与えられた課題もボーナス課題なんかもどんどんやって。一つひとつの問題に対して深く考えるようにして。でも、それだと時間が短いわりに東大の場合、サクサク問題を解かなくてはいけない状況でちょっと太刀打ちできなかったんで、どちらかというと量重視よりになって、過去問で処理能力を早くして。

土田:高校時代は勉強した?

田前:まあまあ。僕の場合は部活やったり、夏に物理チャレンジとか出たんでそのための勉強とかしてたんで、受験勉強っていうのはあまりできる時間はなかったです。

長岡:僕も、当時は一応それなりに受験勉強、自分はやっているんだっていう感触はあったんですけど、今思えば全然やってなかったかな。

土田:学校の成績は2人とも良い方だった?

長岡:めっちゃ良いわけではなかったと思いますけど、そんなに悪い方ではなかったと思います。200人いて大体、15番以内には入っていたかな?みたいな感じ。理Ⅲにはまあ、遠かったかな。

田前:僕も同じぐらいで。200人ぐらいで20番前後で、めちゃめちゃ良いというわけではなかったです。

土田:大したもんだけどね。

英語の学習について

土田:英語は2人とも得意だよね?

長岡:結構得意な方ではありましたけど。

土田:こういうのをやっておいた方が良いよ!というアドバイスをするならば?

長岡:さっきの話ともつながってくるんですけど、結局自分の中で大事なのって質と量とどっち?という話をしましたが、その話って教科や教科の中の分野によっても違ってくると思ってて。
例えば量だったら、単語覚えたりとか、イディオム覚えたりとかする。逆にクオリティーだったら、それを基に自分でその場で表現を編み出していく。こういう風に言えるんじゃないのか、とか文脈読んでいく力っていうか。1文目にこう書いてあるから、じゃあ次2文目にこうなるんじゃないのかな?とか、一つひとつの文を丁寧に考えていく。
結局どっちもしなくちゃいけないんでしょうけど、そこを意識しながらやっていって欲しいなというのがあります。そこを間違えちゃうと、長文ってじっくり向き合わなくてはいけないのに、ただ何か量をこなすだけで読むだけになっちゃたり、単語も逆に、結局意味が分かれば良いのに、何か無駄に必要以上に詰め過ぎたりして、はき違えてしまうと、あまりよろしくないのかな。

田前:学校から与えられる量は割と少なかったんで、自分からイディオムとか題材とかを求めていくのが大事かと。

土田:例えばどんなのをやってた?

田前:読解とかはあんまりしてなかったんですけど、文法は学校から与えられた題材があって、それを一部しか学校ではやらないんですけど、自分でどんどん進めていきました。

土田:コンスタントに英語は毎日やってた?

長岡:英語は毎日やった方がいいなと思います。1日でも欠かしちゃうと、急に感覚変わっちゃって、毎日やっているうちは分かんないんですけど、1日手放した瞬間に気付くというか。

土田:田前くんも英語は毎日?

田前:周りとか見て、毎日やっている人はみんないい成績をとってるなと思いました。

――英語の勉強の反省点は?

長岡:高1・高2のうちに、量の部分というところでいえば、もっと前からちゃんとがんばっておけば良かったなと。イディオムとか単語とか。高3になって、やっべ、知識足りない!と気付いてからさーっと頭に入れられるものではないんで。高1・高2のときは分かんないと思うんですけど。知識の大切さとか。受験を終えた側から言えば多分、そういうことかなと。

田前:本当にその通りだと思います。高1・高2で単語を詰めることは大切ですね。高3のときに僕はあんまり英語、そんなに振るわなかったんで、読むスピードが遅くて、毎日英語に触れてスピード上げられたら良かったかなと思います。

数学の学習について

――数学が苦手な生徒へ①

土田:「数学が苦手でどうしたらいいんでしょう」という声が多いんだけど、どうすると数学って伸びていく?

長岡:数学は、僕も実は結構苦手で。1番最後は1番得意な科目に変わっていきました。1番最初はこの問題やってごらん、て言われて、赤ペンで答え写してこうやってできるんだねって、その場では出来るようになりました。で、類題は?と言われて、全く同じ解法だったらできるんですけど。数字替えぐらいだったら。でもちょっとひねられると分からないという繰り返し。多分ほとんどの子がそうだと思うんですよね。実際に見たことがある問題だったらできるけど、結局これ、どう打破したかっていうところまでは理解していない。そこで僕は問題を見たときに、自分は何でこう解いたんだろうとか、分かんない問題だったら解答の1行目の出だし、なんでこうなっているんだろう、みたいに1行1行めっちゃこだわりました。その中で、すごい汎用性がありそうなものだったら、それはもう覚えておく。数学は暗記科目ではないとは思うんですけど、本当は。だけど受験数学だったらやっぱり、試験場でイチから今までの数学者の軌跡を辿ることはできないから、ある程度は知っていなきゃいけない部分もあるんだろうな、というのを割り切って、覚えることは覚える、そしてそれを基に考えることは考える

土田:覚えることと、考えること。

長岡:そこを両立していってやっていくと結局、知識の量はどんどん増えていくから。しかもそれが汎用性のある知識。そしたらだんだん得意になっていったかなっていう感触をつかめて。だから、解説読むときも、先生の授業聴くときも、常にそこは意識して、これは覚えるべきことだから覚えようとか。あと先生がぽろっと口頭で言ったことでも、これは考えるときに役に立ちそう!みたいな、この発想の転換、なるほど!みたいな、暗記事項ではないけど頭の片隅に留めていたら思考のときに役に立ちそうなこと、みたいな。

土田:2人とも数学得意?

長岡:最後は得意になったという感じですけど、僕は。最初は本当に苦手でした。数学自体は好きだったんですけど。

土田:田前くんは最初から得意だった?

田前:元から数学は好きだったんですけど。まあ、好きと得意には相関性あるかな、と。

土田:実際、どの高校でも教科書の例題があって、解き方があって、そのあと類題があって、という感じだよね。その例題の解説、先生がこうやって解くんだよ、と解説してる中で、どういうことを考えていくの?

長岡:例題を読んで考えることと言えば、どうやったらできるのかな?とか、例えばベクトルで大きさが出てきたら絶対二乗するけど、なんで数学者は二乗するんだろう?みたいなこととか。全然大した結論が出ないときもあって。結局、僕の中では大きさって二乗しないとそのままでは扱えないからだ!ってただそれだけだったとかあるんですけど。ならば今度から大きさが出てきたら二乗すればいいのか!みたいな、また新しい発展性が出てくる。今思えば、そういうことを高1のときからやっておけば良かったなって思います。その上で、覚えるって感じですかね。ある程度、絶対自分の思考を挟ませながら、行間を読むじゃないですけど、それこそ書いてあること一つひとつにこだわって。

土田:なるほど、行間を読む。

長岡:例題は覚えなければいけないんだけど、覚える前にもうちょっと自分で主体的に考えてみよう、という感じで。

土田:その姿勢は本当に大事だよね。主体性というかね。どうしても先生が黒板に書くのをそのまま写して、みたいになりがちだけど、主体的に考えて、ここからどうなるのかというプロセスが多分その行間にあたるものなのかと。

田前:高校時代は質重視でそれ以降は量重視と言いましたけれど、これは数学が特にそうでして。最初の時は、書いてることのつながりが合ってるかっていう、その論理性とか、長岡くんが言ってた行間とかを結構重視してて。それだけでは太刀打ちできないなと思ったんで、やはり暗記すべきことは暗記して、ということをやっていました。

――本試験の数学について

土田:本試験の時は二人とも数学は出来た?

長岡:本試験の時は、そうですね、今年は知識を問われているような感じで、その場で考えさせるような問題がそんなになかったんで。

田前:結構、暗記したことが出てきた、という感じはありましたね。

土田:じゃあ、あんまり苦でなかった?

長岡:逆に苦は苦でした。数学の試験中って、模試のときとかでも、2時間半フルでペンの音がしているときってあんまりないんですよ。最初の1時間ぐらいみんなバーッてなるんですけど、途中からペンの音が止まって、問題用紙の音。どの問題から解こうかっていう紙をめくる音ばっかり聞こえてくるみたいな感じなんです。今回の試験場は、それこそ1番最後、2時間半までずっとペンの音がガリガリって聞こえてきてたから、目一杯時間を使って計算ミスがないように答え出さないと、あかん!ここで差ついちゃうぞ!みたいな。計算ミスしたら、多分もうこれ落ちるな、ぐらいな感じだったんで。理Ⅲだと特に、多分これ、みんな満点取れちゃうかもなと思ったんで。結局僕は1問だけ計算ミスしたんですけど。

土田:何点ぐらいとれた?

長岡:109でした。

土田:109!すげーな、

田前:僕も同じぐらい、108でした。

土田:すげーな!流石だね。割と典型問題みたいな感じだった?

長岡:それはそれでプレッシャーでした。本当に、

土田:ミスっちゃならんという?

長岡:割とそうだったよね。

田前:うん。早めに解いていかに見直しにかけるか。

長岡:証明問題とかじゃなくて、割と答えをポンと出すような問題がほとんどで。1番最後だけが証明に近かった問題だったけど、あとはほとんどもう、答えが合ってるか合ってないか、みたいな。

土田:実際、試験が終わった段階では手ごたえはどうだったの?

長岡:解けたつもりではいました。全部解き切ったぞ、みたいな。

土田:大きなミスもなさそうだし?

長岡:あるとすれば計算ミスかな、みたいな。

田前:計算ミスは怖かったですけど、全部解き切ったという気持ちはありました。

――数学が苦手な生徒へ②

土田:割と文系の女の子から数学が苦手、という声がものすごく多くて。さっきの話だと「行間を読む・汎用性」みたいな話があったけど、多分難しい模擬試験じゃなくても標準的な問題も解けなかったりするのかもしれないけど。

長岡:そういう子に対して言うんだったら、やっぱり「まずは知識つけようね」って言います、僕だったら。

土田:それは例題の解き方を覚えて、みたいな感じなのかな?

長岡:多分そういう子だったら行間読みながら覚えて、とかいうのは無理だろうから、最初はとりあえずこうやってやるんだよ!覚えなさいっていうのを言うと思う。

土田:苦手な子はペンが1行目から動かないって言うんだよね。その原因としては、教科書に載ってるような例題の解き方も分かっていないからなのかな。それを、覚えるっていうと具体的にどうやって覚えたらいいのかな?

長岡:何回も似たような類題を解くことで、頭の中で流れを定着させていく、みたいな感じですよね。一言一句同じように覚えるというわけではないんで、そこは何回も類題を解く。それこそチャート式の類題とか練習問題とか例題が沢山載っているから、そういうので流れをまず覚えましょうみたいな感じで。

土田:それは実際にペンを動かしつつ?

長岡:ペンを動かしつつですね。

土田:黙って見ている、ということはないよね?

長岡:そうですね。それだとやっぱり数学は分かんないと個人的には思うんで。人によっては違うと思うんですけど。

土田:ペンを動かして、流れを、そして同じようなパターンをやりながら定着させていくっていう。

長岡:それができないとやっぱり応用は出難しいと思う。

インタビューを終えて

2人共しっかりとした考えを持っていて感心しました。答案を頻繁にやり取りする事で、横浜と距離は離れていても、いつも近くにいるという感覚を持って彼らと接することができました。
東大ゼミ生のシステムからこのような縁ができ、一緒に東大理Ⅲ合格に向けて歩めたことを心から嬉しく思います。これからも、こうした一つひとつの出会いを大切にしていきたいです。
東大英語担当講師:土田 秀彦

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