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神奈川県公立高校
入試日程と選抜方法

平成31年度 神奈川県公立入試日程

平成31年度神奈川県公立高校入学者選抜は、下記の日程で行われます。

共通選抜
平成31年度入学者選抜
入学願書受付日 平成31年1月28日(月)~1月30日(水)
志願変更期間 平成31年2月4日(月)~2月6日(水)
(連携型中高一貫教育校連携募集及び足柄高等学校特別募集は除く)
実施日 平成31年2月14日(木)
面接及び
特色検査の期日
平成31年2月14日(木)、15日(金)及び 18日(月)
(連携型中高一貫教育校連携募集及び足柄高等学校特別募集は2月15日(金)のみ)
合格発表日 平成31年2月27日(水)
定通分割選抜※定時制(夜間)・通信制の課程
平成31年度入学者選抜
入学願書受付日 平成31年3月1日(金)及び3月4日(月)
志願変更期間 平成31年3月5日(火)及び3月6日(水)
実施日 平成31年3月12日(火)
面接及び
特色検査の期日
平成31年3月12日(火)及び13日(水)
合格発表日 平成31年3月19日(火)

神奈川県公立高校入試制度の概要 ※クリエイティブスクール等を除く

共通選抜
全日制 定時制 通信制
募集定員 募集定員すべて 募集定員の8割
志願 ひとつの課程・学科・コース等を志願(志願変更は1回のみ可)
学力検査 ◆共通選抜(国語・社会・数学・理科・英語)各100点・50分
◆面接
◆共通選抜(国語・数学・英語)各100点・50分
◆面接
面接または作文
特色検査 必要に応じて実技または自己表現検査を実施
選考 【第1次選考】募集定員の90%
調査書の評定と実施した検査の結果をもとに、各校で定めた数値算出方法で選考
【第2次選考】残りの募集定員
調査書の評定を用いずに選考
調査書と実施検査をもとに総合的に選考
定通分割選抜
定時制 通信制
募集定員 共通選抜の募集定員を差し引いた人員
志願 ひとつの課程・学科・コース等を志願(志願変更は1回のみ可)
学力検査 ◆共通選抜(国語・数学・英語)各50点・30分
◆面接
面接または作文
特色検査 必要に応じて実技または自己表現検査を実施
選考 調査書の評定と実施した検査の結果をもとに、各校で定めた数値算出方法で選考 調査書と実施検査をもとに総合的に選考

選抜資料の扱い

調査書について

調査書は「学習の記録」の各教科を5段階で評価した「評定」だけを資料とし、第2学年と第3学年の9教科の評定を、次の計算式にしたがって点数化します。

2年3学期※1(5×9教科)+3年2学期※2(5×9教科×2)=135点満点

※1 二期制では後期(3月成績)、※2 二期制では同時期(12月成績)

選考にあたり、評定を重点化する学校・学科もあります。重点化では、3教科の範囲で各教科の評定を2倍まで乗じることができます。

クリエイティブスクールは調査書の評定は資料とせず、教科ごとの「観点別学習状況の評価」を活用します。

なお、選考の数値算出に直接関係するのは各教科の学習の記録の中の評定だけですが、そのほかの記載事項全てが、受検者が提出する「面接シート」とあわせて面接の際の参考資料となります。また、平成25年度の入試制度変更により、中学生のときの活動の経歴や役職、大会等の記録、各種資格の取得等、活動実績の点数化はなくなりました。

学力検査について

学力検査は、クリエイティブスクールを除く全ての学校で実施されます。実施科目は原則、国語、社会、数学、理科及び英語の5教科です。

※特色検査を実施する学校・学科では実施科目を3教科にまで減らすことがあります。

※学力検査は1教科50分で実施します。

※学力検査の満点は1教科100点、5教科で500点となります。ただし、2教科までの範囲で、2倍まで特定の教科を重点化することが可能です。

重点化の例

英語と国語を2倍する学校を受検する場合、上段の得点を取ったとしても、下段の得点が選抜に使われます。

-
入試得点 80 80 70 80 70
重点化後の得点 160 80 140 80 70

平成25年度の入試改革で学力検査問題は「思考力、判断力、表現力」をより重視する出題へと変更されました。これにより、全教科で記述式の出題が増加しました。なお、基礎的・基本的な知識などを答える問題や、記号・番号で答える問題も従来通り出題されています。

面接について

面接は、「主体的に取り組む態度(学習意欲)」や「生徒一人ひとりの個性や能力、適性」を把握するため、すべての学校で実施されます。面接の実施方法は、下記の通りとなります。

面接の実施方法
実施対象 受験生全員
実施形態 個人面接(受験生1名:試験官2名以上)
実施時間 受験生1名あたり10分程度
参考資料 受験生が記載した面接シート及び調査書の記載内容をもとに実施※1、※2

※1 調査書の提出を要しない受検者については、面接シートの記載内容を参考にする。

※2 クリエイティブスクール、県立相模向陽館高等学校、通信制の課程の高校は、面接シートの代わりに、各学校が提出を求める受検者本人の記載する用紙を参考にして、面接を実施することができる。

評価の観点

面接の評価の観点には、「共通の観点」と「学校ごとの観点」があります。

共通の観点

①中学校での教科等に対する学習意欲

②中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲

③入学希望の理由

【質問例】

・なぜ本校に入学したいのですか。

・面接シートには、中学校での学習活動において、○○と書かれていますが、どのように意欲的に取り組みましたか。

・調査書によると○○部で活動していたようですが、どのような意欲を持って取り組みましたか。

学校ごとの観点

①高校での教科・科目等に対する学習意欲

②高校での教科・科目等以外の活動に対する意欲

③学校・学科等の特色の理解

④将来の展望

⑤面接の態度など

【質問例】

・入学後、学習面で力を入れたい教科は何ですか。

・入学後、どの部活に入って、どのように取り組みたいですか。

・本校のことで知っていることを教えてください。

・高校卒業後は、どのような進路を考えていますか。

評価の方法

評価基準は各高校が作成します。各高校の評価基準に関しては非公表となります。いかに「具体性」を持った回答ができるかが、評価を分けるポイントとなりそうです。

特色検査について

各学校の特色に応じて、教科ごとの学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみる検査として、特色検査を実施することがあります。特色検査は、実技検査または自己表現検査とします。

選抜資料の比率と選考について

選抜は、第1次選考と第2次選考に分けて行われます。

第1次選考では、調査書の評定、学力検査の得点、面接の得点、特色検査の得点(実施校のみ)から求める「数値S1」により募集人員の90%までを選考します。残りの10%は、第2次選考として、調査書の評定を用いず、学力検査の得点、面接の得点、特色検査の得点(実施校のみ)で算出される「数値S2」により選考します。

数値S1・S2は、各校が定めた調査書の評定、学力検査の得点、面接の比率をもとに算出されます。各選抜資料の比率は、それぞれが2以上の整数、かつ合計が10となるよう、各校が設定します。

また、特色検査(実施校のみ)の比率は、5以下の整数に設定し、合計の10に加えられます。

数値S1・S2は、各校が定めた調査書の評定、学力検査の得点、面接の比率をもとに算出されます。各選抜資料の比率は、それぞれが2以上の整数、かつ合計が10となるよう、各校が設定します。また、特色検査(実施校のみ)の比率は、5以下の整数に設定し、合計の10に加えられます。

第1次選考について

評定の例
A調査書の評定合計
A=【2年生の9教科の評定合計】+【3年生の9教科の評定合計】×2(135点満点)
※3教科の範囲で評定を1〜2倍し、重点化することができる。
B学力検査の得点
B=1教科:100点×5教科(500点満点)
※2教科の範囲で評定を1〜2倍し、重点化することができる。
C面接の得点
C=面接の得点(100点満点)
D特色検査の得点(実施した場合のみ)
D=特色検査の得点(100点満点)
数値S1の算出

ABCDを100点満点に換算した数値をそれぞれabcdとする。

各高校で定めた調査書の評定の比率をf、学力検査の比率をg、面接の比率をhとする。

f、g、hはそれぞれ2以上の整数。f+g+h=10となるよう、各校で設定。iは各校で定めた5以下の整数とする。

主な高校の第1次選考における比率
学校名 調査書の評定
(f)
学力検査
(g)
面接
(h)
特色検査
(i)
横浜翠嵐 2 6 2 2
希望ヶ丘・光陵・平塚江南 など 3 5 2 2
湘南・横須賀 など 3 5 2 1
厚木北(スポーツ科学科) 4 4 2 5
市立戸塚(音楽コース) など 4 4 2 3

S1=a×f+b×g+c×h(+d×i)

数値S1は特色検査を実施しない場合は1000点満点、特色検査を実施した場合は最大で1500点満点となります。

例1:特色検査を実施しない場合の数値S1による選抜

花子さん太朗くんのS値

各高校の選抜資料の比率

太郎くん、花子さんの合否の可能性は…⁉︎

X高校の場合

学力検査得点の高い太郎くんの方が、内申点、面接点とも花子さんを下回っているにもかかわらず、合格の可能性がより高いことが分かります。

Y高校の場合

内申点と学力検査得点をバランスよく取っている花子さんの方が合格の可能性が高いことになります。

Z高校の場合

内申点の高い花子さんの方が合格の可能性が高いことになります。

例2:特色検査を実施した場合の数値S1による選抜

上で紹介したX高校が特色検査を実施し、特色検査の比率iが5である場合の、花子さんと太郎くんのS1値は以下の通りとなります。

特色検査の結果

特色検査を実施した場合のS1値

先ほどは太郎くんの方がS1値が高く、合格の可能性が高かったのですが、特色検査を実施した場合、特色検査の得点が高かった花子さんのS1値の方がを大幅に上回ります。つまり、特色検査を実施しない場合との逆転が起きるのです。

これらの例から分かるように、同じ内申点、学力検査得点であっても、受験する高校のf:g:h、iの比率により、S1値は大きく変わるということです。また、特色検査を実施する場合には、その比率も重要となります。したがって、志望校がどのような比率で選抜を行うかをよく知っておくことが大切です。

第2次選考について

第2次選考では、調査書の評定を用いずに、学力検査の得点と面接の得点(場合により、特色検査の得点を加算)の総合点で数値S2を算出します。

数値S2の算出方法

前述のB(学力検査)、C(面接)、D(実施の場合、特色検査)を100点満点に換算した数値を
それぞれbcdとする。


各高校で定めた学力検査の比率をg、面接の比率をhとする。

g、hは2以上の整数で、g+h=10となるよう各校で設定。iは各校で定めた5以下の整数とする。

S2=b×g+c×h(+d×i)