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平成29年度学力検査の出題傾向と対策

平成29年度学力検査の出題傾向分析

学力検査の問題分析【共通問題】

英語

問題の構成は例年どおり大問4題、小問23題の出題です。ただし、リスニングで2問出題されていた英文記述問題のうち1問が記号選択問題に変更され、大問3・4はすべて記号選択問題になるなど、よりマークシートを活用した問題形式になりました。

大問1はリスニング問題で、短い対話やスピーチを聞きその内容についての設問に答えるものです。どの設問も放送される質問文を聞き取って答える必要があり、毎年多くの受験生が苦戦するのでしっかりとした対策が必要です。

大問2は資料や短い対話文・Eメールの文を読んで答える問題で、最後に英作文が出題されています。今回の英作文はEメールの一部を3つの英文で書いて完成させるもので、これまでに見られないタイプの問題でした。テーマを文中から読み取った上で、まとまりのある文になるように英文を書く必要があったため難しいと感じた受験生は多かったはずです。

大問3・4は長めの文章を読んで答える問題です。大問3は会話文読解問題で下線部の前後関係や登場人物と話題の関係を把握する力が求められます。大問4は長文読解問題です。本文の流れに沿って4つの文を並べかえる問題は例年出題されますが、今回は前々回までと同じ完全解答の形式に戻りました。段落ごとの内容を把握できていれば解答できる問題ですが、前回に比べて本文の語数が増えたため、英文をより速く正確に読む力が求められました。

国語

前回に引き続きマークシート方式が採用されました。大問5題、小問25題の構成で、記述型の設問は漢字と200字作文のみでした。

大問1・2の漢字の読み書きは、例年とほぼ同じで、書きは小学校、読みは中学校の学習範囲からの出題でした。大問2の⑵の「ゼンセン」⇒「善戦」は小学生で習う漢字ではあるものの、使用頻度の低い熟語であるため書けなかった受験生も多いでしょう。

大問3の文学的文章は、登場人物の心情や様子の読み取り中心の出題でした。例年よりも約半ページ分文章が長くなりましたが、前回に引き続き全て記号選択型の設問で難度は高くありませんでした。

大問4は食生活史の研究についての説明的文章で、設問構成はほぼ例年通りで傍線部の理由や段落の関係を読み取るものが多く出されました。文章の論理展開も設問の選択肢も読み取りにくいものが多く、難しいと感じた受験生が多いでしょう。問5では、体験や見聞を踏まえて自分の意見を発表する言葉を書く200字の作文が出題されています。

大問5は古文を含んだ現代文です。平成25年度は古文、26年度は短歌(百人一首)、27年度は能の台本、28年度は古文(枕草子)、今回は俳句(松尾芭蕉)を題材とした出題でした。27年度と同様の対談形式の文章が復活しましたが、28年度出題のあった歴史的仮名遣いについての設問は引き続き出題されました。

数学

問題構成は大問5題、うち1題が独立小問集合形式で、総小問数は19題と変化はありませんでした。

大問1は正負の数、文字式、根号を含む式の計算、1次方程式、連立方程式、2次方程式、関数の変域、確率、角の二等分線の作図の9題。作図では与えられた式の判断を誤って、弧の長さを逆にとらえてしまった受験生もいたことと思います。

大問2は数の規則的な変化と式による説明の問題。問2の式による説明では、2種類の文字を用いて式に表す必要があり、やや難度の高い問題でした。大問3は座標平面を利用したグラフと平面図形の問題でした。問3では、面積を扱うものがここ数年続いて出題されています。

大問4は平面図形の問題。問1では、例年出題されている文字を使った角度の表現を利用し、弧の長さを表すものでした。問2の①は相似の証明。②は証明で使った相似な図形を利用して線分の長さを求める問題でした。大問5は空間図形の問題。問1は立体内の2点間の距離を求める問題で、三平方の定理や中点連結定理が身に付いているかどうかが試されました。問2の体積を求める問題は難度が高く、苦戦した受験生も多かったと思います。立体の高さを求めるために、立体を別の方向からとらえることが必要でした。また、立体を切断することを考えた受験生もいたと思いますが、切断面の位置から、複雑な解法だったといえるでしょう。

理科

出題形式、傾向は前回と同様。理科の原理原則を理解しているかを試す問題が並びましたが、前回に比べて全体的に解き進めやすくなっていました。

大問1は、基本問題。石油の分留は、沸点の違いから液体に戻る順序を考えさせるもので、物質の性質を利用した分留の仕組みを理解させる良い問題でした。大問2では、物質の密度、質量、体積から重力や浮力のはたらきを考えて浮沈を判断する問題で、化学と物理のつながりを示したものでした。

大問3は、気象観測の記録と天気図から天気のようすを考察する問題でした。記録と考察内容は結びつきが分かりやすく、平易な問題でした。数日間の天気図の様子では、台風の時期による移動のパターンが問われましたが、他の気圧や前線の変化を見ることで対応できたと思われます。大問4はデンプンと唾液を用いた消化の実験の問題でした。学校の定期テストでも頻出なため十分に対応できたと思います。選択肢に記述されて問われることはなかったものの、デンプンが唾液による消化ではブドウ糖までは分解されず、ブドウ糖がいくつか結合した糖までの分解であることが掲載されていました。

大問5は、5種類の物質を実験を通じて見分けていく問題でした。物質の色、水への溶け方、水溶液の性質、加熱したときの変化によって判断しますが、定期テストでもよく扱われる物質の性質を理解していれば解くことができる問題でした。

大問6は、物体にはたらく力と、運動のようす、力学的エネルギーに関する問題でした。速さを表すグラフの記述では、記録テープの様子から時間をどのように記録するかが問われ、多くの受験者が誤ったグラフを描いたと思われます。

社会

問題構成は例年通り大問6題、総小問数は20題でした。マークシートの導入によってなくなっていた完全解答形式の設問が復活し、5題出題されました。設問の難度自体は高くはありませんが得点しにくいため、全体の平均点は下がるものと推察されます。また、資料を分析し考察を述べる記述問題は2題で、前回よりも1題減りました。

大問1は小問集合です。例年出題されていた語句を記述する問題が姿を消しました。地形図中で経路をたどる問題、平泉の位置を答える問題、選挙の原則に関する問題、いずれも基礎知識レベルです。

大問2・3は世界地理・日本地理からの出題です。資料を読み取る力と、産業や各地域のようすに関する知識が試されています。どの問題も資料や文章をていねいに読んでいけば解くことができます。大問3問3では与えられた資料から考察を述べる記述問題が出題されています。

大問4は歴史からの出題です。年代の並べかえや資料分析の問題が完全解答形式となりました。歴史的なできごとが起こった時代・年代を丁寧に確認すれば解答することは可能です。問3では与えられたグラフから読み取れる内容について、語句を補充していく資料分析問題で、都立入試ではあまり見られない形式の問題でした。

大問5は人権、株式会社のしくみ、景気変動、消費者を保護する法律などの公民からの出題、大問6は世界の国々の経済発展をテーマとした総合問題です。大問6問3の記述問題は、与えられた文章・資料から設問で問われていることに沿って必要な情報を読み取っていけば解答にたどりつけます。

学力検査の問題分析【日比谷高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞き、その内容の問いに答えるもので共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り、記号選択になりました。

大問2は地球温暖化に関する会話文で、日ごろの社会科の学習やニュースなどで耳にする内容が中心でした。記述問題が1問しかなく、それ以外は整序英作文と内容理解に関する記号選択問題でした。例年の難易度に慣れていれば十分高得点が可能です。

大問3は世界の水問題についての物語。複雑な場面設定や目立った起承転結がなく、非常に読み取りやすい本文でしたが、設問には記述問題が4問含まれ、必要最低語数は合計65語、合計の配点は22点と、日比谷高校らしい出題でした。また、例年見られなかった発音問題が出題されました。

国語

大問5題構成で、総小問数は27題でした。

大問1・2は漢字の読み書きで、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「他者」をテーマとする小説文が出題されています。主人公が学校で他者とふれあうことによって成長するという物語で、登場人物の心情を細かく把握すると同時に、小説文ならではの表現を把握する能力も要求されています。小説文では論述形式で解答する問題は今回も出題されませんでしたが、選択肢の一つ一つが紛らわしく作られているため慎重に吟味する必要があります。

大問4は人間の心と社会の関係を論じる文章からの出題。抽象的な話題なので、筆者の主張を少しずつ頭の中で整理し、理解することが重要です。日比谷の特徴である空欄補充形式の出題は、文章の細部の把握だけではなく文章全体の論点の把握が求められる出題でした。例年通り、日比谷の「文章全体の構成を理解する読解力を身につけて欲しい」という強いメッセージが読み取れます。恒例の250字小論文は要約や論文の書き方の訓練が必要。

大問5は竹取物語を題材にした鑑賞文が出題されました。物語の成立について論じた内容であり、論述などに時間を費やすためには素早く解答することが求められました。全体を通して的確に読み取り、自分の考えを表現するという例年の傾向に加え、選択肢を素早くかつ慎重に吟味することが求められました。

数学

出題構成は例年通り大問4題、その内1題が独立小問集合形式で総小問数は14題です。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・2次方程式・不等式の利用・確率・作図が出題されました。不等式とありますが、平方根の大小関係の類題です。確率でサイコロに絡めた内容以外の出題は8年ぶりとなります。全体的に難易度は低めで青山と全く同じ問題です。

大問2は関数が出題され、西・青山・立川と同じ問題で、前回入試と難易度は変わりません。記述は直角二等辺三角形に関する出題で、図形の性質を考え斜辺に垂線を引けたかどうかが解法のポイントとなりました。基本問題、典型問題が並ぶため、大問1を含めどれだけ得点できたかが合否を分けたことと思います。

大問3は円の問題が出題され、西・国立・戸山と同じ問題。証明は珍しく円と接線に関する出題で、円周角と中心角の関係を利用するなど難化したといえます。問2(2)は、相似比から面積比を考える流れは3年連続で変わりません。線分比から文字を使い三平方の定理まで利用する、やや難しい問題となりました。

大問4は空間図形が出題されオリジナル問題だと考えられます。問1は前回同様、合同が発見できないと解きにくい問題。記述は文字を利用して解く面積に関する問題で、前回に比べて解答に時間のかからない問題でした。問3は面の捉え方に慣れていないと解答できない難問で、制限時間も含め正答率は相当低いと予想されます。

学力検査の問題分析【戸山高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞き、その内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り記号選択になりました。

大問2はお茶についての会話文で、問題冊子4ページにわたる膨大な量です。内容は平易ですが、複数の国や年代が登場する上に下線部や空所の前後だけを読んで解答できる問題が少なく、情報処理能力が問われました。また本文全体の内容一致と要約文タイプの日記が出題され、タイムロスをしない解答手順が必要です。

大問3は大陸移動説についての説明文で、世界地図を思い描いて情報の整理をしないと内容理解が難しい文章です。加えて磁極や大陸の移動など馴染みのない内容が説明されています。学説とそれを裏付ける証明を理解しながら読む必要があり、高度な読解力が要求される問題でした。条件英作文問題は40語以上50語程度で答える問題で、今回のテーマは「何かを学ぶ上で想像力は大事だと思うか」でした。

国語

大問5題構成で、総小問数は28題でした。大問1・2は進学指導重点校の他の高校とほぼ同じ問題です。大問3は日比谷・八王子東・立川と同じ問題、大問5は青山と同じ問題でした。

大問1・2は漢字の読み書きで、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「他者」をテーマとする小説文が出題されています。主人公が学校で他者とふれあうことによって成長するという物語で、登場人物の心情を細かく把握すると同時に小説文ならではの表現を把握する能力も要求されています。小説文では論述形式で解答する問題は今回も出題されませんでしたが、選択肢の一つ一つが紛らわしく作られているため慎重に吟味する必要があります。

大問4は、人類学をテーマとする文章からの出題。抽象的な話題なので、筆者の主張を少しずつ頭の中で整理し理解することが重要です。前回は記号選択のみでしたが今回は抜き出しの出題がありました。また選択肢は上記同様、慎重に吟味する必要があります。問6の小論文は前回より配点が高くなりました。年度によって配点が異なりますが出題傾向はほぼ変わりません。言いたいことを短時間でまとめる練習が必要です。

大問5は古今和歌集によって作られた日本人の季節感に関する出題でした。問3で出題された「さしずめ」の意味については、かつて慶應女子で出題されたこともある難問です。日頃から、語句の複数の意味について理解をするようにしましょう。

数学

出題構成は前回までと同様に大問4題、うち1題が独立小問集合形式で、総小問数は14題でした。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・2次方程式・2次関数の変域・確率・作図が出題されました。出題単元は年度によって異なるため、幅広く学習しておくことが必要です。大問2は関数が出題されました。国立・八王子東と同じ問題で、反比例に関する内容。2次関数は大問1で出題されましたが、戸山では平成25年の大問2の題材も反比例であることから、この出題傾向は珍しいことではありません。難易度はもう1つの単位制グループ問題と比べると低めで、基本解法の徹底と確実な計算力が問われる問題でした。

大問3は日比谷・西・国立と同じ問題。証明は、珍しく円の接線が扱われ、円周角と中心角の関係を利用するなど、難化したといえます。問2(2)は、相似比から面積比を考える問題で、グループ作成問題としては3年連続出題されていますが、線分比から文字を使い、三平方の定理まで利用する、やや難しい問題となっています。

大問4は空間図形が出題されましたが、これはオリジナル問題だと思われます。例年、直方体などの四角柱の辺を移動する動点問題が多いですが、今回は円柱における動点に関する問題が出題されました。これは、前回の青山などが採択した問題にやや類似しています。図形内の点の位置関係はつかみやすい問題ですが、円柱の空間内の線分を含む切断面をとらえる出題は、あまりされないため受験生にとっては難しかったことと思います。

学力検査の問題分析【西高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞きその内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り、記号選択になりました。

大問2は認知心理学に関する会話文です。一般的な内容理解の設問に加え、本文の説明に即して具体例として適切なものを選択する問題もあります。英語を学習のための道具として使えるかどうかを問う良問です。本文の分量は標準的ですが、内容一致や要約文タイプの日記問題もあり、解答の手順に注意が必要です。

大問3は極小の気泡を用いた科学技術についての説明文です。説明文を読みなれていれば内容は平易に感じられるものです。設問に簡単な計算問題があり、情報処理能力が試されました。条件英作文は40語以上50語程度で答える問題で、今回のテーマは「科学と技術の発展は人々を幸福にすると思うか」でした。

国語

大問5題構成で総小問数は27題でした。大問1・2は他の進学指導重点校と同じ問題です。大問3の小説は国立・戸山と同じ問題で、大問5は日比谷・国立・八王子東・立川と同じ問題でした。

大問1・2は漢字の読み書きです。今回も四字熟語の出題はなく、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「家族」をテーマとする小説が出題されています。登場人物の心情を細かく把握すると同時に、小説全体を把握する視点も要求されています。前回と違い今回は抜き出し問題が出題されています。

大問4は、人間の認知の枠組みが地図に反映されているという内容の文章でした。難関高校に頻出の、要約文の空欄補充形式の出題もあり、本文を要約する力が求められました。問6の200字小論文は、前回と同様に、自分の主張を書き、それに題名をつけるという形式でした。主張を書いた後に一度読み直し、自分の主張に適切な題名を考えるという時間をとる必要があります。

大問5は竹取物語を題材にした鑑賞文が出題されました。物語の成立について論じた内容であり、論述などに時間を費やすためには素早く解答することが求められました。全体を通して、的確に読み取り、自分の考えを表現するという例年の傾向に加え、選択肢を素早くかつ慎重に吟味することが求められました。

数学

出題構成は大問4題、そのうち1題が独立小問集合形式で総小問数は14題でした。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・2次方程式・空間図形・確率・作図が出題されました。空間図形は立体の表面上の最短距離を求める問題で基本内容。前回と異なり、空間は大問4での出題ではなく大問1での出題。

大問2は関数が出題され、日比谷・立川・青山と同じ問題で、前回と難易度は変わりません。記述は直角二等辺三角形に関する問題で、図形の性質を考え斜辺に垂線を引けたかどうかが解法のポイントでした。基本問題、典型問題が並ぶため、大問1を含めどれだけ得点できたかが合否を分けたことと思います。

大問3は円に関する出題で、日比谷・国立・戸山と同じ問題。証明は珍しく円の接線が扱われ、円周角と中心角の関係を利用するなど、難化したといえます。問2(2)は相似比から面積比を考える流れは前回と同じですが、線分比から文字を利用し三平方の定理まで利用する、やや難しい問題となりました。

大問4は今回もオリジナル問題だと思われます。毎年「応用問題」として他の都立にはない、その場で思考する問題の出題が定番になっています。今回は整数問題で問1こそ基本問題でしたが、記述を含めた問2の2問は非常に難しい出題となりました。使われる文字の種類も多く、条件も複雑なため正答率・得点率は低かったと思います。条件によって場合分けをすることも必要でした。

学力検査の問題分析【青山高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞きその内容の問いに答えるもので共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り記号選択になりました。

大問2は地球温暖化に関する会話文で、日ごろの社会科の学習やニュースなどで耳にする内容が中心でした。記述問題が1問しかなく、それ以外は整序英作文と内容理解に関する記号選択問題でした。例年の難易度に慣れていれば十分高得点が可能です。

大問3は物語で、主人公が祖父の仕事に対する誇りを理解していくという内容でした。話法の転換の出題があり、英問英答が慶應義塾の出題と同じ形式であるなど、難関国私立高校の問題との類似性が強い出題です。

条件英作文問題は語数指定が30語以上40語程度に減り、今回のテーマは「人々を助けたり幸せにしたりするもの」でした。

国語

大問5題構成で、総小問数は28題でした。大問1・2は他の進学指導重点校と同じ問題。大問3は西・国立と同じ問題、大問4は八王子東と同じ問題、大問5は戸山と同じ問題でした。200字作文の配点は前回と同様12点です。

大問1・2は漢字の読み書きで、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「家族」をテーマとする小説が出題されています。登場人物の心情を細かく把握すると同時に、小説全体を把握する視点も要求されています。前回と違い今回は抜き出し問題が出題されています。

大問4は芸術に関する文章からの出題。抽象的な話題なので難解な印象がありますが、文章中の定義を丁寧に読むことで理解できます。論述形式で解答する問題は出題されませんでしたが、選択肢が紛らわしく作られているため、慎重に吟味する必要があります。200字小論文は本文で定義された語句の意味を理解し、自分の体験に照らして書くものでした。日ごろから様々な問題を自分の問題として考える練習をする必要があります。

大問5は古今和歌集によって作られた日本人の季節感に関する出題でした。問3で出題された「さしずめ」の意味についてはかつて慶應女子で出題されたこともある難問です。日頃から、語句の複数の意味について理解をするようにしましょう。

数学

出題構成は変わらず大問4題、その内1題が独立小問集合形式で総小問数は14題でした。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・2次方程式・不等式の利用・確率・作図が出題されました。不等式とありますが、平方根の大小関係の類題です。確率の今回の内容については、平成24年度にも似た問題が出題されています。全体的に難易度は低めといえます。

大問2は関数が出題され、日比谷・西・立川と同じ問題で、前回と難易度は変わりません。記述は直角二等辺三角形に関する問題で、図形の性質を考え斜辺に垂線を引けたかどうかが解法のポイントとなりました。基本問題、典型問題が並ぶため得点しやすかったと思います。大問3は円に関する内容で八王子東・立川と同じ問題でした。問1は合同から角度を求める基本問題。問2(1)の証明は二等辺三角形や平行線から等しい角度を探す問題で、前回より取り組みやすかったと思います。問2(2)は半径により、他の二等辺三角形を発見し角度を求めることができるかどうかが解法の鍵でした。大問4は空間図形が出題され、数学では初のオリジナル問題であったと考えられます。正四角錐がテーマですが、問1は基本問題。問3も比較的取り組みやすい問題といえます。問2の記述は時間のかかる難問であったため問題を飛ばして問3を先に解いたり、見直しに時間をかける方法も得点につながったかもしれません。

学力検査の問題分析【国立高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞き、その内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り記号選択になりました。

大問2は地球温暖化に関する会話文で、日ごろの社会科の学習やニュースなどで耳にする内容が中心でした。記述問題が1問しかなく、それ以外は整序英作文と内容理解に関する記号選択問題でした。例年の難易度に慣れていれば十分高得点が可能です。

大問3は薬学の歴史における発見についての説明文でした。設問は下線部の内容を言い換えるものが中心で、全体を通して本文の説明を正しく理解できているかを問うものです。また、難関国私立高校で頻繁に問われる語彙の知識を前提とした書き換え問題があり、このような演習をあまりしていなかった受験生は戸惑ったと思われます。条件英作文は40語以上の作文がなくなり、本文内容に即して書く短めの作文が2問出題されました。

国語

大問5題構成で、総小問数は28題でした。大問1・2は進学指導重点校の6校と同じ問題です。大問3は西・青山と同じ問題、大問5は日比谷、西、八王子東、立川と同じ問題でした。また、今回も200字小論文の配点は 12点でした。内容は、前回と同様、「小論文」の書き方に則って書かなければならないものになっており、前回に追加されていた他校のような段落構成や内容の詳細な設定はなくなりました。

大問3は、「家族」をテーマとする小説が出題されています。登場人物の心情を細かく把握すると同時に、小説全体を把握する視点も要求されています。前回と違い今回は抜き出し問題が出題されています。

大問4は、「心」についての哲学的な文章からの出題で、出典は異なるものの日比谷と同様のテーマからの出題でした。抽象的な話題なので筆者の主張を少しずつ頭の中で整理し、理解することが重要です。200字小論文以外には論述形式の出題はありませんでしたが、選択肢が紛らわしくなっている点に注意が必要です。問7の200字小論文は、前回と同様に筆者の主張を端的にまとめる力と、それに対して自分の主張を具体的に述べる力が要求されます。十分に練習して高得点を狙いたい設問です。

大問5は竹取物語を題材にした鑑賞文が出題されました。物語の成立について論じた内容であり、論述などに時間を費やすためには素早く解答することが求められました。全体を通して的確に読み取り自分の考えを表現するという例年の傾向に加え、選択肢を素早くかつ慎重に吟味することが求められました。

数学

出題構成は前回までと同様に大問4題、その内1題が独立小問集合形式で総小問数は14題でした。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・連立方程式・変域・確率・作図が出題されました。出題単元は年度によって異なるため、幅広く学習する必要があります。

大問2は関数が出題されました。八王子東・戸山と同じ問題で反比例に関する内容。2次関数は大問1で出題されましたが、大問2以降で2次関数が出題されなかったのは平成22年度以来のため、驚いた受験生も多かったのではないでしょうか。もう1つの単位制グループ問題と比べると難易度は低めで、基本解法の徹底と確実な計算力が問われる問題でした。

大問3は日比谷・西・戸山と同じ問題。証明は、珍しく円の接線が扱われ、円周角と中心角の関係を利用するなど、レベルは難化したといえます。問2(2)は相似比から面積比を考える問題で、3年連続の出題でしたが線分比から文字を使い三平方の定理まで利用する、やや難しい問題となりました。

大問4は空間図形が出題され、前回の入試に続きオリジナル問題であったと考えられます。記述は計算処理が大変で完答することが難しかったと思います。問3は空間を切断する面(対称面)で線分比を考える必要があり、前回入試と同様難関私立高校受験対策をしている受験生の方が有利であったと思います。

学力検査の問題分析【立川高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞きその内容の問いに答えるもので共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り、記号選択になりました。

大問2はお茶についての会話文で、問題冊子4ページにわたる膨大な量です。内容は平易ですが複数の国や年代が登場する上に、下線部や空所の前後だけを読んで解答できる問題が少なく、情報処理能力が問われました。また本文全体の内容一致と要約文タイプの日記が出題され、タイムロスをしない解答手順が必要です。

大問3は人助けの物語です。このテーマの物語としてはよくある展開でしたが、後半は行間を読まなければ解けない問題もあり、同じような物語を一度読んだことがあるかどうかで難易度は大きく変わります。設問形式が多様で総合的な経験値が必要です。条件英作文問題は40語以上50語程度で答える問題で、今回のテーマは「将来の夢とその実現のためにすべきこと」でした。

国語

大問5題構成で総小問数は28題でした。大問1・2は他の進学指導重点校と同じ問題です。大問3は日比谷・八王子東・青山と同じ問題、大問5は日比谷・西・国立・八王子東と同じ問題でした。 200字作文の配点は前回と同様12点です。 大問1・2は漢字の読み書きで、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「他者」をテーマとする小説文が出題されています。主人公が学校で他者とふれあうことによって成長するという物語で、登場人物の心情を細かく把握すると同時に小説文ならではの表現を把握する能力も要求されています。小説文では論述形式で解答する問題は今回も出題されませんでしたが、選択肢の一つひとつが紛らわしく作られているため慎重に吟味する必要があります。

大問4は自由に関する文章からの出題です。難関高校では頻出のテーマなので取り組みやすいと感じるかもしれません。論述形式で解答する問題は出題されませんでしたが、選択肢は上記同様慎重に吟味する必要があります。200字小論文は本文で定義された語句の意味を理解し、自分の体験に照らして書くものでした。日ごろから様々な問題を自分の問題として考える練習をする必要があります。

大問5は竹取物語を題材にした鑑賞文が出題されました。物語の成立について論じた内容であり、論述などに時間を費やすためには素早く解答することが求められました。全体を通して、的確に読み取り自分の考えを表現するという例年の傾向に加え、選択肢を素早くかつ慎重に吟味することが求められました。

数学

出題構成は大問4題、その内1題が独立小問集合形式で総小問数は14題です。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・連立方程式・不等式・確率・作図が出題されました。出題単元は年度によって異なるため、幅広く学習しておくことが必要です。

大問2は関数が出題され日比谷・西・青山と同じ問題で前回と難易度は変わりません。記述は直角二等辺三角形が出てくる問題で、図形の性質を考え斜辺に垂線を引けたかどうかが解法のポイントとなりました。基本問題、典型問題が並ぶため得点しやすかったと思います。

大問3は円に関する出題で八王子東・青山と同じ問題でした。問1は合同から角度を求める基本問題。問2(1)の証明は二等辺三角形や平行線から等しい角度を探す問題で、前回より取り組みやすかったと思います。問2(2)は半径による、他の二等辺三角形を発見し、角度を求めることができるかどうかが解法の鍵でした。

大問4は空間図形が出題され、オリジナル問題だと思われます。平成26年のオリジナル問題やそれ以前の問題では、確率との融合問題や整数問題を出題することが多かったのですが、3問中2問はシンプルな空間図形の問題となりました。残りは整数(余り)を絡めた問題で、立方体の切断や比を考える難関私立高校対策の問題を数多く解いていると有利となる問題でした。

学力検査の問題分析【八王子東高校 自校作成問題】

英語

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞きその内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り記号選択になりました。

大問2は地球温暖化に関する会話文で、日ごろの社会科の学習やニュースなどで耳にする内容が中心でした。記述問題が1問しかなく、それ以外は整序英作文と内容理解に関する記号選択問題でした。例年の難易度に慣れていれば十分高得点が可能です。

大問3は極小の気泡を用いた科学技術についての説明文です。説明文を読みなれていれば内容は平易に感じられるものでした。設問に簡単な計算問題があり、情報処理能力が試されました。条件英作文は40語以上50語程度で答える問題で、今回のテーマは「科学と技術の発展は人々を幸福にすると思うか」でした。

国語

大問5題構成で、総小問数は28題でした。大問1・2は他の進学指導重点校と同じ問題。大問3は日比谷・戸山・立川と同じ、大問4は青山と同じ、大問5は日比谷・西・国立・立川と同じ問題でした。

大問1・2は漢字の読み書きで、進学指導重点校で共通の出題。「進捗」「罷免」など、日常生活で使用はしないまでも各教科の基礎単語にあたる漢字表記が問われました。

大問3は、「他者」をテーマとする小説文が出題されています。主人公が学校で他者とふれあうことによって成長するという物語で、登場人物の心情を細かく把握すると同時に小説文ならではの表現を把握する能力も要求されています。小説文では論述形式で解答する問題は今回も出題されませんでしたが、選択肢の一つひとつが紛らわしく作られているため慎重に吟味する必要があります。

大問4は、芸術に関する文章からの出題です。抽象的な話題なので難解な印象がありますが、文章中の定義を丁寧に読むことで理解できます。論述形式で解答する問題は出題されませんでしたが、選択肢は上記同様慎重に吟味する必要があります。200字小論文は、本文で定義された語句の意味を理解し、自分の体験と照らして書くものでした。日ごろから様々な問題を自分の問題として練習をする必要があります。

大問5は竹取物語を題材にした鑑賞文が出題されました。物語の成立について論じた内容であり論述などに時間を費やすためには素早く解答することが求められました。全体を通して的確に読み取り自分の考えを表現するという例年の傾向に加え、選択肢を素早くかつ慎重に吟味することが求められました。

数学

問題構成は前回までと同様に大問4題、うち1題が独立小問集合形式で、総小問数は14題です。

大問1は5問の小問集合となっていて、平方根の計算・連立方程式・2次関数・確率・作図が出題されました。問3の2次関数は八王子東のみの出題内容です。出題単元は年度によって異なるため、幅広く学習しておくことが必要です。

大問2は関数が出題されました。国立・戸山と同じ問題で反比例に関する内容。2次関数は大問1で出題されましたが、大問2以降で2次関数が出題されないのは初めてだったため、驚いた受験生も多かったのではないでしょうか。もう1つの単位制グループ問題に比べると難易度は低めで、基本解法の徹底と確実な計算力が問われる問題でした。

大問3は円に関する出題で、立川・青山と同じ問題。問1は合同から角度を求める基本問題でした。問2(1)の証明は二等辺三角形や平行線から等しい角度を探す問題で、前回の入試より取り組みやすかったと思います。問2(2)は半径により、他の二等辺三角形を発見し、角度を求めることができるかどうかが解法の鍵でした。

大問4は空間図形が出題され、数学では初のオリジナル問題かもしれません。ただし、求めるものや長さの条件など、記述を含め解きやすい問題だったと思います。問2(2)は、本校頻出の表面上の最短距離の問題で、平成21年の大問4問3とポイントが同じでした。

学力検査の問題分析【国際高校 自校作成問題】

英語

出題傾向は前回からは大きな変化はなく、大問7題のうち3題がリスニング、2題が独立文法問題、2題が長文読解問題という構成でした。 

大問1から大問3まではリスニングで、対話と短い文章を聞いてその内容について選択式で答えます。設問数が多い上に共通問題と異なり台本が1度しか読まれないので難易度は高くなっています。

大問4は前回同様、英文や短い対話文の中での適語選択問題で、会話表現や文法の総合的な知識が求められました。

  

大問5も前回同様短い文章の中で文法的な誤りを選ぶ誤文訂正問題です。それぞれの文章は中学校の教科書レベルですが、設問に間違いがない場合もあるため難易度は高くなっています。難関国私立高校で頻出の事項が中心です。

大問6は物語文の読解。内容一致の問題は9個の選択肢から正しいものを3つ選ぶ問題で難易度が高いです。

大問7は説明文の読解で、設問の難度は高くはありませんが、最後に80~100語程度の英作文があります。

学力検査の問題分析【進学重視型単位制高校 自校作成問題】

英語

平成26年度から、一部の問題を除き、進学重視型単位制高校3校共通のグループ作成問題となりました。

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞きその内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り、記号選択になりました。

大問2は会話文で3校全て同じ本文・設問です。様々な形式の設問がありますが、総じて内容理解を試す問題です。

大問3は説明文の読解です。新宿と国分寺はエネルギー問題に関するもので本文も設問も同じです。各段落の主旨を選択する問題や英文整序などが出題され、論理的思考力を試す問題が中心です。墨田川はバナナの種や流通についての文章で、内容は身近でわかりやすいですが、解答にあたっては本文を正しく整理して選択肢の判断をすることが必要です。

大問4は物語文の読解です。新宿はミツバチ部の高校生の物語で、内容理解を試す記号選択に加え、省略語句を補う文法的な問題もありました。国分寺と墨田川は本棚のレイアウトを家族会議で決めるという内容で、本文に即して6冊の本の並び順を判断する問題や選択肢を本文中で起こった順番に並べる問題など、物語の展開をイメージしながら読むことが必要です。本文は同じですが、自由英作文は国分寺と墨田川でテーマが異なりました。

国語

進学重視型単位制のグループは新宿・国分寺・墨田川の3校で、例年概ね同じ問題で構成されていますが、今回は漢字以外は全く同じ問題になりました。

大問1の漢字の読み書きは小問8問。漢字の読みは前回と同様、比較的難しい出題で、日比谷などと同じ「罷免」の読みが問われました。漢字の書きでは、「冷血漢」「晴耕雨読」といった三字熟語・四字熟語も出題されています。

大問2の小説は「家族」をテーマにした文章です。登場人物の心情や様子を読み取る設問を中心に出題。記述問題はなくなり、すべて記号選択でしたが、選択肢が紛らわしく作られているので慎重に本文と照らし合わせる必要があります。

大問3の論説では段落のはたらきに関して出題。また、問6では筆者の意見を踏まえた自身の意見発表の作文が200字の作文問題として出題されています。

大問4は古文を含んだ現代文で、内容に関わる語句の意味に関する問題や現代語の文法知識を問う問題などがあり、基礎的な知識事項を身につけておく必要がありました。

数学

平成26年度より、自校作成問題がグループ作成問題に変わりました。進学重視型単位制のグループは新宿・国分寺・墨田川の3校で、大問1のみ各校で出題内容が異なり、その他は共通問題となっています。大問数や出題単元、難易度は前回とほぼ変わっていません。大問1は各校で異なる問題を出題しています。計算や方程式の文章題、確率、資料の整理、作図などの小問集合となっており、小問数は新宿、国分寺が6題、墨田川のみ7題の出題でした。

大問2は2次関数からの出題。問1はyの増加量から方程式をつくる問題、問2(1)は台形ができるときのx座標を求める問題。(2)は四角形と三角形の面積が等しくなるときのy座標を求める問題となっており、関数と図形の融合問題が頻出となっています。

大問3は平面図形に関する出題。問1は角度を求める問題、問2(1)は平易な相似の証明、(2)は少し難度の高い面積比の問題で、中学校ではあまり学習しませんが、面積比の基本解法、典型問題の学習が得点につながったと思います。

大問4の空間図形では回転体が出題されました。問1は直角三角形の回転体の体積について、方程式を立てる問題。問2は台形の回転体の体積を求める問題。問3は直角三角形の斜辺を軸に回転させた立体の表面積を求める問題でした。この空間図形は、中1で学習した立体、回転体に関する知識、中3で学習した相似、三平方の定理の各技能を駆使して解き進む問題となっていました。

学力検査の問題分析【併設型中高一貫教育校 自校作成問題】

英語

平成26年度から併設型中高一貫校5校は共通問題です。

大問1はリスニングテスト。短い対話やメッセージを聞き、その内容の問いに答えるもので、共通問題と同じです。今回は問題Bで英語の質問に英文で答える問題が1問減り、記号選択になりました。

大問2は会話文読解です。本文中の下線部についての内容・意図の理解を問う問題が大半となっています。また、本文の説明を正しく図示したものを選ぶ問題があり、長さの単位に関して先入観を持たずに本文の記述にそって選ぶ必要がありました。日頃から、一文一文を正確に訳す力や、内容を頭の中で視覚化する力を養いましょう。

大問3は長文読解です。物語のまとめの部分で本文から適切な1語を抜き出す問題もあり、部分的な理解だけでなく全体の主旨を理解できているかも問われました。分量・設問共に難易度は平易で、高得点が可能です。条件英作文問題は30語以上40語以内で答える問題で、今回のテーマは「人との絆を深めるために、あなたなら誰と何をしたいか」というものでした。

数学

平成26年度より、自校作成問題がグループ作成問題へと変わりました。併設型のグループは白鷗・両国・富士・大泉・武蔵の5校で、ともに同じ問題です。大問数、出題単元は例年通り、難度は前回に比べ易化した印象です。

大問1は小問集合で計算、円と角度、作図が出題されました。いずれも基本的な問題で確実に得点したいところです。作図は例年通り、円に関する問題でした。

大問2は2次関数が出題されました。問1が変域の問題、問2の①が面積を利用して座標を求める問題、問2の②は回転体の体積を求める問題でした。問2の②は3つの図形を組み合わせて体積を求める回転体の問題でした。

大問3の平面図形では円が出題されました。問1は平易な角度計算、問2は相似の証明、問3は線分比を求める問題でした。問3は角の二等分線の定理が使えることに気づけるかどうかがポイントでした。

大問4は空間図形とさいころ2個の確率の融合問題が出題されました。問1は場合の数で三角形ができないのがどういう場合かを考えられれば、すぐ解ける問題でした。問2の二等辺三角形になる確率は、抜け漏れがないように数え上げる力が必要です。問3の面積を求める問題も手間はかかりますが、よく出題される問題です。

平成30年度入試までに準備しておくこと

【共通問題】の対策

英語

出題形式に細かい変化はありますが、過去問や似た形式の問題を多く解くことが有効です。特に大問2の短文読解・大問3の会話文読解・大問4の長文読解と、文章を読んで答える問題が17問・68点分あるので、英文を速く正確に読む練習をする必要があります。はじめのうちは教科書レベルの文章でかまいませんので、日頃から多くの英文に触れるようにしましょう。指示語の内容や接続詞に注意しつつ、段落ごとの大まかな内容を把握しながら読む練習をすると効果的です。英作文問題は基本的な単語・表現や文法を活用した平易な英文でよいので、自分の考えやその理由を正確に書くことがポイントです。中学校3年間で学習する単語・表現や文法事項を、教科書などを使って復習しておきましょう。またミスの有無を確認する習慣をつけることも大切です。リスニング問題は継続的に英語を聞き取る練習が必要です。過去問や英検3級程度のリスニング問題で練習するとよいでしょう。

国語

小・中学校で学習した全ての漢字について読み書きの復習が必要です。文学的文章では教科書レベルのものからでよいので、登場人物の心情を押さえながら読む練習が必要です。また、表現や情景描写から心情を理解・説明できることも大切です。説明的文章については、普段から段落の役割を意識し、筆者の主張を明確にとらえる練習を重ねましょう。古文を含む現代文では古文の内容は現代文に書かれている場合が多いとはいえ、歴史的仮名遣いなどの基礎的な読解法は身につけるべきです。また現代文の部分は、評論文・会話文と多岐にわたるので、さまざまな形式に慣れておく必要があります。200字で記述する作文は10点と配点が大きいので、短い時間で自分の体験などをテーマに合わせて書き上げる練習の積み重ねが必要です。

数学

前回に続き、関数や空間図形で、平面図形の性質を利用した出題が続いています。平面図形の基礎知識、解法を教科書やワーク、塾のテキストで練習し、身に付けましょう。さらに座標平面上での線分比や面積比、空間図形での線分の長さなど、場面に応じて技能の使い分けができるように入試問題を使って、練習することが重要です。

式による説明の問題では、教科書などに載っている基本的な問題で力をつけてから、過去の都立入試問題を演習するとよいでしょう。他県の入試問題でいろいろなタイプの問題に触れておくことも良い対策になるでしょう。

各単元の学習がひと通り終わったら、過去の都立入試の問題を解き、出題形式に慣れておくことが重要です。実施する際には時間配分などにも十分注意しましょう。

理科

理科が身近にある現象を扱う科目であることを十分に感じさせる問題でした。身近な現象を理科の知識をもって考え、説明できる力を身につけることが入試突破のカギになります。教科書に載っている現象を正しく覚え、練習問題で定着の度合いを確かめること。さらに全国的な傾向である実験と結果から考察する問題の練習、身近な現象を取り入れた観察や実験の問題に数多く取り組み、与えられた情報や条件を順序立てて考える方法や実験結果のまとめ方・説明の仕方を身につけるようにすると得点につながると思います。

社会

傾向は比較的安定しているといえます。都立入試の過去問を数多く解くことが最も有効な対策となるでしょう。ただし、前回の地図を使用した時差の問題や、今回の資料から読み取れる内容について語句を補充する問題など、従来の都立入試では見られない新傾向の問題が出される可能性もあるので、他県の問題を解くことも大切です。

設問や選択肢の文が長いことも特徴です。正確にすばやく必要な内容を読み取り、ポイントとなる語句を発見する練習を積むとよいでしょう。ほぼすべての設問で資料を活用する力、資料中の要点を把握する力が要求されます。基礎的な知識をしっかりと身につけておくことは言うまでもありませんが、それに加えて教科書や資料集・地図帳などを利用して、図・表・グラフ・地図などを確認しておくことも必要です。記述問題は複数の資料から設問の趣旨にあわせて必要な情報を抜き出し、文にまとめる練習をしましょう。

日比谷高校【自校作成問題】の対策

英語

文章中に使われている単語や表現は決して難しいものではありません。ただし文章量が多く、記述式の問題数が多いのが特徴で、速く正確に読み、かつ英語で表現する力がないと合格点は取りにくい出題となっています。

効果的に学習するには、過去問を解き、記述問題は添削指導を受けることが大切です。過去問演習を繰り返すことで時間配分の感覚を養うことができます。加えて、記号選択形式の内容一致や空所補充は、例年の出題傾向と解法を把握すれば高得点が可能ですから、解説授業を受けてひとつひとつの解法を身に付けましょう。難関国私立高校の入試問題も解き幅広いテーマで演習をしておくとさらに磐石なものになります。

記述問題は基本的な解法を身に付けるだけでなく、ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることも必須です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難ですから、必ず繰り返し添削指導を受け、その解き直しまで完璧に繰り返すことが合格への鍵です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。

論述形式で解答する問題にかけるべき時間が多いことと、問題の文章量が多いことにより、時間内に解答を終えることが何より重要になります。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身につけておくと、素早く読解できるでしょう。また鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。さらに自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。小論文の練習をし、書いたものは必ず他の人に見てもらうようにしましょう。

数学

前回に比べ、全体的にやや難化、深い思考力を問う問題が多かったように思います。次回入試から自校作成問題に戻るため、関数の難化も予想されます。解答用紙も記述問題の解答スペースが大きくなることも考えられます。対策として、日比谷を中心とした進学指導重点校7校の過去問演習を通じて、考える力を養うとよいと思います。また、難関私立高校受験用の学習も行いポイントや公式をしっかり覚えれば、関数・図形・整数の問題の得点にも結び付きます。そして普段の学習から計算や基本問題・典型問題をミスなく丁寧に正確に取り組む練習や、見直しのために途中式や解法のための図形を残しながら解き進む練習も大切です。

戸山高校【自校作成問題】の対策

英語

進学指導重点校のグループ化に伴い、戸山特有の10行以内の英文を読む問題は無くなりましたが、理科系の内容を扱う傾向は変わりません。

抽象的な内容を速く正確に読む練習が必要です。また、英作文の対策も必要です。

効果的に学習するには過去問を解き、記述問題は添削してもらうことが大切です。過去問演習を繰り返すことで理科系の英文に慣れ、時間配分の感覚を養うことができます。解説授業を受けて、設問形式別の効率的な解法をひとつひとつ身に付けましょう。難関国私立高校の入試問題も解き、幅広いテーマで演習をしておくと、さらに磐石なものになります。

記述問題は基本的な解法を身に付けるだけでなく、ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることも必須です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難ですから、必ず繰り返し添削指導を受け、その解き直しまで完璧に繰り返すことが合格への鍵です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。また、語句については、普段から意味を調べる習慣をつけておくことと、複数の意味をもつ語句については二番目、三番目の意味と例文を覚えておくことも重要です。全体を通して、文章の読解に時間がかかると思われます。小論文の問題については過去問を解いて練習をし、必ず他の人にも見てもらうようにしましょう。

数学

前述のとおり、大問4はオリジナルで動点の問題です。空間図形の動点は定番であるため、戸山の過去問や他の自校作成校の過去問で練習を積む必要があります。難度が高いため、大問1~大問3の問題については時間をかけずに早く解く必要があります。次回の入試から自校作成に戻るため、以前の難度の高かった平面図形には注意が必要です。普段の学習から途中式をしっかり残すとともに、問題に合わせた適切な図形をかく練習も必要となります。

西高校【自校作成問題】の対策

英語

進学指導重点校のグループ化に伴い、問題量が多かった自校作成問題の西特有の傾向はなくなりました。また表の読み取り問題も姿を消しています。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。全体の分量はグループ化以前に比べ減りましたが、科学技術または学術的内容の説明文を好む傾向は変わっていません。進学指導重点校グループ化以前の西の自校作成問題の過去問は長文の語数が非常に多く、西の傾向を掴めると同時に速読の練習にもなるでしょう。また、他の進学指導重点校の問題や難関国私立高校の過去問演習も効果を発揮するでしょう。

自由英作文は、本文内容に関連のあるテーマについて自分の意見などを述べるものです。日比谷などで出題されるような本文の要約タイプのものではないので、事前にある程度出題されそうなテーマを予想して対策しておくことが可能です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難なので、必ず繰り返し添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握し見直す力をつけることが大切です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りはさまざまな文章に触れて語彙力を養うことが重要です。

論述形式で解答する問題の分量が多いことと問題の文章量が多いことにより、時間内に解答を終えることが何より重要になります。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身に付けておくと素早く読解できるでしょう。また鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。さらに、筆者の主張と自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。小論文の練習をし、書いたものは必ず他の人に見てもらうようにしましょう。

数学

今回の大問4は西らしい特徴のある問題でした。次回の入試から自校作成に戻るので、過去問を通じて様々なパターンの練習を行う必要があります。また、難関私立高校に出題されるような問題も見られるため、進学指導重点校を中心に幅広く過去問を解いた方がよいでしょう。さらに、記述問題を含めると時間内にすべての問題を解き切ることは難しいため、得点すべき問題はミスをせず、しっかり得点する練習をしておかなければなりません。大問3までの問題を早く正確に処理し、大問4に費やす時間を確保する必要があります。ただし、難度が高い問題は、多くの受験生が解けない可能性もあるため、その問題は飛ばして見直しの時間に充てることも得点のコツとなります。

青山高校【自校作成問題】の対策

英語

難易度は進学指導重点校の問題としては標準的ですが、分量のある長文を速読する力を身につける必要があります。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。過去問の傾向を踏襲している設問は多く、長文を読み始める前に設問内容を確認し、ひとつひとつの解法を考えられるように準備しましょう。他の進学指導重点校や難関国私立高校の過去問も解き、様々な問題形式に対応できるようにしておくとよいでしょう。

また、自由英作文は本文内容に関連のあるテーマについて自分の意見などを述べるものです。日比谷などで出題されるような本文の要約タイプのものではないので、事前にある程度出題されそうなテーマを予想して対策しておくことが可能です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難なので、必ず繰り返し添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることが大切です。今回は語数指定が減ったとはいえ、まとまりのある文章を英語で書かなければならないことには変わりませんから、しっかりとした対策が必要です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。

選択肢が紛らわしく作られていることと、問題の文章量が多いことにより、時間内に解答を終えることが何より重要になります。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身につけておくと素早く読解できるでしょう。また鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。さらに、自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。小論文の練習をし書いたものは、必ず他の人に見てもらうようにしましょう。

数学

初のオリジナル問題が出題されました。次回入試から自校作成問題に戻ると、図形については難度の高い問題が出題される可能性があります。得点のためには基本解法を徹底し、記述問題の練習をすることが重要です。そのため、青山の過去問に加え、他の進学指導重点校の過去問も解いて、自校作成校の出題傾向や解答形式に慣れ、経験値を増やすことが大切です。また、難関私立高校の過去問も解いて、解法のポイントを覚え、思考力を高める練習も効果的といえます。

国立高校【自校作成問題】の対策

英語

例年理科系の文章で抽象的な内容が出題されます。本文中の単語や表現は決して難しいものではありませんが、馴染みのないテーマの文章でも読んで理解する力が求められます。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。理科系の文章読解に慣れるとともに、内容理解を問う問題の解法を身に付けましょう。設問は総じて高い論理性と主体的な思考力・発想力・表現力を問う問題です。難関国私立高校の入試問題も解き、より高度な英文、より幅広いテーマで演習をしておくとさらに磐石なものになります。

また、記述問題の対策も必要です。過去問の英作文を演習し、添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることが必須です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。

選択肢が紛らわしいことと、問題の文章量が多いことにより、時間内に解答を終えることが何より重要になりました。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身につけておくと素早く読解できるでしょう。また、鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。さらに、自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。小論文の練習をし、書いたものは必ず他の人に見てもらうようにしましょう。

数学

大問は解き進むにつれて難度が上がる構成でした。国立はグループ作成となる以前は確率との融合問題が出題されていることからも、大問4の応用問題は様々なパターンを練習しておくとよいと思います。対策として、進学指導重点校7校の過去問演習を通じて考える力を養うことをおすすめします。

また前回と同様大問4のような問題を正答するためには、難関私立高校向けの学習をしポイントや公式をしっかり覚える必要があります。そして、普段の学習から計算や基本問題、典型問題をミスなく丁寧に正確に取り組む練習をすることも大切です。加えて見直し作業のため、ただ答えを出すだけではなく途中式や図形をしっかり残すことも大切です。

立川高校【自校作成問題】の対策

英語

文章中に使われている単語や表現は決して難しいものではありません。ただし文章量が非常に多いので速く正確に読む力が求められます。また設問形式が多岐にわたるので総合的な経験値が必要です。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。時間を計って演習し速読の訓練をしましょう。また、多様な設問形式に対応するため、他の進学指導重点校や難関国私立高校の過去問演習も効果的です。解説授業を受け、解き直しまで徹底して行い、ひとつひとつの解法を身に付けましょう。

自由英作文は本文内容に関連のあるテーマについて自分の意見などを述べるものです。日比谷などで出題されるような本文の要約タイプのものではないので、事前にある程度出題されそうなテーマを予想して対策しておくことが可能です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難なので、必ず繰り返し添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることが大切です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。

選択肢が紛らわしく作られていることと、問題の文章量が多いことにより、時間内に解答を終えることが何より重要になります。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身につけておくと素早く読解できるでしょう。また鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。さらに自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。小論文の練習をし、書いたものは必ず他の人に見てもらうようにしましょう。

数学

今回の大問4は空間図形でしたが、3問のうち1問は整数との融合問題でした。次回の入試から自校作成に戻るため、立川の特徴である確率と図形や整数、規則性との融合問題は過去問を中心に練習しておく必要があります。大問4以外は、他の進学指導重点校の問題に比べ、基本内容の出題が多いことも特徴です。過去問を中心に進学指導重点校や他の自校作成校の過去問を演習して、色々な問題パターンに慣れておくことが重要です。また、普段の学習から答えを求めるだけでなく、途中式や図形をしっかり残す練習も大切となります。

八王子東高校【自校作成問題】の対策

英語

近年の出題傾向であった会話文と物語文に加え、説明文の読解練習も必要となります。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。八王子東の問題だけに限らず、他の進学指導重点校や難関国私立高校の過去問の演習も行い、様々なジャンルと設問形式に慣れましょう。解説授業を受け、解き直しまで徹底して行い、ひとつひとつの解法を身に付けることで今回のような傾向の変化にも対応できます。

自由英作文は本文内容に関連のあるテーマについて自分の意見などを述べるものです。日比谷などで出題されるような本文の要約タイプのものではないので、事前にある程度出題されそうなテーマを予想して対策しておくことが可能です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難なので、必ず繰り返し添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることが大切です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

漢字の書き取りは小中学校で学んだものから出題されます。200字小論文があることと、問題の文章量が多いことにより時間内に解答を終えることが重要になります。頻出のテーマに関する知識をあらかじめ身につけておくと素早く読解できるでしょう。鑑賞文の読解にも慣れておく必要があります。また、自分の考えを短時間で端的にまとめる練習を積んでおく必要があります。作文・小論文の練習をし、書いたものは必ず他の人にも見てもらうようにしましょう。

数学

グループ作成に移行してからも、問題レベルは大きく変わっていません。八王子東は大問4問2(2)のような過去問の類題が多いため、どの高校よりも過去問を解くことが重要となります。また、他の進学指導重点校の問題も解いて色々な問題パターンに慣れることも得点のための鍵となります。そして、普段の学習から計算や基本問題、典型問題をミスなく丁寧に正確に取り組む練習をすることや、ただ答えを求めるだけでなく見直しのための途中式を残すことも非常に大切です。

国際高校【自校作成問題】の対策

英語

文法の問題では、教科書レベルの会話表現や抽象的な概念理解を必要とする文法知識などが幅広く問われます。中学校の教科書の文法知識から出題されていますが、与えられている選択肢が紛らわしいので、文法知識を曖昧な状態のままにせず、ひとつひとつの文法事項を正確に理解する必要があります。

国際の過去問を多く解くのはもちろんのこと、進学指導重点校の過去問や難関国私立高校の過去問を幅広く解きましょう。特に文法問題については類題が数多く出題されています。全体の設問数が多く長文もかなり長いため、速く読み速く解答する力が必要です。演習をするときは時間の目標設定をし必ず時間を計って解きましょう。

英作文は語数の指定が非常に多く相当な練習が必要です。自分が記述したものの間違いを自分で発見することは極めて困難ですから、必ず繰り返し添削指導を受けましょう。ミスが起こりやすい点を把握して見直す力をつけることが大切です。進学指導重点校の英作文の語数設定を変えて演習してみるのも効果的です。

リスニング問題は中学校で学んできた内容で十分だと高校から発表されています。日頃からリスニングの問題も積極的に取り組みましょう。

進学重視型単位制高校の対策

英語

出題傾向に大きな変化はなく本文の内容を正しく把握する力を問う問題でした。日頃から長文読解問題に積極的に取り組むようにしましょう。また共通問題よりも大問が1つ多いため、時間内に英文を速く読み英問英答や英作文にも対応することが求められます。練習では難度は高くなるものの進学指導重点校の過去問に挑戦することも有意義です。

日頃から単語や文法を学習することが得点力向上に有効です。8点を占める条件英作文は出題内容・語数ともに共通問題に近いため、併設型中高一貫教育校のグループ作成問題や共通問題の過去問の英作文を多く解くことも効果的です。

リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

国語

中学生にあまりなじみのない言葉の読み書きも出題されるので、多くの言葉を身に付け、語彙を増やしましょう。小説では登場人物の心情を押さえながら読むことが大切なため、表現や情景描写から心情を理解・説明する練習が必要です。論説では、普段から段落ごとの要旨をつかみながら読み進めましょう。記述問題は文章の要旨に合わせて書くことが求められるため、筆者の主張を明確にとらえる練習を重ねましょう。また、時間配分にも気をつけなければならないので、併設型中高一貫教育校のグループ作成問題や共通問題の過去問を解いて、制限時間内に書き終える力をつけましょう。古文を含む現代文では、古文の内容は現代文に書かれている場合が多いとはいえ、基礎的な読解法は身に付けるべきです。

数学

出題形式や難易度は安定しており、この傾向は今後も続くと思います。まずは教科書で計算問題・確率・関数・平面図形・空間図形の基礎を固めることが大切です。特に作図の問題、関数と図形の融合問題、平面図形における角度計算や証明、空間図形では複雑な立体の体積を求める練習しておくと良いと思います。あとは、進学重視型単位制グループの4年分と、それ以前の各校の自校作成の過去問を解き、傾向に慣れることも大切です。

併設型中高一貫教育校の対策

英語

本文中の語彙や文法は難しくありませんが、分量のある英文を最後まで読みきり、全体としての内容の理解力が必要です。対話文でも長文でも、話の中に出てくる考え方やルールを整理しながら読むように意識しましょう。設問は英文を書くタイプのものがほとんどなくなり、記号選択で下線部の意味や空欄に入れるべき英文を判断するものが中心です。文脈把握や内容一致を中心に長文問題の演習を繰り返しましょう。

効果的に学習するには過去問の演習が大切です。頻出の出題形式に慣れるとともに、時間内に多量の英文を読む訓練をしましょう。進学重視型単位制高校の入試問題も大問の数に違いはありますが、長文ひとつあたりの分量や難易度には類似性があり、演習をすることで学習効果が期待できます。同時に、英作文に対応するため語彙や文法の力も欠かせません。条件英作文はテーマが幅広いため、共通問題や進学指導重点校の英作文を解くことも効果的です。リスニングは継続的に英語を聞き取る練習が必要で、英検準2級・3級程度の問題を練習するとよいでしょう。

数学

次回以降も出題傾向は変わらないと考えられます。従って、まずは教科書で計算問題・確率・関数・平面図形・空間図形の基礎を固めることが重要です。特に関数では図形との融合問題、作図を含む平面図形では円の問題、空間図形では表面上の最短距離、立体の切断といった問題を練習しておくのが良いでしょう。過去3年分の併設型グループ作成問題と、それ以前の5校の自校作成問題をなるべく多く解き、傾向に慣れておきましょう。

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