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入学者選抜の日程(全日制の課程)

特別入学者選抜の日程

出願期間 令和3年 2月15日(月)・16日(火)
※音楽科は2月2日(火)・3日(水)
学力検査等 令和3年 2月18日(木)・19日(金)
※音楽科は2月14日(日)・18日(木)
合格発表 令和3年 3月1日(月)

一般入学者選抜の日程

出願期間 令和3年 3月3日(水)・4日(木)・5日(金)
学力検査等 令和3年 3月10日(水)
合格発表 令和3年 3月18日(木)

令和3年度公立高校入学者選抜における学力検査の出題除外範囲について

国語 ・中3内容「書写に関する事項」
・中学校で学習する漢字の一部
数学 ・『図形』のうち「円周角と中心角」「三平方の定理」
・「資料の活用」
英語 ・『現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法』のうち「後置修飾」
・「大阪版中学校で学ぶ英単語集」にある単語の一部
理科 第1分野「科学技術と人間」
第2分野「自然と人間」
社会 公民
『私たちの経済』の「国民の生活と政府の役割」
「私たちと国際社会の諸課題」

大阪公立高校の再編・統合等について

大阪府の公立高校で令和3年度以降に再編・統合が予定されている高校は下記の通りとなります。

大阪市立高校の再編整備による新学科設置

市立西

学科名(平成31年度選抜まで)

情報科学科

英語科

流通経済科

学科名(令和2・3年度選抜)

教育情報科

学科名(令和4年度選抜から)

教育文理学科

市立南

学科名(平成31年度選抜まで)

英語科

国語科

学科名(令和2・3年度選抜)

※英語探究科

学科名(令和4年度選抜から)

教育文理学科

市立扇町総合

学科名(平成31年度選抜まで)

総合学科

学科名(令和2・3年度選抜)

総合学科

学科名(令和4年度選抜から)

教育文理学科

※英語探究科において、帰国生選抜を実施。

入試の種類と選抜資料について

大阪府の公立高校入試は、大きく分けて「特別入学者選抜」(以下、特別選抜)と「一般入学者選抜」(以下、一般選抜)の二つに分けられます。特別選抜は、実技検査や面接を行う一部の学科で行われます。一般選抜は、特別選抜を実施する学科を除くすべての学科で行われます。

出願は、特別選抜、一般選抜ともに1校1学科のみとなります。ただし、募集人員を複数の学科ごとに設定している学校では、他の1学科を第2志望として出願することができます。

特別選抜

特別選抜を実施する学科と選抜資料

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一般選抜を実施する学科と選抜資料

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入試の選抜資料について

(1)学力検査について

特別選抜、一般選抜ともに、英数国理社5教科の学力検査を実施します。理社はすべての学校で共通の問題を実施しますが、英数国3教科については、特別選抜では「基礎的問題(A)」「標準的問題(B)」の2種類、一般選抜では「基礎的問題(A)」「標準的問題(B)」「発展的問題(C)」の3種類のなかから各学校が事前に指定した問題を実施します。

各高校がどの種類の学力検査問題を実施するかは、毎年府教育委員会より発表となります。


特別選抜、一般選抜における問題の種類ごとの検査時間・配点については下記の表をご覧ください。

特別選抜

国語

基礎的問題(A)

検査時間:40分

配点:45点

標準的問題(B)

検査時間:40分

配点:45点

数学

基礎的問題(A)

検査時間:40分

配点:45点

標準的問題(B)

検査時間:40分

配点:45点

英語

基礎的問題(A)

検査時間:55分(筆答40分/リスニング15分)

配点:45点

標準的問題(B)

検査時間:55分(筆答40分/リスニング15分)

配点:45点

社会

共通

検査時間:40分

配点:45点

理科

共通

検査時間:40分

配点:45点

一般選抜

国語

基礎的問題(A)

検査時間:50分

配点:90点

標準的問題(B)

検査時間:50分

配点:90点

標準的問題(C)

検査時間:50分

配点:90点

数学

基礎的問題(A)

検査時間:50分

配点:90点

標準的問題(B)

検査時間:50分

配点:90点

発展的問題(C)

検査時間:60分

配点:90点

英語

基礎的問題(A)

検査時間:55分(筆答40分/リスニング15分)

配点:90点

標準的問題(B)

検査時間:55分(筆答40分/リスニング15分)

配点:90点

発展的問題(C)

検査時間:55分(筆答30分/リスニング25分)

配点:90点

社会

共通

検査時間:40分

配点:90点

理科

共通

検査時間:40分

配点:90点

※英語のリスニングテストは発展的問題(C)のみ、基礎的問題(A)・標準的問題(B)と異なる問題となります。C問題におけるリスニングテストの配点は約33%(3分の1)とします。

英語の学力検査問題について

大阪府立高校入試の英語の学力検査問題には3つの大きな特徴があります。
POINT1
英語の学力検査で使用する英単語は、大阪府教育委員会が作成する英単語集から出題されます。
POINT2
発展的問題(C)は、問題文のすべてが英語で作成されます。
POINT3

外部検定のスコアに応じた点数保障制度があります。

英語の外部検定(TOEFLiBT、IELTS、実用英語技能検定)のスコア等が一定レベル以上の場合、出願時に申請すれば、学力検査で以下の点数が保障されます。(学力検査の得点が、保障される点数を上回る場合は、学力検査の点数が採用されます。)

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英語の学力検査問題 Q&A

  • 大阪府教育委員会が作成した英単語集は、どの高校の入試で必要ですか?
    大阪府の公立高校の「英語」の学力検査では、基礎的問題・標準的問題・発展的問題のいずれでも、この英単語集にある単語を使用します。受験生の皆さんは、英語の学習にこの単語集を使ってください。単語集は、大阪府教育委員会のHPに掲載されています。
  • 英語の「外部検定スコア等」は、いつ何をどこに提出すればよいのですか?
    出願の準備をする時に、外部検定のスコア等を証明する公式証明書の原本を中学校等に提出します。中学校等は、そのコピーを作成し、内容に間違いがないことを証明しますので、その書類を出願時に志願書と一緒に志願先高等学校に提出してください。
  • 英語の「外部検定スコア等」で申請できるのは、いつ取得したものですか?
    取得した時期について定めはありません。つまり、数年前に取得したものでも、出願の直前に取得したものでも、本人が取得したものなら有効です。
  • 「外部検定スコア等」を申請すれば、英語は学力検査を受けなくてもよいのですか?
    「外部検定スコア等」を申請した場合でも、学力検査「英語」の受験は必要です。受験しなかった場合は、学力検査未受験となり不合格とします。学力検査を受験したうえで、「学力検査の点数」と「外部検定のスコア等に応じて最低保障される点数」とを比べ、高い方の点数を学力検査「英語」の点数とします。
  • 「外部検定スコア等」に応じた点数保障は、問題の種類によって変わるのですか?
    どの英語の学力検査問題でも、保障される点数は同じです。例えば、英検2級取得者であれば、「基礎的問題」「標準的問題」「発展的問題」のうち、どの問題を受験しても、特別選抜なら36点、一般選抜なら72点が保障されます。

(2)調査書の扱いについて

調査書には、「各教科の学習の記録」(評定)と「活動/行動の記録」を記載します。調査書の評定については、中学3年生の評定を重視する形で、中学1年生:中学2年生:中学3年生の評定にかける比率は、1:1:3となっています。

さらに、学力検査(5教科)の満点と調査書評定の満点が同じになるよう、調査書評定に一定の係数を掛け、調査書評定の合計を求めます。合否の判定は、学力検査の点数と調査書の評定の点数の合計(総合点)で行います。総合点は、学力検査の点数と調査書の評定に、各高校が定めた倍率をかけることで求めます。

倍率には5つのタイプがあります。どの高校がどのタイプになるかは、大阪府教育委員会から例年7月に公表されます(※令和3年度入試については、こちらをご確認ください。詳細は「選抜方法について」をご覧ください。

調査書評定の府内統一ルールについて

大阪府では、公平な入試を実施するため、各中学校がつける調査書の評定について、大阪府全体の状況に照らして適正であるかどうかを確認するために、チャレンジテストを活用した府内統一ルールを定めています。

中学1年生・2年生

①府教育委員会は、それぞれの学年の2学期末までの府内公立中学校の評定の状況と、1月に実施したチャレンジテストの結果を使って、評定ごとにチャレンジテストの点数分布を整理した「評定の範囲」を定めます。

②各中学校は、自校の評定ごとのチャレンジテストの得点分布と、府教育委員会が設定した「評定の範囲」を比べ、適切な評価が行われているか検証します。「評定の範囲」と自校の得点分布の間に差異があり、「評定の範囲」に収まらなかった場合は、当該教科の評価の方法の見直しを行ったうえで、評定をつけます。

3年生

①5教科(国語、社会、数学、理科、英語)について、府教育委員会は、中学2年生の2学期末までの府内公立中学校の評定の状況と、中学2年生の1月に実施したチャレンジテストの結果を使って、中学3年生の「府全体の評定平均」を定めます。

②各中学校は、中学2年生の1月に実施したチャレンジテストの自校の結果と府全体の平均を比べて、自校の「評定平均の範囲」を算出します。

【例】府全体の評定平均が3.49の場合の「評定平均の範囲」

中2チャレンジテストの平均得点

X中学校 57.0点

Y中学校 63.0 点

府全体 60.0点

中2チャレンジテストの対府比【A】

X中学校 0.95点

Y中学校 1.05点

府全体 1.00点

評定平均の目安【B】
(「府全体の評定平均」×【A】)

X中学校 3.32点

Y中学校 3.66点

府全体 3.49点

評定平均の範囲(【B】±0.5)

X中学校 2.82~3.82点

Y中学校 3.16~4.16点

※中学3年生の6月に実施するチャレンジテストを活用する際は、評定平均の範囲を評定平均の目安±0.3としていますが、今年度は中学2年生の1月に実施したチャレンジテストを活用することから、中学2年生から中学3年生への成績の伸び等を勘案し、評定平均の範囲を評定平均の目安±0.5とします。

③各中学校は、自校の3年生全体の評定の平均と、②で求めた「評定平均の範囲」を比べ、適切な評価が行われているか検証します。「評定平均の範囲」に収まらない場合は、評価の方法の見直しを行った上で、評定をつけます。評価の方法を見直す過程で、通知表等の評定に比べて、高い(低い)評定がつく場合があります。

④4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)について、府教育委員会は、中学2年生の学年末の府内公立中学校の評定の状況により、中学3年生の「府全体の4教科の評定平均」を定めます。

⑤各中学校は、自校の3年生全体の4教科の評定平均を算出します。そして、「府全体の4教科の評定平均」±0.3の範囲と②で求めた「評定平均の範囲」とを組み合わせて設定した「自校の4教科の評定の範囲」と、自校の3年生全体の4教科の評定平均とを比べ、適切な評価が行われているか検討します。「自校の4教科の評定の範囲」に収まらない場合は、評価の方法の見直しを行った上で、評定をつけます。評価の方法を見直す過程で、通知表等の評定に比べて、高い(低い)評定がつく場合があります。

【例】4教科(音楽、美術、保健体育、技術・家庭)の検証範囲について

「府全体の4教科の評定平均」が3.40、自校のチャレンジテスト実施5教科の「評定平均の範囲」が2.45~3.45の場合、2.45~3.70

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中学校において調査書の評定が決まるまで

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(3)自己申告書について

大阪府公立高校入試では、受験生全員が出願時に自己申告書を提出します。受験生は、府教育委員会が予め提示したテーマについて自己申告書に記述し、提出します。自己申告書は、一般選抜(通信制の課程を除く)と特別選抜(実技検査を実施する場合)においてはボーダーゾーン内の選抜資料として、特別選抜(面接を実施する場合)においては、選抜資料および面接の参考資料となります。

詳しくは「選抜方法について」をご覧ください。令和3年度入試のテーマは下記の通りです。

令和3年度入試のテーマ

あなたは、中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)でどんな経験をし、何を学びましたか。
また、それを高等学校でどのように生かしたいと思いますか。できるだけ具体的に記述してください。

(4)実技検査について

特別選抜における実技検査の検査内容、検査種目、配点については、下記をご覧ください。

工業に関する学科(建築デザイン科、インテリアデザイン科、プロダクトデザイン科、映像デザイン科、ビジュアルデザイン科、デザインシステム科)、美術科、総合造形科

検査内容:美術に関する基礎的な描写力及び総合的な表現力

検査種目:基礎的描写 配点:75点

検査種目:総合的表現 配点:75点

体育に関する学科

検査内容:運動に関する基礎的な能力及び希望する検査種目における技能

検査種目:運動能力 配点:45点

検査種目:運動技能 配点:180点

芸能文化科

検査内容:芸能文化に関する基礎的な表現力及び探究力

検査種目:朗読 配点:50点

検査種目:口頭試問 配点:50点

演劇科

検査内容:演技に関する基礎的な表現力

検査種目:身体表現 配点:75点

検査種目:歌唱表現 配点:75点

音楽科

検査内容:音楽に関する基礎的な視唱力・聴取力及び希望する専攻実技における表現力

検査種目:視唱 配点:30点

検査種目:専攻実技 配点:100点

検査種目:聴音 配点:20点

選抜方法について

(1)特別選抜

特別選抜は、例年2月中~下旬に実施されます。特別選抜では学科により、①実技検査を実施する場合と、②面接を実施する場合があります。それぞれ選抜の仕方が異なりますので、注意が必要です。

(2)一般選抜(全日制の課程)