臨海セミナーロゴ

ESC難関高校受験科 高校入試情報
学校別 特色検査の分析

学校別 特色検査の分析

特色検査の分析についての説明会も開催します!
特色検査攻略会

特色に強い臨海で模試を受けよう!
特色検査対策模試

2019年度入試の情報については随時更新いたします。

1特色検査の位置づけ

神奈川県教育委員会の入学者選抜Q&Aによると、「高等学校が共通の検査以外に各校の特色に応じて実施することができる検査で、学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみる検査」と説明されている。
また、特色検査を以下の2種類に分けて説明しているが、いわゆる難関校では、「自己表現検査」が採用されている。

実技検査(スポーツ科、音楽科、美術科等の高校)

与えられた題材のデッサン、口頭による英問英答、スポーツ種目の技能検査、楽器の演奏など、それぞれの高等学校の特色に応じた内容となります。

自己表現検査 難関校はこちらの説明になります

与えられたテーマに基づくスピーチによる発表、指定したテーマについてのグループ討論、中学校までの学習を教科横断的に活用した設問に対する答えや考えの記述など、それぞれの高等学校で設定した内容となります。

自己表現検査は高校ごとに異なる概要になっているが、すべて「高大接続改革」の中で提唱された「学力の3要素」に基づいている。

【資料1】学力の3要素(文部科学省ホームページより)

「高大接続改革」の必要性

学力の3要素

【資料2】自己表現検査の概要(全日制)(神奈川県教育委員会ホームページより抜粋)

赤字は、「学力の3要素」に該当する内容。高大接続改革の中で重視されるため、ほとんどの高校が評価の観点にしている。

青字は、情報の分析や活用に該当する内容。「学力の3要素」以外では、評価の観点にしている学校がもっとも多い。

学校名

評価の観点

検査の概要

横浜翠嵐

理解・分析力

思考・判断力

表現・構成力

・想像力

・与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を教科横断的に活用して、設問に対する答えや自分の考えを記述する。

・検査時間は60分とする。

湘南

論理的思考力

・洞察力

情報活用能力

表現力

・説明文や提示された資料を読み取り活用し、与えられた課題や設問に対して、中学校までの学習の成果を生かして、答えや自分の考えを記述する。

・検査時間は60分とする。

横須賀

・理解力

情報活用力

論理的思考力

表現力

・提示された文章や資料を読み取り、中学校までの学習の成果を総合的に活用して、設問に対する答えや自分の考えを記述する。

・検査時間は60分とする。

柏陽

・理解力

情報活用能力

論理的思考力

表現構成力

・教科横断的な基礎的・基本的な知識理解を踏まえて、それらを総合的に活用した思考力・判断力・表現力等を把握するための検査を行う。

・検査時間は50分とする。

※2019年度入試は特色検査(自己表現)の時間が50分から60分に変更。

厚木

様々な情報を的確に把握する力

論理的思考力・判断力

表現力

・与えられた文章や資料を読み取り、中学校までに獲得した教科横断的な学習の成果を総合的に活用した思考力・判断力・表現力を把握するための検査を行う。

・検査時間は50分とする。

※2019年度入試は特色検査(自己表現)の時間が50分から60分に変更。

希望ケ丘

表現構成力

情報活用力

判断推理力

論理的思考力

・与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を生かして、設問に対する答えや自分の考えを記述する。

・検査時間は50分とする。

※2019年度は第一次選考・第二次選考とともに特色検査を2から1へ割合減。

※2019年度入試は特色検査(自己表現)の時間が50分から60分に変更。

平塚江南

表現力

・理解力

情報活用能力

論理的思考力

・中学校までに獲得した教科横断的な基礎力・基本的な知識・技能を総合的に活用した思考力・判断力・表現力を把握するための検査を行う。

・設問に対する答えや自分の考えを記述する。

・検査時間は50分とする。

※2019年度入試は特色検査(自己表現)の時間が50分から60分に変更。

横浜サイエンスフロンティア

・読解力

・課題設定力

情報活用力

・課題解決力

・理科・数学・英語など各教科の基礎的・基本的な知識・技能を広く活用し、与えられた教科横断的な課題に対して、提示された資料をもとに記述する。

・検査時間は60分とする。

横浜緑ケ丘

論理的思考力

表現力

・創造性

・与えられた課題を読み取り、中学校までの学習の成果を生かして、設問に対する答えや自らの創意工夫を凝らした考えを記述する。

・検査時間は50分とする。

光陵

・読解力

思考力

表現力

・検査日当日に、学校が提示した課題について、自らの考えなどを口頭で発表する。

・発表時間は5分以内とする。

※2019年度入試は特色検査を廃止。

神奈川総合

・理解力

・説得力

・創造性

・学校生活や社会生活などに関するテーマについて、原則として6人でグループ討論を行う。

・テーマは、当日の検査開始30分前に提示する。

・初めに、グループで自由討論を20分間行う。その後、意見発表を一人1分以内で行う。

2019年度入試から変わります!

横浜翠嵐、柏陽、湘南、厚木で、特色検査(自己表現)で共通問題共通選択問題を実施。
⇒今まで各高校バラバラで特色検査の問題を作成してきたが、この4校は共通問題で同じ問題を使用することに。また、その共通問題の他に共通選択問題として、いくつか県が問題を用意してその中から学校が選択するものも交えて実施。

 横浜国際は国際バカロレアコース新設にともない、国際科(本体)と国際科国際バカロレアコースでの募集となる。国際科バカロレアコースでは特色検査は実技・自己表現の両方実施。(本体は今まで通り実技のみ)

2難関高校の特色検査

ここでは難関高校の特色検査「自己表現検査」を、さらに次のように分類する。

1 スピーチ型(与えられたテーマに基づくスピーチによる発表)

光陵

2 討論型(指定したテーマについてのグループ討論)

神奈川総合(国際文化コース)

3 記述型(中学校までの学習を教科横断的に活用した設問に対する答えや考えの記述)

①設問に対する答えを求める形式
横浜翠嵐、湘南、横須賀、柏陽、厚木、希望ケ丘、平塚江南
②自分の考えを述べる形式
横浜サイエンスフロンティア、横浜緑ヶ丘

※「記述型」の①と②の違いについて

【表1】特色検査問題の高校別設問数

【表2】特色検査問題の高校別制限時間

H26

H27

H28

H29

H30

横浜翠嵐 9 12 14 12 21
湘南 18 19 17 24 37
横須賀 - - 9 21 41
柏陽 18 16 18 18 32
厚木 13 12 14 24 20
希望ケ丘 12 17 11 21 24
平塚江南 20 21 21 20 20
横浜サイエンスフロンティア 4 4 4 4 4
横浜緑ヶ丘 - 4 3 3 3

制限時間

横浜翠嵐 60
湘南 60
横須賀 60
柏陽 50
厚木 50
希望ケ丘 50
平塚江南 50
横浜サイエンスフロンティア 60
横浜緑ヶ丘 50

【表1】から、横浜サイエンスフロンティア横浜緑ヶ丘の出題数が目立って少ないことがわかる。
【表2】のとおり、横浜サイエンスフロンティアは制限時間60分で4問を解く。
また、横浜緑ヶ丘は制限時間50分で3問を解く。
設問数が少ないのに制限時間が長いのは、横浜サイエンスフロンティア横浜緑ヶ丘は、答えるのに時間がかかる出題だからである。
このように、横浜サイエンスフロンティア横浜緑ヶ丘は、その他の記述型特色検査とは出題傾向が異なる。

3特色検査の出題形式

ここでは、「記述型」の①「設問に対する答えを求める形式」について、さらに細かく以下の基準で出題形式を分類する。

1 記号選択

選択肢の中から答えを選ぶ形式。

2 単答

数学の計算問題や、英語の単語問題、社会の語句問題など、答えが1つに決まる形式。

3 記述

日本語の文章や図などを用いて説明する形式。

4 英作文

英語で文や文章を記述する形式。

【資料3】のように、出題形式別の配点は高校ごとに大きく異なる。

【資料3】 高校ごとの出題形式別配点

横浜翠嵐

湘南

横須賀

柏陽

厚木

希望ケ丘

平塚江南

4特色検査の出題分野

特色検査では「教科横断型」の出題が多い。「教科横断型」とは、たとえば、1つの問題を解くときに、英語と数学の知識を使わなければならないといった出題である。ただし、【資料4】の分類の際には、便宜的に1つの教科に分類している。

【資料4】高校ごとの出題教科別配点

横浜翠嵐

湘南

横須賀

柏陽

厚木

希望ケ丘

平塚江南

5高校ごとの特色検査出題傾向分析 ※臨海セミナー調べ

1 横浜翠嵐

① 採点済答案の開示制度が導入されたH29年度以降は記号選択の割合が増えている。しかし、他の高校に比べて格段に記述の配点が高い。

② H30年度に初めて技能4教科からの出題があった。H26年度以降、文系教科と理系教科の比率がほぼ1:1になっている。特色検査導入直後は理科の出題が多かったが、現在はすべての教科からバランスよく出題される形式になっている。

横浜翠嵐1

横浜翠嵐2

2 湘南

① 採点済答案の開示制度が導入されたH29年度以降は記述がほとんど出題されなくなった。それ以前からも、記号選択と単答の配点が高い傾向が続いている。

② 出題分野の傾向は固定されておらず、教科横断型の出題の傾向が強い。計算を必要とする社会の問題や計算を必要とする技能4教科の出題などが多いため、出題分野は必ずしも文系に偏っているとはいえないが、国語の出題の割合が高い

湘南1

湘南2

3 横須賀

① 特色検査を導入したのが他の高校よりも遅く、H28年度からである。当初から記述はほとんど出題されていなかったが、H29年度以降は単答よりも記号選択の比率が高まる傾向にある。

② 特色検査導入初年度は理系分野からの出題が多かったが、H29年度以降は文系教科と理系教科の比率がほぼ1:1になっている。理科の出題の割合が高い

横須賀1

横須賀2

4 柏陽

① 年度を追うごとに、記述と単答の割合が減り、記号選択が増加している

② 英語の出題の割合が高いことが特徴だが、英語で書かれた数学のパズルを解く問題など、英語の読解ができることを前提とした数学や社会の出題が多いので、必ずしも英語力の高い生徒に有利とは限らない。年度を追うごとに英語の出題の割合が高まっている。

柏陽1

柏陽2

5 厚木

① H26年度からH28年度までは、記号選択を減らして記述を増やす傾向だったが、採点済答案の開示制度が導入されたH29年度以降は一転して記述を減らし、記号選択を増やす方針になった。H30年度は記述の出題がまったくなくなっている

② 導入初年度から、どちらかといえいえば文系教科からの出題が多い。H29年度以降は文系教科と理系教科の比率がほぼ6:4になっている。数学の出題が増えていること、H30年度は英語の出題が減っていることがわかるが出題教科はあまり固定されていない。

厚木1

厚木2

6 希望ケ丘

① 当初から記述の配点が少なかったが、H30年度は記述の出題がまったくなくなり、単答も少なく、記号選択の割合が増えた

② 英語の出題がなく、数学の出題が多い。その他の傾向については、H30年度は技能4教科からの出題があって社会の出題がなくなるなど、年度によって大きく異なる。

希望ケ丘1

希望ケ丘2

7 平塚江南

① 当初に比べて記述の出題は減っているが、H29年度よりもH30年度のほうが記述の割合が高いことから考えて、採点済答案の開示制度導入による影響での記述削減は、H30年度の水準にとどめる意向なのではないかと考えられる。

② 5教科から比較的バランスよく出題される。導入初年度から少しずつ文系教科からの出題比率が高まっていたが、H30年度は理系教科からの出題が増え、文系教科と理系教科の比率が6:4になった。

平塚江南1

平塚江南2

まずは一度、
お気軽にお問い合わせください!

  • 資料請求
  • 無料体験授業
  • 教室を探す

臨海セミナー総合案内 ☎045-441-4119