
適性検査分析と対策
2025年中学受験入試問題の傾向や特徴、対策を算数・国語・理科・社会の教科別に分析しました。
また、臨海セミナー中学受験科で行っている入試本番で得点するための対策の様子もご紹介いたします。
神奈川県公立中高一貫校対策
合格を勝ち取るための2つの軸 – 単元別反復学習

学習内容を単元ごとに反復練習します。単元別の学習をくり返し、適性検査の基本問題で確実に得点する力を身につけていきます。作文練習も平日に取り組みます。
中学受験科の単元学習
神奈川県公立中高一貫校では教科書レベルの知識が必要となりますが、分野によっては中学高校で学習する内容も先取り学習します。そのため、講師が国私立受験で培ったノウハウを活かした授業を行うことで、知識を深め、近年増えてきている国私立中学と併願で神奈川県公立中高一貫校を受検する生徒に負けない学力を身につけることができます。
中学受験を専門に扱っているスタッフだから指導できる単元学習です。
合格を勝ち取るための2つの軸 – 実戦力養成

適性検査対策講座や志望校別対策講座(後期)、神奈川県公立中高一貫校オープン模試などを利用し、過去問演習と問題演習を行います。
実際の適性検査の問題や類似問題を扱いながら、問題への取り組み方や時間の使い方、ミスの減らし方など実戦力を身につけていきます。
前期 講座
適性検査対策講座 (2月~7月土曜)
適性検査の出題傾向を踏まえた教材で学習を行います。
身につけた知識を実際の問題で生かす思考力を鍛え、それを書くための表現力を養います。
前期 模擬試験
一貫模試 (5月・7月土曜)
全国規模で適性検査を分析し、傾向を熟知した専門家が作問しているため、問題バランスが優れている模試です。
神奈川県公立中高一貫校オープン模試 (2月~7月土曜)
神奈川県公立中高一貫校合格を目指す方を対象とする模試です。適性検査に即した問題で、現在のお子様の実力を正確に判定します。
合格力の源 – 心のあり様 –
1. 知的好奇心
新しいことを学ぶのが好き、できなかったものができるようになることが楽しいなど、知的好奇心が学習意欲をかきたてます。「学びたい」気持ちを大切にすることが、幅広い知識を養うことにつながります。また、受検においても有利になります。
「なぜ勉強するのか」「なぜ受検するのか」という本質的な部分と向き合いながら、子ども達の「学びたい」気持ちを我々は大切にしています。
2. 合格へのこだわり
受検する中で、紙一重の差で合否が決まることがあります。その差を生む一つの要因となるのが、「絶対合格する」という意志の強さです。
適性検査本番を含めた最後の最後まで子ども達は成長します。受検において最大の敵は「自分自身」です。意志の強さや自分を信じる気持ちが、本番において自身の持つ力を最大限発揮することにつながります。
3. 感謝の気持ち
中学受験はご家族のご理解やご協力なしには戦い切れません。
ご家族に応援していただいていること、そして「喜んでもらいたい」と思うことが大きな力に変わるのです。自分の持つ力を無条件に信じてくれる、心からサポートしてくれるご家族の存在は、子ども達にとってとても心強い存在です。
モチベーション向上のための工夫として以下の内容を取り入れています。
・表彰
・ホームルーム
・チキチキレース
・志望校レポート
適性検査問題分析
学習指導要領改訂と適性検査
学習指導要領改訂の方向性
物語文と説明的文章の使用割合が高い傾向は変わらず、新しい作品から古典的な作品まで、幅広く出題される傾向も変わっていません。
テーマはさまざまなジャンルからの出題が目立ち、最も多かったのは「友人(友情)」でした。

適性検査について
学校教育法施行規則より
第百十条 中等教育学校の入学は、設置者の定めるところにより、校長が許可する。
2 前項の場合において、公立の中等教育学校については、学力検査を行わないものとする。
適性検査の特徴
1. 最終的な答えよりも、答えに至るまでの思考のプロセスが問われる。
2. 身のまわりの現象への視点を問う問題が出題される。
3. 必要な知識は、小学校の教科書の範囲を超えない。
4. 教科書の範囲を超える知識・情報は、表やグラフなどの資料として提示される。
適性検査への取り組み方

適性検査で求められる能力
文系
1. 読解力…「要するに?」を考える
- 問われていることを正確に読み取る力。
- 筆者の考えを読み解き、論理構成にあわせてまとめる力。
- グラフやデータを読んで、内容を理解する力。
- 長い文章の要点をつかむ力。
2. 表現力…相手に「きちんと」伝える
- 自分の意見や考えを、相手にわかりやすく伝える力。
- 問われていること・解答の条件に合わせて答える力。
- 正しい表現、使い方で文章をまとめる力。
3. 知識…分かるからおもしろい
- 考えるもとになる基礎的な教養がある。
- 塾や学校の授業、教科書の内容を身につけている。
- 「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちを大切にする。
4. 応用力…「難しい」は「簡単」の組み合わせ
- 基本的な考え方や知識を組み合わせて使える力。
- 読み取ったことと、知識を組み合わせて考える力。
理系
1. 計算…毎日の積み重ね
- 高い計算力。(桁数、単位、計算回数)
- 一朝一夕には身につかないため日々の練習は欠かせない。
- 計算を楽にするための工夫。(まとめる、整理、概算)
2. 条件整理…膨大な文章・データ処理
- 問題に書いてある条件の抽出。
- 条件同士の組み合わせ、比較。
- 抽出された条件から、新しい条件の抽出。
3. 知識…分かるからおもしろい
- 考えるもとになる基礎的な教養がある。
- 塾や学校の授業、教科書の内容を身につけている。
- 「なぜ?」「どうして?」と思う気持ちを大切にする。
4. 応用力…「難しい」は「簡単」の組み合わせ
- 基本的な考え方や知識を組み合わせて使える力。
- 読み取ったことと、知識を組み合わせて考える力。