受験直前期にやるべきことは?

バランスのよい学習計画を立てる

 共通テストまでおよそ1ヵ月となった。学習は順調に進んでいるだろうか。今回は入試本番に向けて取り組んで欲しいことを書いていこうと思う。

 まずは、自分の学習計画を見直してみて欲しい。何となく学習をしていると、科目や学習時間に偏りが出てしまうものだ。苦手科目ばかりの学習になってしまい、気がついたらある科目には全く手をつけていない、ということもある。優先順位をつけることは大切である一方で、大きな偏りにならないように気をつけよう。
 また、皆さんの生活スタイルは朝型になっているだろうか。どの試験も午前中にスタートをするので、試験時間のときにきちんと頭が働いている状況になるようにする必要がある。勉強をしていると夜型になっていく人が多いので、注意をしてほしい。

新しいものよりも復習を

 この時期に新しい問題集や参考書に手をつける必要はない。これまでの学習で使ってきたものをもう一度復習するようにしよう。過去問を解くことで問題傾向を知り、時間配分を確認することは必ずすべきことである。それを解いただけにせず、間違った問題を復習し、手元の問題集で類題をやり直すことで同じようなミスをしないようにするための学習をして欲しいと思う。
 また、入試問題の中には難問といわれるものや、変わった問題が出題されていることもある。これまで見たことがない問題に出会った場合は、周りの先生にアドバイスを求めてみよう。その問題は解かなくてよい、という答えが返ってくるかもしれない。

不安な気持ちをエネルギーに

 入試が近づくにつれて不安な気持ちになる人もいるだろう。誰しも試験が近くなると不安な気持ちになるものなので、それを無理になくそうとする必要はない。不安な気持ちの分を、勉強という行動に変えてほしい。不安な気持ちは勉強するためのエネルギーであるので、勉強すればするほど少なくなっていくものである。今できることを精いっぱい取り組んでみよう。

 頑張れ受験生!

【神奈川新聞社発行 エイチピ―2021年12月号に掲載】

臨海セミナー大学受験科 岡村 優介

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