小学1年生・小学2年生・小学3年生

土台となる基盤を築く

低学年のうちはカリキュラムに縛られず、頭をやわらかくしたり、勉強を好きになるようにします。ここで培った論理的思考力や情報処理能力、表現力が中学受験のみならず、「生きる力」の基盤となります。

発達段階と学習のポイント

子どもたちは、受験まで直線的に成長していくわけではありません。心身の発達に応じて、停滞と大きな成長を繰り返していきます。
私たちは、こうした子どもたちの発達段階に合わせて最も効果的な指導を行い、その成長を導いていきます。

小学1年生・小学2年生～自分期～

この頃の子どもは、まだ「世界」が自分のことだけで完結しています。目の前のものと自分を切り離して考えることができません。
その分、五感を通じた様々な情報を、互いに関連付けて把握をしています。この時期には、他人と比較した欠点をいくら指摘しても通じません。
それぞれによい点を発見し、また自分で好きなことを見つけて選ばせることが大切です。
いろいろな題材に触れさせて好きなことを見つけたら、それを思い切り伸ばして長所にしていきます。

• 自分のことで完結
• 善悪の判断をせず、他律的

• 表面的には集団に同調するが、「自分は特別」
• 言語表現が発達し、文を話せるように

【小1・小2】好きなものを探させ、長所を伸ばしていく学年です。

小1・小2は、他人との比較ではなく一人ひとりの長所を発見してあげること、そして自分で好きなことを見つけてあげることが大切です。

いろいろな題材に触れさせて好きなことを見つけたら、それを思いきり伸ばして長所にしていきます。

小学3年生～仲間期～

この時期になると、少しずつ「自分」が確立され、同時に「他人」を認め始めるようになります。
ただ、まだ自我の境界は弱いため、集団を作りつつ、その影響を強く受けがちです。
そのため、仲間を強く求める傾向にあります。引き続き、好きなことにさらに磨きをかけつつ、「他の人に説明できるくらいまで理解する」ことを目指します。
また、問題を解くことを通じて、他者の考えを理解し、自分の考えを表現することも始めていきます。

• 他人を認め始める
• 仲間を求める

【小3】まだ考え方が柔らかく自由な発想を持っている学年です。

小1・小2に引き続き、好きなことにさらに磨きをかけつつ、楽しく勉強をする中で、たくさん考える機会を増やし受験に必要な応用力を身につけます。

まだ通塾回数も少なく授業時間も短めですので、塾で勉強をして家で宿題をする、という基本的な学習習慣も無理なく身につきます。

2024年度　学習予定表

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中学受験専門スタッフが授業を担当いたします。子どもたちの「頑張る気持ち」を引き出します。