週単位のカリキュラムと個別対応で、「自分で合格する」生徒に育てます。

2025年版・教科別入試傾向と対策
2025年中学受験入試問題の傾向や特徴・対策を、算数・国語・理科・社会の教科別に分析しました。
また、臨海セミナー中学受験科で行っている、入試本番で得点するための対策の様子もご紹介いたします。
【算数】中学受験入試問題分析

算数の特徴
出題分野
出題分野に大きな変化はなく、全体として例年と同様の傾向。
典型的な問題
例年通り出題は多い。典型的な問題に表現や条件をアレンジした問題が、差になる出題となっている。
立体図形
難しめの問題が出題されるケースが増えている。
算数対策
単元の基礎固め
単元の基本について、原理を筋道立てて理解することが重要。公式や解き方の丸暗記にならないように注意。
難しめの単元学習
場合の数や立体図形など、正答しづらい単元の学習を後回しにせず、取り組む機会や経験の量を増やす。
計算・書き出し
書き出す情報量や計算量が多いため正答率が下がっていると思われるケースも多いため、計算や書き出しの間違いを減らすための工夫を身につけることも重要。

- 解ける問題でしっかり取れるよう、時間配分に気をつけよう!
- 割合と比など、対策の有無で差がつく単元を落とさない!
- 解法の暗記ではなく、定義・原理への正しい理解を身につけよう!
入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト

【国語】中学受験入試問題分析

国語の特徴
問われる読解力
問題文の長文化、話題や内容が捉えにくいテーマの出題、複数文章の出題など、読みこなすには一定の力が求められる。また、共同体家族やジェンダー、同調圧力や「特別」に対する苛立ちなど、現代社会に根差した内容に対する理解が求められる側面もある。
文種・テーマ・頻出作品と作家
物語文と説明的文章の使用割合が高い傾向は変わらず、新しい作品から古典的な作品まで、幅広く出題される傾向も変わっていない。
テーマはさまざまなジャンルからの出題が目立ち、最も多かったのは「友人(友情)」だった。
国語対策
語彙力の向上
単純暗記だけでなく、正しい用法や意味とつなげる工夫が大切。また、読解での読み取りや、自由記述にて自分自身の考えを表せるように、語彙量自体を増やしていくことも重要。
読解力の向上
授業の中で触れる文章題を通し、論理構成や要点、場面や人物の心情を客観的に整理し考える力を身につける。また、設問を通じて「何を求められているか」「何を探せばいいか」を正確に読み取り考える練習を行い、初見の文章やテーマに耐えうる読解力を鍛える。幅広い分野での読書や体験学習なども有効である。

- 文章題をたくさん解き、日頃から文字に慣れ親しもう!
- 設問の意図を客観的に考える癖をつけよう!
- 書かれている通りに考えるだけでなく、全体の意図を把握し自由に想像や推察ができるようになろう!
入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト
設問に対する手順を身に付ける訓練『授業の中での徹底した確認』

本文内容の記憶力を鍛える 『瞬間記憶テスト』

読解に必要な語彙力を鍛える 『ぼきゃぶらプリント』
【理科】中学受験入試問題分析

理科の特徴
出題分野
時事的なものとしては、地震や太陽フレアに関する問題や、日常生活とつながったもの(光熱費計算)などが散見された。
また、下記のような未知の事柄に関する出題が中堅校で増加し、結果として全体的に難度が上がった。
実験・観察
近年、多くの学校で出題が増えている。未知の事柄に対して与えられた条件や資料をもとに考察を行うタイプのものが多く、資料を正しく読み取る力、資料や知識を整理し予測を行う力などが求められている。
理科対策
知識と思考
思考力を問う問題が増加中だが、思考の基となるのは知識。そのため、意味や用法、仕組みなどを理解した上での知識を4分野まんべんなく整備することが先立って必要となる。
実験・観察
問題の文や資料を正しく理解することが重要。
文や資料は複雑であったり量が多かったりするため、問題集や入試問題の過去問などを解いた後に、自分が納得するまで読み込んだり整理したりすることを繰り返す習慣をつけておくことが効果的となる。

- 「覚えるだけ」では不十分。知識をもとに考えられるように「理解」しよう!
- 文章・資料の内容、設問の意図をその場で考えて対応できるように練習しよう!
- 知識と問題条件を整理して記述しよう!
入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト
実験して得た知識を定着させる『理科発見プリント』


授業中に覚えられるように徹底指導します『理科リピートトレーニング』


『臨海方式による授業』

【社会】中学受験入試問題の傾向

社会の特徴
求められる正確な知識
難問奇問はあまり見られず、大半は学習している基本事項からの出題。正誤を問う選択問題が多く、一行記述も含めて記述問題も約9割の学校で出題。正確に語彙を理解して読み取り、考え、表現する力が求められる。
出題傾向
時事問題は9割弱の学校で出題。時事問題を切り口に、関連分野に派生させる形式が一般的である。また、複数資料を読み解く問題や、科目横断的な内容も見られる。試験時間の割に問題数が多いため、手早く正確に読み取り、分析、考察、表現する力が必要である。
社会対策
正しい用語の理解と正確な知識の定着
反復練習を行い知識を定着させることが最重要で、用語の漢字の確認、選択問題は内容メモをつけて直しを行うなど、意味や用法、仕組みなどを理解したうえでの知識定着が望ましい。また、国内外のできごとに関心を持ち、時事的な基礎知識を養うことも大切である。
問題への対応力向上
問題文の長文化に耐え、迅速な資料読解ができるように、読解力を磨くことが最重要。同時に資料を手早く読み解き、分析していくために、地図や図表の確認、出来事の関連付けなどを行い、教科の枠を超えて横断的な知識にすること。

- 正しい用語の理解と正確な知識の定着!
- 資料読み取りの練習をしよう。背景や理由を要点に沿って、記述できるよう整理しよう!
- 勉強中だけでなく、日頃の生活からたくさん情報を得よう!
入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト
時事ニュースへの興味関心を育てます!『せいかつ知識テスト』

授業中に覚えられるように徹底指導します『社会リピートトレーニング』

