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教科別入試傾向と対策

2023年中学受験入試問題の傾向や特徴・対策を、算数・国語・理科・社会の教科別に分析しました。
また、臨海セミナー中学受験科で行っている、入試本番で得点するための対策の様子もご紹介いたします。

【算数】2023中学受験入試問題分析

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2023算数の特徴

出題分野

出題分野に大きな変化はなく、全体として昨年度と同様の傾向。

典型的な問題

例年通り出題は多いが、典型的な問題に表現や条件をアレンジした問題が増加、差になる出題となっている。

データの活用

全体としてそれほど多くはないが、難関校を中心に徐々に出題が増えてきている。

算数対策

単元の基礎固め

単元の基本について、原理を筋道立てて理解することが重要。
公式や解き方の丸暗記にならないように注意。

難しめの単元学習

場合の数や立体図形など、正答しづらい単元の学習を後回しにせず、取り組む機会、経験の量を増やす。

計算・書き出し

書き出す情報量や計算量が多いため正答率が下がっていると思われるケースが多いため、計算や書き出しの間違いを減らすための工夫を身につけることも重要。
  • 解ける問題でしっかり取れるよう、時間配分に気をつけよう!
  • 割合と比など、対策の有無で差がつく単元を落とさない!
  • 解法の暗記ではなく、定義・原理への正しい理解を身につけよう!

入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト

算数の得点を取るために!臨海セミナーの授業とテスト

【国語】2023中学受験入試問題分析

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2023国語の特徴

問われる読解力

小学生にとって読みにくい問題文が2022年度よりさらに増加。大問1題につき、文章2つという出題形式も定着してきている。
図表を用いる、複数の観点から物事を考えるなど、多角的に考える力がより求められるようになっている。

文種・テーマ・頻出作品と作家

昨年度からさらに随筆文の出題割合が増加。
出題テーマは年々「他者・大人」を扱うものが増える傾向にある。
新しい作品から古典的な作品まで、幅広く出題される傾向は変わらない。

国語対策

語彙力の向上

単純暗記だけでなく、正しい用法や意味とつなげる工夫が大切。
また、読解での読み取りや自分自身の考えや思いを表せるように、語彙量自体を増やしていくことも重要。

読解力の向上

授業の中で触れる文章題を通し、論理構成や要点、場面や人物の心情を客観的に整理し考える力を身につける。
また、設問を通じて「何を求められているか」「何を探せばいいか」を正確に読み取り考える練習を行い、初見の文章やテーマに耐えうる読解力を鍛える。
読書や体験学習なども有効。
  • 文章題をたくさん解き、日頃から文字に慣れ親しもう!
  • 設問の意図を客観的に考える癖をつけよう!
  • 書かれている通りに考えるだけでなく、全体の意図を把握し自由に想像・推察できるようになろう!

入試本番で得点するために!臨海セミナーの授業とテスト

設問に対する手順を身に付ける訓練 『授業の中での徹底した確認』

本文内容の記憶力を鍛える 『瞬間記憶テスト』

本文内容の記憶力を鍛える 『瞬間記憶テスト』

読解に必要な語彙力を鍛える 『ぼきゃぶらプリント』

読解に必要な語彙力を鍛える 『ぼきゃぶらプリント』

【理科】2023中学受験入試問題分析

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2023理科の特徴

出題分野

全体としては、例年通り4分野からまんべんなく出題。
出題内容としては、日常生活とつながったものやSDGsを意識したものが散見された。

実験・観察

近年、多くの学校で出題が増えている。
未知の事柄に対して与えられた条件や資料をもとに考察を行うタイプの問題が多く、資料を正しく読み取る力、資料や知識を整理し予測を行う力などが求められている。

理科対策

知識と思考

思考力を問う問題が増加中だが、思考の基となるのは知識
そのため、意味や用法、仕組みなどを理解した上で、知識を4分野まんべんなく整備することが先立って必要となる。

実験・観察

問題の文や資料を正しく理解することが重要。
文や資料は複雑であったり量が多かったりするため、問題集や入試問題の過去問などを解いた後に、自分が納得するまで読み込んだり整理したりすることを繰り返す習慣をつけておくことが効果的となる。
  • 「覚えるだけ」では不十分。知識をもとに考えられるように「理解」しよう!
  • 文章・資料の内容、設問の意図をその場で考えて対応できるように練習しよう!
  • 知識と問題条件を整理して記述しよう!

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【社会】2023年中学受験入試問題の傾向

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2023社会の特徴

求められる正確な知識

難問奇問はあまり見られず、大半は学習している基本事項からの出題。
正誤選択問題が多い他、一行記述を含む記述問題は約9割の学校で出題。
正確な語彙の理解に基づいて読み取り、考え、表現する力が求められる。

出題傾向

時事問題は8割強の学校で出題。時事問題を切り口に、関連分野に派生させる形式が一般的である。
また、様々な資料を読み取る形式が一般的だが、複数資料の読解問題の出題が増加傾向にある。
試験時間の割に問題数が多いため、手早く正確に読み取り、情報を処理する力が必要である。

社会対策

正しい用語の理解と正確な知識の定着

反復練習を行い知識を定着させることが最重要で、用語の漢字の確認、選択問題は一緒に内容メモをつけて直しを行うなど、工夫して学習を行いたい。
理科と同様に、意味や用法、仕組みなどを理解した上での知識定着が望ましい。

資料読み取り問題への対応

テキストや小学校の教科書にある資料や地図、図表の確認、出来事の関連付けなどを行い、知識を横断的に定着させること。
また、「自分の考えを他人にわかりやすく説明する」表現力、つまり国語的な能力も大切。
  • 正しい用語の理解と正確な知識の定着!
  • 資料読み取りの練習をしよう。背景や理由を要点に沿って、記述できるよう整理しよう!
  • 勉強中だけでなく、日頃の生活からたくさん情報を得よう!

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